GBアドミンメク

GBアドミンメク（GB adminmech）はアドミンメク・ドロイドのモデルである。^[1] 全高は1.79メートル以下で^[2]、小さな円盤型の頭部と円筒形のボディを備えており、胴体に設置された開封可能なパネルの中には少なくとも1本のアームがあった。^[3]

歴史[]

帝国時代、GBアドミンメクの^[3] GB-BD^[4] が惑星ケッセルのスパイス鉱山にあるコントロール・センターでパイク・シンジケートの奴隷制として働かされていた。^[3] 10 BBY^[5]、トバイアス・ベケットのギャング団がパイクのコアクシウムを強奪するためケッセルにやってきた時、GB-BDは奴隷状態から解放された。^[3]

新共和国時代、マンダロリアンのディン・ジャリンとレディ・ボ＝カターン・クライズが惑星プラジール15のドーム都市にあるドロイドの酒場“ザ・レジスター”を訪れた日、1体の青いGBアドミンメクが店内に居合わせた。マンダロリアンがドアに現れた時、店内にいた多くのドロイドが動きを止め、場違いな客に視線を向けたが、GBアドミンメクは入り口から見て右側奥の壁の近くにたたずみ、特に目立った反応を起こさなかった。^[6] 同じく新共和国時代、小惑星ボーゴ・プライムの中にある海賊のドロイド修理場では完成形のGBアドミンメクが配置されていた。海賊の逃亡者ジョッド・ナ・ナウッドがドロイドSM-33を回収するため修理場に忍び込んだとき、GBアドミンメクは修理場の入口付近の、R0アストロメクの頭部が載せられていた棚の近くで佇んでいた。^[7]

35 ABY当時^[5]、惑星キジーミの盗賊地区にあるバブ・フリックのワークショップでもGBアドミンメクがP1アドミンメクとともに並べられていた。ワークショップにて、C-3POがシス語翻訳の副作用としてメモリーが消失する覚悟を決めたとき、彼は佇むP1とGBアドミンメクの前で、現在の任務が失敗に終わったらファースト・オーダーに勝てる確率はゼロであると仲間のレジスタンスのメンバーたちに述べ、“友達”の姿をメモリーに焼き付けた。^[8]

制作の舞台裏[]

GBアドミンメクは2018年公開のアンソロジー映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で初登場を果たした。ドロイドの機種名は作中で言及されていないが^[3]、2019年に公式YouTubeチャンネル Star Wars Kids の動画「Every Droid in Star Wars」で初めて名称が紹介された。^[1]