D-93インシネレーター火炎放射器(D-93 Incinerator flamethrower)はファースト・オーダーのフレイムトルーパーが装備した標準仕様の火炎放射器。フレイムトルーパーは3つのタンクがひとつになったバックパックを背負い、D-93wフレイム・プロジェクター・ガンから炎を発射した。
特徴[]
D-93インシネレーター火炎放射器はファースト・オーダーのフレイムトルーパーが装備した標準仕様の火炎放射キットである。あらゆる戦場を炎の海に変え、塹壕から敵をあぶり出す際に真価を発揮した。火炎放射キットは3本のタンクから成るバックパックと、ダブル・バレルのD-93wフレイム・プロジェクター・ガンから成り、この2つはダブル・チェンバー式の強化ホースで繋がっていた。2本のタンクには極めて揮発性が高いコンフラグリン14という燃料ジェルが満載され、中央に加圧推進ガス・タンクが配置されていた。また、バックパックの上部には推進ガスの圧力表示装置が取り付けられていた。タンクから供給されるガスとジェルはプロジェクター・ガンの先端部分で混合・点火・発射され、風向きで左右されるが、最大射程は75メートルにも及んだ。
歴史[]
銀河系の歴史上、火炎放射器は数千年にわたって歩兵部隊の中核的存在として活躍し、マンダロリアンや銀河共和国期のクローン・トルーパーによって近代化された。ファースト・オーダーのD-93インシネレーターもこの系譜に属し、ストームトルーパーの補佐役として活躍した。エンドアの戦いの30年後、D-93インシネレーターを装備したフレイムトルーパーがフォースの教会の信徒たちが住むジャクーのトゥアナル村を焼き払った。
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン 迫りくる嵐 (回想シーン)
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- ギャラクシーズ・エッジ:ブラック・スパイア (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズの武器100
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コンプリートガイド
- STAR WARS GEEKTIONARY THE GALAXY FROM A to Z
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
D-93 Incinerator Flamethrower - 公式データバンク