CT-00-2010、通称ドロイドベイト(Droidbait)は銀河共和国のグランド・アーミーに仕えたクローン・トルーパー。クローン候補生として惑星カミーノで戦闘教練を受けていた頃、ドロイドベイトが所属するドミノ分隊は落ちこぼれの集まりと揶揄されていた。訓練中、彼は真っ先にドロイドに撃たれることが多く、仲間たちから“ドロイドの餌”を意味するあだ名を頂戴した。分隊の仲間と協力して訓練施設を卒業した後、彼は辺境のリシ・ムーンにある前哨基地に配属された。ドロイドベイトはグリーヴァス将軍のコマンドー・ドロイド部隊が基地を襲撃した時に命を落とした。
経歴[]
カミーノ[]
- 「俺が囮になる。みんなで潰せ!」
- ―ドロイドベイト[出典]
CT-00-2010、通称ドロイドベイトは賞金稼ぎジャンゴ・フェットのクローンとして惑星カミーノで生み出された。クローン候補生時代、ドロイドベイトはドミノ分隊に配属され、CT-782、CT-1409、CT-4040、CT-5555らと一緒にティポカ・シティ軍事複合施設でシミュレーション戦闘に参加した。ドミノ分隊はチーム仲が悪く、クローンの訓練を監督するブリック教官やジェダイ・マスター・シャアク・ティは彼らを落ちこぼれとみなしていた。しかしアルコーナのエル=レス教官だけは5人の才能を評価しており、彼らが最終テストに落ちた後も、最後のチャンスとして追試を受けさせるよう取り計らった。分隊メンバーはそれぞれの欠点を反省して追試に臨み、ドロイドベイトは敵の注意を引き付ける餌の役目を引き受けることで合格に貢献した。
リシ・ムーン[]
- 「お前たち2人、様子を見てこい」
- ―オナイナー[出典]
候補生を卒業した後、ドミノ分隊のメンバーはリシ・ムーンにある銀河共和国の前哨基地に配属された。この基地は辺境領域に属したが、独立星系連合のカミーノ侵攻を警戒する重要拠点だった。クローン・サージェント・オナイナーの指揮のもと、ドロイドベイトと新入りトルーパーたちは近隣星系の動きを監視した。彼らは知らなかったが、このとき連合軍のグリーヴァス将軍はカミーノ攻撃作戦を計画していた。
前哨基地のクローン兵を沈黙させるため、グリーヴァスは複数のBXシリーズ・ドロイド・コマンドーをリシ・ステーションに潜入させた。オナイナーは基地の外に配置されていたCT-327と連絡が取れなくなったことを不審に思い、ドロイドベイトとナブにCT-327の捜索を命じた。しかし、基地の入口のブラスト・ドアが開いた瞬間、待ち受けていたドロイド・コマンドーが姿を現し、ドロイドベイトとナブを殺害した。その後、分離主義勢力は一時的に基地を制圧したが、クローン・コマンダー・コーディやクローン・キャプテン・レックス、ドミノ分隊の元メンバーたちが奪回に成功した。