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「FN-2003は自分の力でしのいでいかねばならない。あいつが持ちこたえれば、オーダーの力は強くなる。たおれてしまえば、オーダーがその弱さによって受ける被害は、最小限ですむ」
キャプテンファズマ[出典]

FN-2003、通称スリップ(Slip)は人間男性で、銀河内戦の数十年後にファースト・オーダーに仕えたストームトルーパー。一人前の兵士になるための訓練を受けていた時、スリップはFNコーの落ちこぼれで、チームメイトのFN-2187に何度も助けられていた。しかし彼は最初の実地任務でためらうことなくストライキ中の労働者を虐殺し、キャプテンファズマに認められた。この任務の後、スリップは惑星ジャクートゥアナル襲撃に参加したが、レジスタンスパイロットポー・ダメロンによって射殺された。

経歴[]

銀河内戦の数十年後、FN-2003はファースト・オーダーストームトルーパーとして訓練を受けた。彼はFN-2187FN-2000FN-2199と同じチームに所属し、仲間に比べて不器用だったため“スリップ”(しくじり)というニックネームを付けられていた。新共和国基地攻略を想定したシミュレーション訓練に参加した時、スリップは1人だけ脱落しかけたが、FN-2187が任務失敗のリスクを冒して彼を助けた。その後、キャプテンファズマはFN-2187を呼び出し、スリップを助けるのはファースト・オーダーのためにならないと説教した。その後FNコーは複数の戦闘訓練を受け、“プレッシーの混乱”と呼ばれる小惑星帯植民地で最初の実地任務に参加した。ファズマがストライキ中の労働者の射殺を命じた時、スリップは自分よりも優秀な候補生たちを差し置いて真っ先に発砲し、アベドネド種族の交渉者を殺害した。ファズマは落ちこぼれだったスリップが無慈悲に命令を実行したことに満足し、FNコーのメンバーを一人前の兵士として認めた。

この任務の直後、スリップたちはウエスタン・リーチの惑星ジャクーへ派遣され、聖なる村トゥアナルの襲撃に参加した。戦闘中、スリップはポー・ダメロンEL-16HFEブラスター・ライフルから放たれたビームに当たって命を落とす。息絶える直前、スリップはFN-2187のヘルメットに触って血の手形を残した。分隊の仲間の突然の死は、FN-2187がファースト・オーダーからの離反を決意するきっかけのひとつとなった。

登場作品[]

参考資料[]

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