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「たいへん!どうしましょう」
「もうすぐ俺たちの番だ」
―K0-5Dに恐怖を抱くC-3POに対し、CS-321[出典]

K0-5D、愛称マキシモ(Maximo)はウィークウェイ海賊団が所有する海賊マローダー>の闘技場でグラディエーター・ドロイドとして活動した改造型ASPシリーズ労働ドロイドである。この元労働ドロイドは捕まえられたドロイドを叩きのめす「ドロイド・ボクシング」の人気者であり、金属破砕サーボや火炎放射器を武装した。20 BBY、K0-5DはGL販売ドロイドとの戦闘に勝利した後、共和国のドロイドC-3POR2-D2に決闘を申し込んだ。しかしグリーヴァス将軍戦艦の攻撃により<マローダー>が破損すると、K0-5Dはウィークウェイの海賊たちと共に宇宙空間に投げ出された。

経歴[]

「いけR2!やれ!」
―K0-5Dとの戦闘をR2-D2に押し付けるC-3PO[出典]
K0-5D Databank

GL販売ドロイドとの戦闘に勝利したK0-5D

元々K0-5Dは普通のASPシリーズ労働ドロイドとして[2] インダストリアル・オートマトン社によって製造されたが[1]グラディエーター・ドロイドとして大幅に改造され、ウィークウェイ海賊船マローダー>の闘技場で開催される[2]ドロイド・ボクシング[4]グラディエーターとして活躍した。[2] クローン戦争期当時、捕らえられたドロイドをK0-5Dがほぼ一方的な決闘で叩きのめす余興がウィークウェイ海賊団たちにとって人気だった。K0-5Dは火炎放射器を武装することで仲間たちを喜ばせ、金属破砕サーボと一緒に駆使することでいつも対戦相手に勝利できた。その戦闘力の高さから、K0-5Dはウィークウェイたちから「マキシモ」(最強)という愛称で呼ばれた。[1]

20 BBY[5]共和国アストロメク・ドロイドR2-D2プロトコル・ドロイドC-3PO惑星バルナブに漂着し、パワー切れを起こしてしまう。バルナブを訪れた2人のウィークウェイの海賊は2体のドロイドを<マローダー>へ運び、充電させた。そして2体のドロイドを船内の闘技場に連れ[3]GL販売ドロイド[6] とK0-5Dの戦闘を観戦させた。K0-5DはGL販売ドロイドの顔面を何度か殴った後、首と下半身をつかんで真っ二つに引き裂いた。そして勝利のポーズを取ったが、まだ対戦相手がもがいているのを目にすると、火炎放射器で焼き尽くし、再度勝利の雄叫びを上げた。その様子を見てC-3POはうろたえたが、K0-5Dに決闘を申し込まれてしまう。ウィークウェイたちはC-3POとR2-D2をリング内に押し込み、無理やり戦闘に参加させた。R2-D2は攻撃手段を持たない3POに戦闘を押し付けられ、電気ショックでK0-5Dと戦った。[3]

その頃、グリーヴァス将軍プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーが<マローダー>と遭遇した。ジェダイ将軍アディ・ガリアを連行中だったグリーヴァスはバトル・ドロイドに海賊船を射撃訓練の標的として攻撃するよう命令し、プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーは海賊船への砲撃を開始した。<マローダー>の船体の亀裂が入ると、K0-5Dは真っ先に船外に吸い込まれ、続いてウィークウェイの海賊たちも宇宙空間に投げ出された。C-3POとR2-D2も船から脱出すると、<マローダー>はデストロイヤーの砲撃で破壊された。[3]

特徴[]

K05Dflame-ND

火炎放射器を使用するK0-5D

K0-5Dは灰色と黄色の元労働ドロイドであり、全長は1.63メートルだった。[2] ボディはデュラスチール製の基本フレームで覆われ、2本のは油圧式ピストンで支えられていた。両腕には金属破砕サーボが組み込まれており[1]、高速回転する[3] 4本の鉤爪が付いていた。[7] K0-5Dはアップグレード・オプションで左手に派手な火炎放射器を内蔵した。この火炎放射器はクローン・フレイムトルーパーが装備したものとよく似ていた。また頭部の横にはセンサーと通信ユニットが取り付けられており、フェイス・プレートの裏にやや上品な認識ユニットを搭載していた。更にK0-5Dは青色のフォトレセプターを顔のスロットに追加しており、その下にアップグレードされた発声装置を装備した。この装置によりK0-5Dは[1] カイーシック語[8] で会話することができた。[3]

制作の舞台裏[]

K0-5DはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン4の第6話『さまよえるドロイドたち』で初登場を果たした。[3] 名称は公式サイト StarWars.com の同作のエピソード・ガイドで判明した。[9]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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