- 「待て! 役立たずのドラム缶!」
- ―エズラ・ブリッジャー[出典]
C1-10Pはチョッパー(Chopper)やチョップ(Chop)というニックネームで知られた男性プログラムのC1シリーズ・アストロメク・ドロイド。銀河共和国やスペクターズ反乱分子、反乱同盟、新共和国といったさまざまな勢力に仕えた。クローン戦争中、搭乗していたBTL-B Yウイングがライロスの戦いで撃墜された際、チョッパーはトワイレックの少女ヘラ・シンドゥーラと出会った。それ以来、チョッパーは長年にわたってヘラと行動を共にし、やがてヘラが銀河帝国と戦う反乱者となった後も、VCX-100軽貨物船<ゴースト>のクルーとして彼女を支えた。銀河内戦へ続く時代、ヘラとチョッパーはジェダイの生存者ケイナン・ジャラスやラサットのガラゼブ・オレリオス、マンダロリアンのサビーヌ・レン、そしてケイナンの弟子となった少年エズラ・ブリッジャーたちとともに、惑星ロザルを中心に反乱運動を展開した。
主に予備の部品から作られていたチョッパーは、塗装も剥げ落ちて回路も乱れがちだったが、<ゴースト>の主任整備士としてチームに貢献し、時には砲手として戦いに参加することもあった。自分勝手でエキセントリックな性格の持ち主だったチョッパーは、しばしばゼブやエズラとトラブルを起こした。またチョッパーはたびたび塗装を変えて帝国のドロイドに扮し、潜入任務を行った。ケイナンがウィルハフ・ターキン総督の捕虜となった際には、帝国軍軽クルーザーに侵入してケイナンの居場所を突き止めた。ムスタファーにおける戦闘の後、チョッパーたちはフェニックス戦隊と合流し、より大規模な任務に従事するようになった。3 BBY、チョッパーは帝国のRA-7プロトコル・ドロイドAP-5と親しくなり、彼を制御ボルトから解放した。フェニックス戦隊はこの2体のドロイドのおかげで帝国の待ち伏せをかわして惑星アトロンへ避難することに成功し、新拠点にはチョッパー基地という名前がつけられた。
2 BBY、チョッパーは反乱同盟の誕生に立ち会い、拡大する銀河内戦においてもヘラのもとに留まった。キラン71における任務では、帝国のコントローラーLT-319によるハッキングを受け、あやうく秘密基地の座標を漏らしかけたが、ヘラの機転で事なきを得た。またチョッパーはエズラによるモール捜索に同行してタトゥイーンへ旅し、マンダロアの内戦ではサビーヌが属すレン氏族に加勢したほか、ソウ・ゲレラ率いるパルチザンとの共同任務にも参加した。1 BBY、チョッパーたちスペクターズはロザルに帰還してスローン大提督率いる帝国軍との決戦に臨んだ。反乱者たちはこの戦いでケイナンを失い、エズラはスローンとともに行方不明になってしまったが、ロザルを帝国から解放することに成功した。チョッパーはその後も反乱軍のために戦い、やがてその後継組織である新共和国のメンバーとなった。
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ 反乱者たち - ディズニーXD
- スター・ウォーズ 反乱者たち キャラクター - テレビ東京・あにてれ
- スター・ウォーズ 反乱者たち:ビジュアル・ガイド
- スター・ウォーズ 反乱者たち:ヘッド・トゥ・ヘッド
- サビーヌ マイ・レベル・スケッチブック
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- Chopper (C1-10P) - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 賞金目当て
- ↑ アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- ↑ スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ 4.0 4.1 スター・ウォーズ 反乱者たち:ビジュアル・ガイド
- ↑ 5.0 5.1 スター・ウォーズ 反乱者たち:ヘッド・トゥ・ヘッド
- ↑ BB-8とアストロメク・ドロイド – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- ↑ 7.0 7.1 反乱者たち – 気まぐれドロイド
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 反乱者たち – ドロイドと友情
- ↑ 9.0 9.1 きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- ↑ 反乱者たち – ヘラの英雄
- ↑ ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー