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HK8ソートゥース(HK8 Sawtooth)は装弾数が少なく、連射時にオーバーヒートしやすい欠点を持つブラスター・ピストルである。見た目も不格好という評判だったが、大量生産される前から犯罪組織のゴロツキたちに人気があった。タトゥイーン武器商人マッセ・ゴスキーはHK8ソートゥースの在庫を所有していたが、パートナーのエファント・モンと口論になった際、このピストルでモンに撃たれてんでしまった。また犯罪組織ラジィ・シンジケートは大量生産前にHK8ソートゥースを確保していた。

特徴[]

HK8ソートゥースは長いバレルと肩かけ用ストックを備えたブラスター・ピストルである。HK8ピストルは装弾数が少なく、連射時にオーバーヒートしやすいという欠点があった。しかしこの武器ヒューマノイド種族の胴体に大きな傷を与える威力を誇った。[1]

歴史[]

大量生産が開始される以前、HK8ソートゥースは不格好という評判ながら、犯罪シンジケートのストリート・エンフォーサーたちが使用する最もホットなアイテムだった。10 BBY以前、タトゥイーン武器商人マッセ・ゴスキーは在庫に複数のHK8を抱えていた。パイク・シンジケートと武器取引をするにあたって、ゴスキーのパートナーであるエファント・モンは、“見えざる市場”を歴史的に分析し、アンダーヴァインの現在の需要を調査することで、利益が見込める順にゴスキーの在庫を整理し直し、HK8ピストルの価値を最低ランクに位置付けた。[1]

Mon-Gosskey

エファント・モンとマッセ・ゴスキーはHK8ソートゥースをめぐってトラブルになった

ゴスキーはモンとの書面でのやり取り(のちにこの記録は『スマグラーズ・ガイド』に収録された)でパートナーの判断に疑問を呈し、HK8ソートゥースはストリートの犯罪者たちに人気だと指摘した。ところがモンはHK8の欠点を列挙し、シンジケートのバイヤーは流行を追いかけるようなことはしないだろうと主張し、このピストルの人気のバブルはすぐに弾けるだろうと推測した。ゴスキーはアドバイスを無視し、できるだけ多くのHK8を武器取引に持ち込むようモンに命じた。ところがモンはHK8ソートゥースを使ってゴスキーを撃ち殺してしまった。[1]

同じく10 BBY以前、犯罪組織クリムゾン・ドーンラジィ・シンジケートが管理する倉庫に襲撃を仕掛け、他の様々な小型武器や中距離用爆弾と共にHK8ソートゥースを押収した。押収品の目録を作成することになったキーラは、特にめぼしい武器は見当たらなかったとしつつ、まだ大量生産されていないHK8ソートゥースが含まれていることに着目した。このことからキーラは、ラジィ・シンジケートが武器業者とのあいだに強固な供給ルートを持っているのではないかと推測した。またキーラが作成した押収品リストものちに『スマグラーズ・ガイド』に収録された。[1]

制作の舞台裏[]

HK8ソートゥースは2018年に発売された正史の設定資料集『スター・ウォーズ:スマグラーズ・ガイド』(ダニエル・ウォーレス著)で初めて紹介された。なお武器のイラストはハビエル・チャロ・マルティネスが手掛けた。[1]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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