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「おっと、まさかの想定外。あいつら空を飛んでる!」
テク[出典]

D1シリーズ航空バトル・ドロイド(D1-series aerial battle droid)、別名Dウイング空中支援ドロイド(D-wing air support droid)、Dウイング・セキュリティ・ドロイド(D-wing security droid)はテクノ・ユニオンによって製造された空中用バトル・ドロイドで、Bシリーズ系統の一種である。翼を展開して飛行することができるこのドロイドは、普通のバトル・ドロイドでは辿り着けないエリアまで敵を追跡することができた。クローン戦争序盤の22 BBY、テクノ・ユニオンの指導者ワット・タンバー惑星クオメンディネクサス交易所を防衛するためDウイング・ドロイドを配備した。また惑星スカコ・マイナーにあるテクノ・ユニオンの施設もDウイング・ドロイドによって防衛されていた。19 BBYアナキン・スカイウォーカークローン・キャプテンレックスバッド・バッチの隊員たちはスカコ・マイナーからクローン・トルーパーエコーを救出した際にDウイング・ドロイドと戦いを繰り広げた。

特徴[]

「あのドロイドどもを振り切らないと!」
アナキン・スカイウォーカー[出典]

D1シリーズ航空バトル・ドロイド独立星系連合の一員であるテクノ・ユニオンによって開発された試験的な機体であり[2]セキュリティ・ドロイドとして活用された。[4] 全高2.06メートル(6フィート9インチ)で、戦闘プログラムを施されたこのドロイドは[2]、Bシリーズ・バトル・ドロイド系統に属していた。[3]

Dウイング・ドロイドは腕に内蔵式のブラスター砲を搭載しており、細い機械のフレームから折り畳み式の翼を展開すれば空を飛ぶことができた。[2] このドロイドは会話能力があり、標準的なB1バトル・ドロイドと同じような声で会話した。[6]

歴史[]

クローン戦争序盤の22 BBY、テクノ・ユニオンの監督者であるエマーワット・タンバー惑星クオメンディの浮遊都市ネクサスを占領した際、B1バトル・ドロイドと並んでDウイング・ドロイドの防衛部隊が街に配備された。銀河共和国との戦いが始まった際、“ウルフパック”のクローン・コマンダーウォルフシンカーブーストコメットらが外壁からネクサスに侵入しようとしていることに気づいたタンバーは、Dウイングの保安チームを送り出した。ウルフパックは空中でDウイングに囲まれて一時は劣勢に立たされたが、ウォルフがDウイングの1体に爆弾を仕掛け、タンバーの司令部へ投げつけることで形勢逆転した。敗北を悟ったタンバーはネクサスを爆破し、Dウイング2体に捕まって逃げ去った。[7]

D-wing droid

翼を広げたDウイング・ドロイド

クローン戦争終盤の19 BBYジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカークローン・キャプテンレックスクローン・フォース99の隊員たちは、テクノ・ユニオンに囚われているクローン・トルーパーエコー救出するためスカコ・マイナーを訪れた。都市パーコルタワー・ベースに潜り込んだ際、彼らは警備のDウイング・ドロイドを多数破壊し、エコーを解放した。[5] しかしキーラダックに乗ってタワーから脱出した際、彼らはDウイング・ドロイドが飛行能力を持っていることを初めて知った。彼らはポルテクへ避難すると、原住民の助けを借りてテクノ・ユニオンのドロイド軍に立ち向かった。ワット・タンバー監督者はDウイングの大軍とオクトゥプタラ・トライ=ドロイド2体を村へ送り込んだが、共和国と原住民は協力してドロイド軍を撃退した。[6]

制作の舞台裏[]

Dウイング・ドロイドの初登場作品は2015年に未完成アニメーション状態で公開された『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のエピソード『エコーの呼ぶ声』である。本作は2020年Disney+ で改めて完成版が公開された。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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