KSE-H44 Aウイング・パイロット・ヘルメット(KSE-H44 A-wing pilot helmet)は反乱同盟のAウイング・パイロットが使用したフライト・ヘルメットのモデルである。
特徴[]
KSE-H44 Aウイング・パイロット・ヘルメットはフライト・ヘルメットの一種で、プラスチール製のブラスト・シールドがバイザーとして付属していた。また内側には合成フォームのパッドが入っていた。この機種に対応した呼吸マスクを検知すると、大気密封機能を作動させることができた。また右のイヤカフの部分にはコムリンクが内蔵されていた。[1]
歴史[]
KSE-H44は反乱同盟のAウイング・パイロットによって使用されていた。ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナは、同盟軍の余剰品であるKSE-H44をジェダイの訓練用ヘルメットとして再利用していた。彼らのヘルメットは、イヤカフのコムリンクが無効化されていた。[1] レイアは衛星エイジャン・クロスで訓練を積んだ際にこのヘルメットを使用し、バイザーを下げた状態のまま、双子の兄であるルークとライトセーバーのスパーリングを行った。[2]
およそ30年後、ジェダイではなくレジスタンスの将軍となっていたレイアは、エイジャン・クロスに戻った際に、かつて兄が自分の技術を磨くために使った訓練用ヘルメットや、マークスマンHトレーニング・リモートがこの地で長らく眠り続けていたのを再発見した。レイアはこれらの古い備品を、レイのジェダイ・トレーニングのため再活用した。[1]
制作の舞台裏[]
このヘルメットは2019年公開のシークエル・トリロジー映画『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』で初めて登場した。[2] KSE-H44 Aウイング・パイロット・ヘルメットという正式名称は、同作の設定資料集『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めて紹介された。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け (初登場)
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け 小説版
- スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ジュニアノベル版