BTL-S3 Yウイング・スターファイター(BTL-S3 Y-wing Starfighter)はYウイング・スターファイターの一種である。銀河内戦期に共和国再建のための同盟によって使用された。
特徴[]
Yウイング・スターファイターの一種、BTL-S3は2基のエンジンを持つ戦闘機で、外見は同シリーズのBTL-A4モデルとよく似ていた。しかしBTL-S3は単座式のBTL-A4と違って2人乗りで、パイロットと砲手の2名によって運用された。BTL-S3は機種に2門のレーザー砲を備え、コックピットの後ろに砲手が操作する旋回式の二連砲塔が配置されていた。[1]
またBTL-S3はアストロメク・ドロイド1体を収容するソケットがあり、偏向シールド発生装置や[3]、ハイパードライブを搭載していた。BTL-S3は速度が遅く、扱いにくい機体だったが、その頑丈さで知られていた。[1]
歴史[]
BTL-S3 Yウイング・スターファイター[2] は帝国時代に共和国再建のための同盟の戦闘機として使用された。0 ABY、ヤヴィンの戦いの直後、ルーク・スカイウォーカーはY 4という機名のBTL-S3に乗り込み、銀河帝国の通信記録の回収任務に出向いた。しかし彼は第3ウサイタ星系で帝国軍と遭遇し、レイザー級フリゲート<クルージズ・リヴェンジ>やTIEファイターとの戦いで機体に損傷を負った。その後ルークは修理のため惑星デヴァロンに戻り、この星にあるイーディット寺院を探索した。[3]
34 ABY、冷戦の時代、レジスタンスはBTL-3を少なくとも1機、偵察任務用に使っていた。当時この機体はレジスタンスで唯一の2人乗りスターファイターだったが、スパレックスの任務で破壊されてしまった。[1]
制作の舞台裏[]
BTL-S3 Yウイングの初出は、1978年に発売されたレジェンズの小説『侵略の惑星』(アラン・ディーン・フォスター著)である。正史では2015年発売のジェイソン・フライによるジュニアノベル『ジェダイの剣術を磨け! ルーク・スカイウォーカーの冒険』が初登場作品となる。BTL-S3という機種名はコミック『スター・ウォーズ:ポー・ダメロン レジェンド・ロスト』で初めて言及された。
登場作品[]
- ジェダイの剣術を磨け! ルーク・スカイウォーカーの冒険 (初登場)
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン レジェンド・ロスト