IDチップ(ID chip)、あるいはアイデンティチップ(Identichip)、身分証明カード(Identification card)、アイデンティティ・タグ(Identity tag)は、銀河系市民が身分の証明に用いた小型のチップもしくはカードである。銀河帝国の市民はIDチップの携帯を義務付けられ、コルサントなどの惑星にはIDチップを検知するためのセキュリティ・チェックポイントが設けられていた。
歴史[]
銀河帝国が星間交易ルートの取り締まりを強化した時代、犯罪者たちのあいだで未記載のIDチップが貴重品となった。11 BBY、クラウド=ライダーズの指導者であるエンフィス・ネストは、クリムゾン・ドーンの首領ドライデン・ヴォスからの連絡を装ってトバイアス・ベケットのギャング団に指令を与え、彼らに未記載IDチップの強奪作戦を命じた。ベケットたちはホヴンIVでパントランのドゥヴォラッドからチップを奪ったが、ムント・オントダルでエンフィスに待ち伏せされた際、自分の船を爆破してチップが彼女の手に渡るのを阻止した。[3]
帝国アカデミーに所属するTIEファイター・パイロットの士官候補生は白いIDカードを携帯していた。帝国の施設に立ち入る際、彼らはアストロメク・ドロイドのスロットにカードを差し込んで身分を証明する必要があった。2 BBY、サビーヌ・レンは偽造IDカードを使ってスカイストライク・アカデミーへの潜入に成功した。[1]
冷戦の時代、惑星キャスティロンの補給ステーション<コロッサス>では住民たちに独自の身分証明バッジが交付されていた。34 ABY、<コロッサス>が一時的にファースト・オーダーの占領下に置かれた際、住民たちはしばしばパトロール中のストームトルーパーから身分証明バッジの提示を求められた。[4]
登場作品[]
- カタリスト
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 最重要指名手配
- スター・ウォーズ:ベケット (言及のみ)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (言及のみ)
- 反乱者たち – アンティリーズ引き抜き工作 (初登場)
- おれたちの船って最高だぜ! ハン・ソロとチューバッカの冒険
- レジスタンス – コロッサス占領
- レジスタンスの復活
参考資料[]
- スター・ウォーズ プロパガンダ:銀河系における扇動絵画の歴史
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ:イウォークに食べられない方法、銀河サバイバル・スキル
- スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ:バトゥー旅行ガイド
- スター・ウォーズ タイムライン