- 「トルーパーは何人?」
「6人から10人。2人は重連射式ブラスターを持ってる」 - ―ボ=カターン・クライズとアックス・ウォーヴス[出典]
DLT-19重ブラスター・ライフル(DLT-19 heavy blaster rifle)はブラステック・インダストリーズ社が製造した重ブラスター・ライフルである。帝国軍のストームトルーパーが高い火力を必要とする戦場でこの武器を使用した。
特徴[]
DLT-19はブラステック・インダストリーズ社が製造した重ブラスター・ライフルで、長射程用の武器として使用された。[1] DLT-19は高い連射速度と遠距離の標的に対する破壊力を誇り、敵集団の足止めや撃破に有効だった。[4] しかし、単発やバースト射撃に比べフルオート射撃ではすぐに弾切れを起こすという欠点もあった。[1] また、このブラスターにはバイポッド(固定用の二脚)や折りたたみ式のストックが装備されており、安定した射撃が可能だった。DLT-19は耐久性に優れていたため、惑星タトゥイーンのような過酷な環境の人里離れた前哨基地で使うのにも適していた。[2]
DLT-19にはDLT-19D重ブラスター・ライフルやDLT-19xターゲティング・ブラスター等のバージョンも存在した。
歴史[]
DLT-19重ブラスター・ライフルは銀河帝国のストームトルーパーが高い火力を必要とする戦場で使用した。また過酷な環境下での使用にも適していたため[2]、タトゥイーンではサンドトルーパーの部隊がこの武器を装備していた。[3] 他にもマグマ・トルーパー、シャドウ・トルーパー、インペリアル・ショック・トルーパーなど、ストームトルーパー兵団のさまざまな兵士がこの武器を使用した。[4] 帝国軍以外でも、狙撃の仕事を請け負った賞金稼ぎもこの武器を好んで使用し[2]、銀河内戦では共和国再建のための同盟の兵士が使うこともあった。[4]
0 BBY、密輸業者のハン・ソロはデス・スターでストームトルーパーに変装した際にDLT-19重ブラスター・ライフルを装備した。ソロはルーク・スカイウォーカーやチューバッカとともにプリンセス・レイア・オーガナが収監されている監房ブロックAA-23へ向かったが、そこで帝国軍将校やトルーパーと銃撃戦になった。その際ソロはDLT-19を丸腰のチューバッカに渡し、自身は敵から奪ったE-11ブラスター・ライフルで応戦した。[3]
登場作品[]
参考資料[]
- Star Wars バトルフロント ホス探索 - EA公式サイト
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- DLT-19 Heavy Blaster Rifle - 公式データバンク