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この記事はブラスター・カービンを扱っています。お探しの記事はDC-15Aブラスター・ライフルかもしれません。

「それ、DC-15Aですか?」
「そうだ。ほら、セーフティを外すなよ」
クローン候補生に扮したボバ・フェットCT-1477[出典]

DC-15Aブラスター・カービン(DC-15A blaster carbine)はブラステック・インダストリーズ社が製造した共和国グランド・アーミーブラスターである。より大型のDC-15Aブラスター・ライフルと並ぶクローン・トルーパーの標準兵装のひとつだった。

特徴[]

ブラステック・インダストリーズ社製DC-15Aブラスターは、クローン・トルーパーの標準装備に採用されていたブラスター・カービンである。[1] 長距離用のDC-15Aブラスター・ライフルと同じく装弾数は500発だったが、小型で射程距離は短かった。[3] DC-15Aは連射機能を持ち、単射なら長距離でも高精度を確保できた。また、このブラスターはトライポッドや暗視スコープを装着でき、クローン・トルーパーのヘルメットで読み取ったホログラフィック・データと連動させて操作することも可能だった。[1] DC-15Aには誤発射防止のためのセーフティ機構があり[4]、クローン・トルーパーが各自で調節する低出力のスタン・ビーム・モードを有した。[1]

DC-15Aブラスターは両手持ちのライフルとして扱われることもあれば、しばしば片手でピストルと同じように使用された。このブラスターの弾丸は一撃で分離主義勢力B1バトル・ドロイドを倒すことができた。[5] DC-15Aにはアセンション・ケーブルの発射装置を取り付けることができ、テスの戦いではクローン・キャプテンCT-7567(レックス)率いるトレント中隊のクローン・トルーパーがこの機能を使って垂直にそびえる崖を登った。[1][5]

歴史[]

Appo

DC-15Aを構えるアポー

DC-15Aブラスターはブラステック・インダストリーズ社によって製造され、共和国グランド・アーミーのクローン・トルーパーが使う標準装備に採用された。22 BBYに発生したジオノーシスの戦い以来、より大型のDC-15Aブラスター・ライフルとともにクローン戦争で幅広く使用された。[1][2]

クローン戦争中、独立星系連合による侵略を受けた惑星クリストフシスで、非クローン・トルーパーの住民たちがDC-15Aブラスターを使ってバトル・ドロイドに抵抗した。[6]

銀河帝国ストームトルーパーの標準装備であるブラステック社製E-11ブラスター・ライフルは、クローン戦争期のDC-15Aブラスターをもとに設計されていた。[3]

制作の舞台裏[]

名称[]

このブラスターの名称は資料によってばらつきがあり、レジェンズの設定資料集『スター・ウォーズ エピソード2 キャラクター&クリーチャー』では単にDC-15ブラスターと紹介され、『スター・ウォーズ エピソード3 キャラクター&クリーチャー』でDC-15Sに直された。同時に、本書ではクローン・トルーパーのもうひとつの標準装備である大型のライフルに「DC-15A」という名称が与えられた。

しかし2010年に放送されたアニメエピソード『デス・トラップ』では、ボバ・フェットが小型の方をDC-15Aと呼んだ。

正史設定改変以降の資料は『エピソード3 キャラクター&クリーチャー』ではなく『デス・トラップ』に沿う形で名称を統一され、クローンのブラスターは小型のものがDC-15Aブラスター・カービン、大型のものがDC-15Aブラスター・ライフルとして区別されるようになり、DC-15Sはレジェンズ設定でのみの呼び名となっている。

登場作品[]

DC-15S blaster

DC-15Aブラスターを構えるクローン・コールド・アサルト・トルーパー

参考資料[]

212th clone trooper

DC-15Aを装備した第212突撃大隊のトルーパー

脚注[]

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