D-11ウォーター・スピーダー(D-11 water speeder)、別名ナブー・ウォーター・スピーダー(Naboo water speeder)はシード宮殿宇宙船工学部隊が製造したラグジュアリーな仕様の遊覧用ウォーター・スピーダーである。全長は7メートルでスピードは時速120km。このウォーター・クラフトは先がとがった尾部や黄色と灰色の塗装など、両機種ともまったく異なった環境用に設計されているにもかかわらず、同じくシード宮殿宇宙船工学部隊が製造したN-1スターファイターと多くの共通点があった。D-11の客席は4つで、背中が向き合うように2席ずつ並んでいた。またD-11は後部にリパルサー・ジェネレーターを搭載しているほか、前方の両端に騒音を極力抑えるよう設計されたメイン駆動タービンが取り付けられていた。[1]
穏やかで安らぎに満ちた美しい景観で銀河に知られる惑星ナブーの湖は、この惑星で最も有名な観光地であった。休暇中の現地の人々はD-11ウォーター・スピーダーを湖の水面に浮かべて、隠れた入り江や荘厳な滝を探検したが、この機体はもっぱらナブーの女王と王室が使う特注ビーグルであった。王室のD-11は、シードの崖の基部内に建設されたロイヤル・ボートハウスの一部でチャージと整備にあてられた。長年の間に多くの王や女王によって使われてきたこの古い建物ではDUMシリーズ・ピット・ドロイドがD-11の整備を担当していたが、パドメ・アミダラがそれまでの女王たちとは違ってあまり贅沢を好む性格ではなかったため[1]、32 BBYから28 BBYまで[2] D-11が使われる機会は滅多になかった。[1]
制作の舞台裏[]
もともとD-11ウォーター・スピーダーはディズニー・パークで2011年5月20日に開園したアトラクション『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』に登場する乗り物である。その姿を目にすることができるのは後半パートのナブー・ルートが選択された場合で、終盤に激しい冒険を潜り抜けたスタースピーダー1000がロイヤル・ボートハウスに突っ込んで、このスピーダーに激突する(ぶつかるだけか、D-11の尾部がスタースピーダー1000の窓を突き破るかの二択)。そして整備士のピット・ドロイドがパイロットのC-3POと乗客たちに対し怒りを露にし、アトラクションは幕を閉じる。[3]
開園当時はこの乗り物の正式名称は一切不明であったが[3]、2018年4月3日(翻訳版は2019年2月5日)に発売された、『スター・ウォーズ』の作品に登場する乗り物にまつわる正史の設定資料集『スター・ウォーズ ビークルのすべて』で初めて名称と詳しい詳細が明かされた。本書のD-11の頁には『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』の一部場面の写真も掲載されている(ただし『スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』自体はレジェンズのアトラクションである)。[1]
登場作品[]
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー (初登場) (非正史扱い)