- 「こんにちは! わたしはCZ-D2-9000――」
- ―CZシリーズ・ドロイドのCZ-D2-9000[出典]
CZシリーズ秘書/ビジネス・コミュニケーション・ドロイド(CZ-series secretary/business communications droid)、通称CZシリーズ・ドロイド[1]、またの名をCZプロトコル・ドロイド(CZ protocol droid)[5]、CZコム・ドロイド(CZ comm droid)[6]、CZユニット(CZ unit)[2] はサーヴ=オー=ドロイド社が製造した秘書ドロイドの機種である。本シリーズはサーヴ=オー=ドロイド社の代表作であり、プロトコル・ドロイドの前身ともいえる存在だった。耐久性と信頼性に優れたこのドロイドは、深刻なダメージにも耐えられる保護プレートを備え、製造元が廃業した後も長きにわたって銀河系社会で使用されていた。
ハットの犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレは、砂漠の惑星タトゥイーンでCZ-3およびCZ-4という2体のCZユニットを所有していた。またCZ-3と双子のユニットであるCZ-1は、タトゥイーンに流れ着いた後ジャワの所有物となり、サンドクローラーの中でジャンク品の中に埋もれていた。また製造から300標準年以上経つCZ-1G5は、惑星ジャクーのニーマ・アウトポストで、ズヴィオ巡査率いる自警団のために働いていた。
特徴[]
ボディ[]
CZ-1
サーヴ=オー=ドロイド社によって製造されたCZシリーズ秘書/ビジネス・コミュニケーション・ドロイドは、主にビジネス幹部の個人秘書として、さまざまな企業のあらゆるレベルで職務を果たせるよう設計された2足歩行のヒューマノイド型[1] 秘書ドロイドである。[2] 旧式の分厚い保護プレートを備え、特に胴体と手足は深刻なダメージにも耐えることができ、膝関節も高耐久性の部品が使われていた。腕関節部のサーボモーターなどの部品はこうしたプレートの下に隠れていたが、腰回りのパワーバス・ケーブルは露出していた。また膝の側部にはインターモーター駆動用連結器と呼ばれる部品が付属していた。[1]
CZシリーズ秘書ドロイドの胸部および背面の装飾的な外装プレートは、胸の中にある内部メモリー・バンクを保護する役割を果たしていた。このシリーズは膨大なデータ記憶容量と、安全なファイアウォールを備えていたため、機密レベルの高い情報を扱う仕事に長けていた。またCZユニットはビジネスに関連した法規制や税制、輸出入に関する規則、その他の企業経営に欠かせないデータを膨大なライブラリに蓄えていた。こうした情報は定期的にダウンロードされ、最新の内容に更新されていた。[1]
頭部[]
CZユニットの頭部の右側には、コムリンク信号の増幅装置が内蔵され、頭部のアンテナにリンクすることで驚異的な範囲の通信能力を可能にしていた。またブロードバンド・アンテナおよびレシーバーが後頭部の中央に配置されていた。このドロイドは強力なコミュニケーション・パッケージを備えており、ほぼすべての惑星において、地表から軌道上までの通信レンジに対応することができた。また秘書ドロイドとして設計されていたため語学力にも優れており、銀河系の一般的な言語に通じている他、新しい言語を習得する能力もあった。[1]
頭部の左側には暗号アルゴリズム・コンピューターが内蔵され、突き出た“アゴ”の部分には、声を出して他者と会話するためのステレオ・ボキャブレーターが搭載されていた。またボキャブレーターの近くに内蔵されたコムリンクと発声装置は基本モデルの性能を凌駕しており、誰かが聞き耳を立てていたとしても、周波数を次々と変えて頭頂を阻止し、通信内容の安全を保つことができた。2つのフォトレセプターは、CZユニットの頭部に詰め込まれたテクノロジーの中でも技術的に際立ったものだった。[1] 一部のCZユニットは、持ち主のスタッチャティ種族の目に似せるため標準モデルから改造されていた。[7] この“寄り目”な見た目を気に入り、同シリーズを愛用するユーザーもいた。[1]
歴史[]
モス・アイズリーを歩くCZ-3
CZシリーズはサーヴ=オー・ドロイド社によって製造され、同社の代表作となった。またこの秘書ドロイドはプロトコル・ドロイドの前身ともいうべき存在だった。発売時のもっとも重要な機能はファイアウォールであり、当時の全ドロイドの中で1番安全性が高い製品だった。銀河系社会における主な役割は経営幹部の個人秘書であり、スケジュールの調整や、口述による連絡事項の記録及び伝達、あらゆる部署との連絡といった職務をこなした。やがてサーヴ=オー=ドロイド社はサイボット・ギャラクティカ社やインダストリアル・オートマトン社とった企業の台頭の陰で没落し、廃業に至ったが、それから長い年月が過ぎた後もCZシリーズという傑作は消え去らず、頑丈な造りのおかげで現役で活躍し続けた。[1]
