Hタイプ・ヌビアン・ヨット(H-type Nubian yacht)はシード宮殿宇宙船工学部隊が製造したラグジュアリー・スペース・ヨットである。クローン戦争の時代、ナブーのパドメ・アミダラ元老院議員は外交任務などで他の惑星を訪問する際にHタイプ・ヌビアン・ヨットを使用した。
特徴[]
シード宮殿宇宙船工学部隊製Hタイプ・ヌビアン・ヨットは優美なデザインの非武装宇宙船である。このラグジュアリー・スペース・ヨットは強力なエンジン・バンクと高出力の偏向シールド発生装置を備え、俊足で長旅にも対応していた。Hタイプ・ヌビアン・ヨットの船体にはナブー王室を象徴するクローム仕上げの装飾が施されていた。[1]
歴史[]
22 BBY、ナブーの元女王、パドメ・アミダラ元老院議員はコルサントで発生した暗殺未遂事件でJタイプ外交船を失った。ナブーに戻ったアミダラは、外交船の代わりにHタイプ・ヌビアン・ヨットを与えられ、この新しい船でジェダイ・パダワンのアナキン・スカイウォーカーとともにタトゥイーンを訪れた。[1] タトゥイーン滞在中、スカイウォーカーとアミダラはジオノーシスにいるオビ=ワン・ケノービのホログラム・メッセージをヌビアン・ヨットで受信し、コルサントのジェダイ・テンプルに中継した。その後、2人は独立星系連合に捕まったケノービを救出するためヌビアン・ヨットでジオノーシスへ向かう。[3]
クローン戦争の序盤、アミダラはシーヴ・パルパティーン最高議長からインターギャラクティック銀行グループとの交渉任務を依頼され、カリーダ・ショールズ医療センターの近くの領域へジャンプした。しかしそこでは分離主義勢力の大型軍艦<マレヴォランス>が共和国宇宙軍と戦っており、ヌビアン・ヨットはグリーヴァス将軍の船に捕まってしまった。<マレヴォランス>のハンガーにて、アミダラはヨットの自爆装置を作動させ、グリーヴァスから逃れた。[4]
同じ年、アミダラとジャー・ジャー・ビンクス下級代議員は別のHタイプ・ヌビアン・ヨットでローディアの交渉任務へ赴いた。アミダラがローディアンのオナコンダ・ファー議員や分離主義勢力のバトル・ドロイドに捕まってしまった後、ジャー・ジャーはハンガーの磁気アームを誤操作し、アミダラのヨットをうっかり破壊してしまった。[5]
21 BBY、アミダラとジャー・ジャーはまた別のHタイプ・ヌビアン・ヨットでナブーの首都シードに戻った。シード・ハンガーでヨットから降り、キャプテン・グレガー・タイフォやニーユートニー女王と対面した後、2人はバトル・ドロイドの目撃情報を調査し、最終的にドクター・ヌーヴォ・ヴィンディの陰謀を暴いた。[6]
登場作品[]

アミダラのヌビアン・ヨット
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (初登場)
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
クローン・ウォーズ – 撃破!マレボランス
クローン・ウォーズ – 型破りなジェダイ
クローン・ウォーズ – 闇のマント (回想シーン)
クローン・ウォーズ – ブルー・シャドー・ウイルス
マンダロリアン – チャプター20:孤児 (回想シーン)