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この記事のタイトルはニックネームやコールサイン、別名、偽名です。

公式設定で正式名称が明らかになっていない事柄を扱っています。

「連中がやって来る。誰も逃げられない」
―CX-1[出典]

CX-1、あるいはスナイパー・クローンX(Sniper CloneX)は帝国時代初頭に活動したクローンXトルーパーのひとり。18 BBY頃、CX-1は分離主義者アヴィ・シン元老院議員の暗殺と、クローンの少女オメガの捕獲任務を与えられた。CX-1は衛星パントラの町に侵入し、ライヨ・チューチー議員と秘密会談を行っていたシンの命を狙ったが、キャプテンレックス率いるクローン反乱グループによって阻止された。CX-1は生け捕りにされ、テスボマー・オーダー修道院へ運ばれた。しかし帝国はCX-1の口から秘密が漏れるのを防ぐため、新たな暗殺者CX-2を送り込んでCX-1を抹殺した。

経歴[]

「捕らえた。いつも出くわす、我々の影のひとりだ」
ハウザー[出典]

もともとクローン・トルーパーだったCX-1は、ドクターロイス・ヘムロックによる極秘潜入プログラムに参加して訓練を積み[2]クローンXトルーパー(CXトルーパー)と呼ばれる[3] 特殊工作員となった。帝国時代初頭、CX-1は分離主義者アヴィ・シン元老院議員暗殺と、クローンの少女オメガの捕獲任務を与えられた。18 BBY頃、アヴィ・シンは帝国元老院ライヨ・チューチー議員と衛星パントラ秘密会談を行った。CX-1はシンを殺すためパントラの町に潜入したが、両議員はクローン・キャプテンレックス率いるクローン反乱グループによって護衛されていた。CX-1は南メンテナンス・タワーから敵が配置されている場所を確認した後、地下通路を使い、会談の場である喫茶店へ潜り込んだ。[2]

CX-1は店内で見張りをしていたグリアーを殺し、チューチーと会話しているシンの命を狙った。しかし反乱者クローンたちはグリアーからの連絡が途絶えたことに気づくと、すぐに両議員の警備を固めた。スナイパー・ライフルでの狙撃が不可能になったため、CX-1は議員たちがいる部屋にサーマル・デトネーターを投げ込んで逃げ出した。レックスはデトネーターを投げ返して議員たちを救い、ネメックとともに暗殺者のあとを追った。地下通路にて、CX-1は磁気式サーマル・デトネーターを壁に取り付けてレックスたちの追跡を阻止した。まもなく彼はBARCスピーダーが駐機してある南メンテナンス・タワーにたどり着いたが、レックスから連絡を受けたハウザースピーダー・バイクに乗って姿を現し、数発のスタン・ビームを浴びせて工作員を気絶させた。その後、レックスのグループはCX-1をロー級輸送シャトルに乗せて惑星テスへ運んだ。[2]

以前にもCXトルーパーと遭遇したことがあったレックスのグループは、CX-1が気絶しているあいだに、彼のの中に仕込まれている自殺用装置エレクトロ・カプセルを除去した。CX-1は反乱グループの拠点であるボマー・オーダー修道院の一室に監禁され、レックスから尋問を受けたが、一言も口を聞かなかった。しかし反乱グループはCX-1から回収したデータ・パックを解読し、彼の標的がアヴィ・シンとオメガであることを突き止めた。その後、レックスたちがバッド・バッチのメンバーを部屋に連れてきた際、CX-1は初めて口を開き、自分に聞きたいことがあるならクロスヘアーに聞いたほうがいいと語り、反乱者クローンたちの間の不和を煽った。またCX-1は、帝国が彼らを一人残らず追い詰めるだろうと語った。その直後、CX-1は修道院に潜入していたCX-2によって狙撃され、命を落とした。帝国は敵の手に落ちたCX-1の口を封じるため、すでに新たなCXトルーパーを起動していたのである。[2]

人物[]

「お前たちは情報が欲しいんだろ? そいつに聞けばいいじゃないか」
―クロスヘアーのことを指し、CX-1[出典]

CX-1[4]、別名スナイパー・クローンX[5]人間男性賞金稼ぎジャンゴ・フェット遺伝子をもとに生み出されたクローンのひとりであり、身長1.83メートルで、褐の肌に黒い、茶色のという特徴はオリジナルと共通していた。[1] CX-1は帝国の極秘師団の一員として特殊な調整を耐え抜いており、帝国に対して強い忠誠心を抱いていた。また彼の識別番号は抹消されており、アイデンティティを示すものをなにひとつ身に着けていなかった。CX-1はレックスに尋問されても何も答えなかったが、クロスヘアーが現れた際には、まるでクロスヘアーが帝国の機密情報を知りながら黙っているかのように仄めかし、反乱者クローンたちのあいだの緊張感を煽った。[2]

装備[]

「エレクトロ・カプセルは、お前の言った通り歯の中に仕込まれていた」
―CX-1のエレクトロ・カプセルを摘出した後、ハウザー[出典]

CX-1は他のCXトルーパーと同様に黒い特殊なアーマーに身を包み、レンジファインダー付きのヘルメットと、バックパックを身に着けた。彼は暗殺任務でスナイパー・ライフルやサーマル・デトネーター、磁気式サーマル・デトネーターといった武器を使用し、標的を確認するためのデータ・パックを携帯した。彼の歯の中には、敵に捕まった際に自決するためのエレクトロ・カプセルが仕込まれていた。また体内にも、スキャナーでは検出できない特殊な追跡装置が仕込まれており、CX-2はこの装置を頼りにCX-1を見つけ出した。[2]

制作の舞台裏[]

CX-1は2024年3月13日に動画配信サービス Disney+ で公開された『スター・ウォーズ:バッド・バッチシーズン3第6話『侵入』で初登場を果たした。声優はディー・ブラッドリー・ベイカー[2] このキャラクターの存在や“CX-1”という呼び名は、2024年1月23日に公開された『バッド・バッチ』シーズン3のオフィシャル・トレーラーで明らかになった。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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