J-77“イベント・ホライズン”亜光速エンジン(J-77 "Event Horizon" sublight engine)はノヴァルデクス社が製造した亜光速エンジンである。クワット・システムズ・エンジニアリング社製RZ-1 Aウイング・インターセプターにはJ-77エンジンが2基搭載されていた。RZ-1 Aウイングの動力源はBpr-99核融合反応炉であり、J-77亜光速エンジンとGBk-785ハイパードライブ・モチベーターの双方にエネルギーを供給していた。[1]
RZ-1 Aウイングは当時最速の亜光速エンジンであるJ-77“イベント・ホライズン”を搭載したことで、銀河帝国のTIE/inインターセプターを凌ぐスピードを手に入れた。その速度は大気中で時速1,300キロメートルに達し、銀河系最速の戦闘機として知られた。伝えられるところによれば、反乱軍技術者はRZ-1 Aウイングにアストロメク・ドロイドを搭載させることも検討していたというが、原型となったR-22の軽量フレームがJ-77のトルクにも耐えうることが判明したため、エンジンを優先してアストロメクを収容するためのスペースが割愛されることになったという。[1]
主な登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (初登場)
参考資料[]
- 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第29号 (スターシップ・ファクトファイル:Aウイング・スターファイター)
- ポー・ダメロン:フライト・ログ
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ:Aウイング・デラックス・ブック&3Dウッド・モデル
- 反乱軍スターファイター オーナーズ・ワークショップ・マニュアル