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E-5ブラスター・ライフル(E-5 blaster rifle)はバクトイド・アーマー・ワークショップ社が製造したブラスター・ライフルである。ブラステック社の設計をリバース=エンジニアリングした武器で、威力向上を可能にする大型ガス・チャンバーを備えた軽火器であり、トレード・フェデレーション独立星系連合B1バトル・ドロイドBXシリーズ・ドロイド・コマンドーの標準装備として採用されていた。クローン戦争が終結した後も、分離主義者の抵抗勢力などの組織がE-5ブラスター・ライフルの使用を続けていた。

特徴[]

バクトイド・アーマー・ワークショップ社によって製造されたE-5ブラスター・ライフルは、ブラステック・インダストリーズ社のデザインをリバース=エンジニアリングして設計された軽火器である。ブラスターを連続発射した際に生じる過熱をものともしないドロイド兵士が使うことを前提に造られていた。E-5ブラスター・ライフルは威力向上を可能にする大型ガス・チャンバーを備え、ドロイドに適したグリップに連続発射トリガーが組み込まれていた。[1] E-5のブラスター・ガス・カートリッジは後部に配置され、正面から見て右側の側面にパワー・セルが取り付けられていた。銃身の上部には余剰エネルギーの誘導管が配置され、バレルは広角射撃用チップと取り換えが可能だった。[6]

歴史[]

「奴らの武器を拾え」
キャプテンクァーシュ・パナカ[出典]
Droid trooper roger roger

E-5を装備したバトル・ドロイド

E-5ブラスター・ライフルはトレード・フェデレーションドロイド軍の兵士であるB1バトル・ドロイドの標準装備として採用され[1]OOMセキュリティ・バトル・ドロイドOOMコマンド・バトル・ドロイドもこの武器を装備していた。[3] E-5ブラスター・ライフル自体は強力な兵器だったが、B1バトル・ドロイドは訓練を積んだ兵士の動きをもとにプログラムされていたにも関わらず、その射撃能力はお粗末なものだった。[6]

32 BBYに発生したナブー危機では、E-5ブラスター・ライフルで武装したトレード・フェデレーションのB1バトル・ドロイドが惑星ナブーの制圧に投入された。キャプテンクァーシュ・パナカ率いるナブー王室保安軍の隊員たちは、ジェダイクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービによってフェデレーションから解放された際、破壊されたB1バトル・ドロイドからE-5を奪った。その後ナブーの戦いが発生すると、E-5を装備したドロイドの大軍がナブーの大草原グンガン・グランド・アーミーと銃撃戦を繰り広げ、首都シードで王室保安軍と衝突した。大草原の戦いのさなか、グンガンボンバッド将軍ジャー・ジャー・ビンクスの脚に破壊されたB1ドロイドのボディが絡まった。ビンクスがドロイドを振りほどこうとした結果、機械の手に握られたままのE-5が暴発し、幸運にも近くにいた別のB1やドロイデカを破壊した。またヌート・ガンレイの捕虜になったパドメ・アミダラ女王が、シード宮殿玉座に隠してあったELG-3Aブラスター・ピストルで形勢を逆転させた際、他の隊員たちはすぐに破壊されたドロイドからE-5を取り上げて再武装し、ガンレイを取り囲んだ。[3]

Padme-SWE

E-5を手にしたアミダラ議員

分離主義危機が最高潮に達していた頃、惑星ジオノーシスのドロイド工場では分離主義勢力ドロイド軍のB1バトル・ドロイドが大量に製造され、E-5ブラスター・ライフルを装備した状態で待機していた。ペトラナキ・アリーナ第一次ジオノーシスの戦いが始まると、これらのB1ドロイドがB2スーパー・バトル・ドロイドドロイデカと並んでジェダイと戦った。戦闘中、パドメ・アミダラ元老院議員はアリーナに落ちていたE-5を拾い、ドロイド軍に応戦した。彼女は共和国グランド・アーミーLAAT/iガンシップでアリーナから脱出した後もこの武器を手放さず、ドゥークー伯爵ソーラー・セーラーに対して銃撃を行ったが、効果はなかった。[4]

トレード・フェデレーションは独立星系連合の傘下に入り、E-5ブラスター・ライフルで武装したB1バトル・ドロイドはドロイド軍の一員としてクローン戦争に参加することになった。[4] 戦争中、B1バトル・ドロイドの改良モデルであるBXシリーズ・ドロイド・コマンドーもE-5ブラスター・ライフルを標準装備として使用した。ただしドロイド・コマンドーはE-5のほかにも、スタン・バトンバイブロソードといった近接武器で戦うこともできた。[1] またTシリーズ・タクティカル・ドロイド[7] スーパー・タクティカル・ドロイドといった分離主義勢力のタクティカル・ドロイドがE-5ブラスター・ライフルを使用することもあった。[8]

BXシリーズ・ドロイド・コマンドーに似た外見のインペリアル・ポリス・ドロイドもE-5ブラスター・ライフルを使用していた。クローン戦争が終わり、帝国時代が始まって間もない頃、E-5を携帯したインペリアル・ポリス・ドロイドは、惑星コレリアコロネット・シティ廃棄処分施設のパトロールを行っていた。当時この施設では分離主義勢力のバトル・ドロイドが解体されていたため、ポリス・ドロイドの装備とは別に、多くのE-5ブラスター・ライフルが解体現場のコンベアを流れていた。バッド・バッチマルテス姉妹が施設に潜入した際、彼らによって再起動されたバトル・ドロイドが再びE-5を手に取り、ポリス・ドロイドと戦った。[9]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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