- 「バトル・ドロイドか」
「侵略部隊です」 - ―クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービ[出典]
C-9979着陸船(C-9979 landing craft)、通称トレード・フェデレーション着陸船(Trade Federation landing ship)は、ハオア・チョール・エンジニアリング社が製造したトレード・フェデレーションの重輸送スターシップである。クローン戦争では独立星系連合のドロイド軍で使用された。
特徴
ハオア・チョール・エンジニアリング社製C-9979着陸船は上下から見ると巨大なH型のシルエットをした重装甲の輸送船である。長い翼と特徴的な荷役タラップが印象的で、ドッキングと収容を容易にするために翼の部分を取り外すことが可能だった。飛行時はテンソル(張力強化)・フィールド発生装置によって翼と機体全体の一体化が図られ、巨大リパルサーリフト装置によって自重による機体のたわみを防いでいた。C-9979着陸船は兵員輸送車28機、大型兵員輸送車11機、装甲型強襲用戦車114機を積み込むことができた。運用には88体のドロイドが必要とされた。[1] また、この着陸船は回転砲台4門と翼端レーザー砲2門で武装していた。[2]
歴史
トレード・フェデレーションはヤヴィンの戦いの32年前に発生したナブーの侵略でC-9979着陸船を使用した。着陸船から展開されたバトル・ドロイドはナブーの首都シードやグンガンの水中都市オータ・グンガを制圧した。また、ジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは侵略部隊のC-9979に忍び込んでナブーの地上に降りた。[6] C-9979はクローン戦争で独立星系連合によって使用された。
登場作品
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- Star Wars バトルフロント II
クローン・ウォーズ – 内なる敵
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
クローン・ウォーズ – 補給線をつなげ
クローン・ウォーズ – 待ち伏せ
クローン・ウォーズ – ルーキーたち
クローン・ウォーズ – 平和の守護者
クローン・ウォーズ – ライロスの嵐
クローン・ウォーズ – ライロスの解放 (残骸のみ)
クローン・ウォーズ – 囚われたジェダイ
クローン・ウォーズ – 逃亡者 (残骸のみ)
クローン・ウォーズ – 誇り高き兵士たち (回想シーン)
クローン・ウォーズ – 囚われのパダワン パート1
クローン・ウォーズ – 海洋惑星の激戦
クローン・ウォーズ – 危険な影武者
クローン・ウォーズ – 消えた植民者
クローン・ウォーズ – 友情の真価
クローン・ウォーズ – 魔女狩り
クローン・ウォーズ – 求められる絆
クローン・ウォーズ – はずれた思惑
クローン・ウォーズ – 不良分隊 (回想シーン)
- スター・ウォーズ:ダース・モール ダソミアの後継者
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
参考資料
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 (表記はC-9979ランディング・クラフト)
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
Trade Federation landing ship - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
Trade Federation Landing Ship - 公式データバンク
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4
Trade Federation landing ship - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 スター・ウォーズ ビークルのすべて
- ↑ 4.0 4.1 4.2
Trade Federation Landing Ship - 公式データバンク
- ↑ 『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』では1114機とされているが、旧来の設定(レジェンズの設定資料集週刊スター・ウォーズ ファクトファイル等)から判断して、これは114機の間違いである。
- ↑ 6.0 6.1 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ↑ 7.0 7.1 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
他言語版