EL-16ブラスター・ライフル(EL-16 blaster rifle)はブラステック・インダストリーズ社が製造したブラスター・ライフルである。野戦仕様バージョンであるEL-16HFEともども、レジスタンスの兵士の装備に採用されていた。34 ABY、ファースト・オーファー・ストームトルーパーの脱走兵フィンは中古のEL-16ブラスターを密輸業者のハン・ソロから譲り受け、スターキラー基地における戦いで使用した。
特徴[]
EL-16ブラスター・ライフルはブラステック・インダストリーズ社製の旧式ブラスターで、バレル先端のコリメーターは取り外し可能だった。ブラスター・ガスのカートリッジは後部に配置され、銃口付近にはビームの広がる範囲を調整する絞りがついていた。野戦仕様バージョンであるEL-16HFEブラスター・ライフルと同じく銃身の上にマクロスコープがついていたが、EL-16HFEよりも小型で、ストックは付属していなかった。[1]
歴史[]
- 「ブラスターをなくした。武器が必要だ」
「武器なら、もってるだろ!」 - ―フィンとマズ・カナタ[出典]
EL-16ブラスター・ライフルはブラステック・インダストリーズ社によって製造され、ファースト・オーダーと戦う私設軍隊レジスタンスの装備に採用された。[1] 34 ABY当時、レジスタンスを率いるレイア・オーガナ将軍の夫、密輸業者のハン・ソロも中古のEL-16ブラスター・ライフルを所有していた。女海賊マズ・カナタに会うため惑星タコダナを訪れた際、ソロは<ミレニアム・ファルコン>の収納設備を開けて中古の武器を次々と取り出し、EL-16をフィンに与えた。元ストームトルーパーであるフィンはプロの手つきでこのブラスター・ライフルを点検・確認した。海賊の古城でソロたちと別れることを決意した際、フィンはブラスターを返そうとしたが、ソロはそのまま持っていくよう告げた。[3]
その直後にタコダナの戦いが勃発した際、フィンはEL-16ブラスターではなく、マズ・カナタから受け取ったライトセーバーでファースト・オーダーの軍隊と戦った。しかし彼はソロから譲り受けたブラスターを惑星ディカーのレジスタンス基地に持ち帰り、スターキラー基地の破壊作戦にもこの武器を持っていった。彼はEL-16を使ってスターキラー基地のサーマル・オシレーターに配置されたストームトルーパーと戦い、森林でカイロ・レンと遭遇したときもこの武器を携帯していた。しかし彼はレンのフォースで押し飛ばされて気絶したレイのもとへ駆け寄ったときにブラスターを捨て、その後レンと対決した際には再びライトセーバーを使った。[2]
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コミック版
- フォース・オブ・デスティニー – 射撃と操縦
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ コミック版
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン 火花と炎 (回想シーン)
- スター・ウォーズ:去りし日の希望
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け