GX1短距離運搬船(GX1 short hauler)、別名ランティリアン短距離運搬船(Lantillian short hauler)はシャトルの級種。クローン戦争中、銀河共和国はGX1短距離運搬船<フェニックス>を外交船として使用した。帝国時代、GX1短距離運搬船は惑星間の乗客を運ぶスターバスとして利用されていた。<フェニックス>はレーザー砲塔を装備していたが、民間のスターバス型には武器が搭載されていなかった。
特徴[]
ランティリアン社が製造したGX1短距離運搬船は、全長37.28メートルのシャトルだった。長期のミッションや商取引を目的に設計されたGX1は、ハイパードライブを搭載していた。外交任務に使用された変形モデルには二連レーザー砲の回転砲塔が搭載されていた。恒星間旅行用スターバスとして利用された民間バージョンのGX1からは武器が取り払われていた。GX1のドッキング・チューブはアコーディオンのように伸長し、別の宇宙船と接続した。
歴史[]
ランティリアン社製GX1短距離運搬船はクローン戦争の時代から既に使用されていた。独立星系連合と敵対していた銀河共和国は、戦争中に赤い船体のGX1シャトル<フェニックス>を外交任務に派遣していた。<フェニックス>は共和国の特使を運び、分離主義勢力との話し合いの場が設けられた中立惑星マンダロアを訪問したことで知られる。
クローン戦争が終結した際、共和国に代わって銀河帝国が誕生した。帝国時代、GX1シャトルは恒星間旅行用のスターバスとして使用されるようになった。アウター・リム・テリトリーの惑星ガレルにあるガレル・シティ宇宙港にも複数のGX1シャトルが駐機していた。反乱者サビーヌ・レンはパワー・ドロイドのEG-86をハヴォック前哨基地に届けるため、ガレル宇宙港のGX1をハイジャックした。
帝国がエンドアの戦いに敗れた直後、反乱同盟軍が所有する武装したGX1シャトルがレイア・オーガナとシャラ・ベイ中尉を惑星ナブーへ運んだ。彼女たちは新共和国創設に向けた交渉のため、ナブーのソーシャ・ソルーナ女王と対面した。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 友情の真価 (初登場)
- クローン・ウォーズ – 古い友達
- 反乱者たち – 旧友
- 反乱者たち – 潜入工作
- 反乱者たち – フォースの未来
- スター・ウォーズ:砕かれた帝国
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- Phoenix - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- GX1 Short Hauler - 公式データバンク
- Phoenix - 公式データバンク