DH-17ブラスター・ピストル(DH-17 blaster pistol)は銀河内戦で使用されたブラステック・インダストリーズ社製のブラスター・ピストル。高い連射速度と良好な命中精度を誇り、中距離での戦闘に適していた。フルオートで連射することもできた。
特徴
ブラステック・インダストリーズ社製のDH-17ブラスター・ピストルは主に反乱同盟軍の兵士によって使用され、銀河帝国のブラスターほど万能型ではなかった。DH-17は優れた近接戦闘用火器として船内における戦闘で活躍し[1]、中距離の戦闘でも性能を発揮するよう設計されていた。DH-17は高い連射精度と良好な命中精度を誇り、フルオートでの連射も可能だった。[3] このブラスターはセミオートマチック設定では連続射撃時間が短くなり、オートマチック設定では20秒でパワーが尽きた。DH-17のブラスター・ガス・セルは後部に配置され、銃口には夜間潜伏用のフラッシュ・サプレッサーが付属していた。[1]
歴史
DH-17ブラスター・ピストルはブラステック・インダストリーズ社によって製造され、主に反乱軍トルーパーが船内戦闘の標準装備として使用した。帝国軍ではE-11ブラスター・ライフルが好んで使用されたが、代わりにDH-17を使う帝国軍将校もいた。[1]

DH-17を構える反乱軍兵士たち
0 BBY当時、CR90コルベット<タナヴィーIV>に乗り込んだオルデラニアン領事保安隊の反乱同盟軍兵士の多くがDH-17ブラスター・ピストルを携行していた。[2] スカリフの戦いのさなか、<タナヴィーIV>を格納したMC75スター・クルーザー<プロファンディティ>の艦内で、DH-17を装備した兵士たちがシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーと戦った。しかしヴェイダーはライトセーバーでビームを偏向し、フォースを使ってブラスターを取り上げ、兵士たちをあっという間に制圧した。[4] <タナヴィーIV>は脱出を果たしたが、タトゥイーンの上空でヴェイダーのインペリアル級スター・デストロイヤー<デヴァステイター>に捕まった。ここでもDH-17を携帯した兵士たちが帝国軍に抵抗を試みたが、多くはストームトルーパーによって撃ち殺され、生き残った者も帝国の捕虜になった。[2]
3 ABY当時、惑星ホスのエコー基地に配属された兵士たちがDH-17ブラスター・ピストルを携帯していた。[5] その後も、4 ABYのエンドアの戦い[6] や5 ABYのジャクーの戦いでDH-17が使用された。[3]
冷戦の時代、惑星ジャクーの入植地ニーマ・アウトポストに、改造されたDH-17ブラスター・ピストルを所有している者がいた。[7]
登場エピソード
参考資料
- Star Wars バトルフロント ホス探索 - EA公式サイト
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル