帝国時代初頭、クローン・マーシャル・コマンダーCC-2224“コーディ”率いる帝国軍の分隊が分離主義勢力残党に拘束されているグロットン総督を救出するため惑星デシックスへ派遣された。
概要[]
- 「情報は少ないが、ここで伝えておく。分離主義の反乱分子がバトル・ドロイド大隊を操り、街を占拠してグロットン総督を人質にとっている」
- ―隊員たちに対し、CC-2224[出典]
この帝国軍分隊は複数名のクローン・ストームトルーパーによって構成され、クローン・マーシャル・コマンダーCC-2224“コーディ”が隊長を務めた。クローン・トルーパー・“ノヴァ”や“ワイリー”といった隊員に加え、しばらくぶりに任務に復帰するクローン・コマンドーCT-9904“クロスヘアー”もコーディの指名で分隊に参加した。分隊のトルーパーは標準的なフェーズIIクローン・トルーパー・アーマーを装備し、DC-15Aブラスター・カービンやBT- X-42重火炎放射器で武装した。クロスヘアーは固有の装備であるコマンドー用アーマーと773ファイアパンチャー・ライフルを使用した。この分隊はデシックスに派遣された際にクローン・トルーパー・パイロットが操縦するニュー級攻撃輸送シャトルに乗り込んだ。[1]
歴史[]
- 「俺が率いる分隊は?」
「コマンダーへの復帰はまだ早い。詳細は新たなコマンダーから説明を受けてくれ」 - ―CT-9904とエドモン・ランパート中将[出典]
19 BBYに[2] クローン戦争が終結した後、分離主義勢力の惑星であるデシックスが新政府銀河帝国からの独立を主張し、帝国から送り込まれてきたグロットン総督を人質に取った。帝国のエドモン・ランパート中将はコマンダー・コーディの分隊にグロットン総督の救出任務を命じ、カミーノ陥落以来の任務復帰となる遺伝子欠陥クローンのクロスヘアーも分隊に参加することになった。彼らは外交使節団を装ってデシックスへ派遣されたが、現地に到着したらどんな手を使ってでも街を制圧し、グロットンを解放するよう命じられていた。しかしデシックスの分離主義勢力残党を率いるトーニ・エイムズ総督は帝国の計画を見抜いていた。コーディの分隊が乗るインペリアル・シャトル995は大気圏突入後にドロイド軍のミサイルで撃墜された。[1]
分隊のシャトルはデシックス・シティ付近の農耕地帯セクター5に墜落し、半数のクローン・トルーパーが命を落とした。しかしコーディとクロスヘアーを含む数名の兵士は落下を生き延び、生存者の確認にやってきたB1バトル・ドロイドを返り討ちにした。彼らはクロスヘアーの狙撃に助けられながら都市の入り口を守る装甲型強襲用戦車を撃破し、街に突入して二手に分かれた。コーディは第2隊に別行動を命じ、自身はクロスヘアー、ノヴァ、ワイラーらととともに敵のTシリーズ・タクティカル・ドロイドの指揮所である鐘塔を目指した。途中、ワイラーはドロイデカに、ノヴァはBXシリーズ・ドロイド・コマンドーによって殺されたが、コーディとクロスヘアーは鐘塔にたどり着き、タクティカル・ドロイドを破壊した。コーディはエイムズを説得してグロットンを解放させたが、グロットンはエイムズの処刑を命じ、クロスヘアーがこれに従った。その後、デシックスは帝国の監督下に入り、部隊の生存者はシャトルに乗り込んだ。[1]