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類似した名称の記事は327を参照

「なんだあれは―」
―CT-327の最期の言葉[出典]

CT-327クローン戦争中に共和国グランド・アーミー甲板士官を務めたクローン・トルーパーである。戦争序盤の22 BBY、彼はアウター・リムにおける分離主義勢力宇宙艦隊の動きを監視するために設けられた前哨基地、リシ・ステーションに配属された。他のクローン兵士が基地の中で作業を行う間、CT-327は基地の外で見張りを任された。ある日のパトロール任務中、CT-327はリシ・ムーンへの隕石落下を観測した。彼は隕石の中にドロック級ボーディング・シップが紛れ込んでいることに気づいたが、次の瞬間BXシリーズ・ドロイド・コマンドーに襲われ、殺害された。

経歴[]

「CT-327、異常は? 甲板士官! 応答せよ」
―オナイナー[出典]

CT-327は賞金稼ぎジャンゴ・フェット遺伝子から製造されたクローンの1体であり、惑星カミーノで生み出された。彼は銀河共和国に忠実なグランド・アーミークローン・トルーパーとして訓練を受け[1]、戦争序盤の22 BBY[2] 惑星リシにある銀河共和国前哨基地リシ・ステーションへ配属された。この基地はカミーノに近い[3] アブリオン宙域内に位置しており[4]独立星系連合によるカミーノ侵攻を警戒する重要拠点だった。クローン・サージェントオナイナーと彼の部下たちがステーション内で監視作業を行う間、CT-327は離着陸用デッキで甲板士官を務めた。[3]

CT-327 electrocuted

コマンドー・ドロイドの攻撃に倒れるCT-327

ある日のパトロール中、CT-327はヘルメットに取り付けられたエレクトロバイノキュラー・バイザーで隕石を観測した。CT-327は隕石に紛れてドロック級ボーディング・シップが落下したことに気づいたが、次の瞬間分離主義勢力ドロイド軍BXシリーズ・ドロイド・コマンドーが彼を取り囲み、電気ショックでに至らしめた。ステーションの内部ではオナイナー軍曹がCT-327からの応答が途絶えたことに不信感を抱き[3]ナブドロイドベイト[5] を様子見に派遣した。コマンドー・ドロイドは2人のクローンがブラスト・ドアを開いた瞬間にステーション内部へ攻め込み、オナイナーを射殺してあっという間に基地を制圧する。しかしたまたま基地の視察に訪れたクローン・コマンダーCC-2224(コーディ)とキャプテンCT-7567(レックス)が生存者のクローンと力を合わせて基地を奪回し、カミーノの危機を救った。[3]

人物[]

「甲板士官より定時連絡。こちらは異常なし」
―CT-327[出典]

CT-327の身長は他のクローン・トルーパーと同じく1.83メートルだった。[1] 彼は白いフェーズIクローン・トルーパー・アーマーを装着し、ヘルメットに赤いバイノキュラー・バイザーを取り付けていた。リシ・ムーンに配属されていた時、CT-327は基地内のクローン・トルーパーに外の状況を定時連絡し、何の異常もないと報告した。リシ・ムーンに隕石群が落ちた時、CT-327は持ち場を離れて隕石を観測した。彼は敵のボーディング・シップに気づいたが、基地に報告する前にコマンドー・ドロイドに殺されてしまった。[3]

制作の舞台裏[]

CT-327は2008年10月24日に放送されたTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン1第5話『ルーキーたち』に登場するキャラクターである。他のクローンと同じく声優はディー・ブラッドリー・ベイカー。このトルーパーの識別番号にも使われている327は、多数のジョージ・ルーカス作品に登場する数字として知られる。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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