CZシリーズは、本来の設計からは全く想像できないような場所でしばしば使用された。惑星タトゥイーンの犯罪王であるジャバ・デシリジク・ティウレは、CZ-3とCZ-4という2体のCZユニットを配下に置いていた。[1] CZ-3はCZ-1と双子のユニットであり、かつてはともにスタッチャティ種族の主人に仕えていた。タトゥイーンに不時着した後、CZ-3と離れ離れになってしまったCZ-1は、最終的に[7] ネビット族長が率いる[8] ジャワ部族の所有物となり、サンドクローラーのジャンク品に加えられた。[7] またエンドアの戦いが終結した後の4 ABY[9]、ネビットの部族のものとは別のジャワのサンドクローラーで、CZユニットの頭部が配置されていた。コブ・ヴァンスはジャワにシリカックス・クリスタルを物々交換する際、CZドロイドの頭部を提示されたが断った。[10]
9 ABY頃、惑星プラジール15にあるドーム都市ではCZシリーズ・ドロイドをはじめとする多種多様なドロイドが使用されていた。マンダロリアンのディン・ジャリンとボ=カターン・クライズがドロイドの酒場ザ・レジスターを訪れた時、1体のCZドロイドが他の2体のドロイドと一緒に、チューブ付きのボトルから潤滑剤のネペンセを補給していた。[11] 同時期、小惑星ボーゴ・プライムの中にある海賊のドロイド修理場では、1体のCZユニットが機能停止した状態で放置されていた。逃亡者ジョッド・ナ・ナウッドはドロイドSM-33を回収するため修理場に忍び込んだ際、33がどういう外見なのか知らなかったため、その場にいたCZドロイドを起動した。しかしドロイドは自己紹介で「CZ-D2-9000」と名前を読む途中でスイッチを切られてしまった。[12]
“深み”と呼ばれる未知領域の惑星では、クルレエキ卿ら貴族によって、CZシリーズ・ユニットを含む大量のドロイドが鉱山施設の奴隷労働者として酷使されていた。ある時、CZユニットの1体は過酷な労働現場で手のパーツが壊れて働けなくなり、破壊されてしまった。その直後、友人のアストロメク・ドロイドR2-D2を救出しにやってきたジェダイのルーク・スカイウォーカーが現れ、他の奴隷ドロイドにも自由のための戦いを呼び掛けた。スカイウォーカーが執行ドロイドのゼータと戦った際、別のCZユニットがその場に居合わせた。[13]
CZユニットのCZ-1G5は、新共和国時代に惑星ジャクーのニーマ・アウトポストで、ズヴィオ巡査率いるニーマ・アウトポスト自警団のために働いていた。当時、CZ-1G5は製造から300年以上は経過していると考えられていた。ある時、この秘書ドロイドは銀行家のリカード・ロヴァスによって強盗の濡れ衣を着せられたが、ズヴィオのおかげで疑いが晴れた。[2]
登場作品[]
|
非正史作品[]
ビジョンズ – The Duel: Payback
参考資料[]
- スター・ウォーズ コスチューム大全 エピソード4・5・6
スター・ウォーズ ヘルメット・コレクション 3
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第9号 (ドロイド仕様書:CZシリーズ 秘書/ビジネス・コミュニケーション・ドロイド)- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
スター・ウォーズ ヘルメット・コレクション 80- スター・ウォーズ:ドロイドグラフィー
スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (R5-B0019) (ビジュアルのみ)
スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (Color-changeing droids)
Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
R2-D2 – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア (ビジュアルのみ)- スター・ウォーズ・エンサイクロペディア:スター・ウォーズ銀河総合ガイド (ビジュアルのみ)
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第9号 (ドロイド仕様書:CZシリーズ 秘書/ビジネス・コミュニケーション・ドロイド)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 ジャクーの昼下がり—はるかかなたの銀河より:エイリアン
- ↑ スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
- ↑
スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (Color-changeing droids)
- ↑
Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
- ↑ 7.0 7.1 7.2 スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- ↑
スター・ウォーズ フォース コレクション (カード: Nebit (★★★))
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑
マンダロリアン – チャプター9:保安官
- ↑
マンダロリアン – チャプター22:傭兵
- ↑
スケルトン・クルー – 航行に問題のあるとても面白い星
- ↑ わたしはドロイド—The Legends of Luke Skywalker: The Manga