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「カルダナの手に渡れば、あんたのテクノロジーは近隣の星系を恐怖に陥れるために使われ、誰ひとり安全じゃなくなる」
―“エンジニア”に対し、ハン[出典]

カルダナ・シンジケート(Kaldana Syndicate)は帝国時代コレリア星系を脅かした犯罪シンジケートである。[1] 設立はクローン戦争以前に遡る。[2] カルダナは人間だけで構成され、あらゆるエイリアン、特にローディアンをトラブルの種とみなしていた。13 BBY頃、カルダナは銀河帝国から離反した“エンジニア”が開発した新技術のシールド発生装置を手に入れるため、コレリアオークションに参加した。カルダナは目当てのデータ・キューブを手に入れたが、ジェンラはコレリアンの少年ハンキーラの説得や、ドロイド・ゴートラの要求を受け、取り引きが終わった後にカルダナのスターシップを攻撃し、シンジケートを崩壊させた。[1]

歴史[]

共和国時代[]

クローン戦争以前、カルダナ・シンジケートは武器取引のためアウター・リム・テリトリー惑星サラストに進出した。彼らの活動に関する報告が増加したため、ジェダイ・オーダー銀河共和国の依頼でジェダイ・ナイトジャクジン調査任務に派遣した。一方、シスの暗黒卿ダース・シディアスも、弟子ドゥークー伯爵にカルダナとの接触を命じた。ドゥークーがソロスーブ社の代表カプ・クリップと会談していた時、ジャクジンは偶然にもこの元ジェダイ・マスターと出くわし、行動をともにすることになった。ドゥークーはジャクジンとともにカルダナの施設へ行き、襲いかかってきたギャングスターたちを撃退した。戦いが終わった後、ドゥークーは自分の赤いライトセーバーを目撃したジャクジンを始末し、カルダナの生存者と取り引きを結んだ。[2]

帝国時代[]

「ハンが言ったように、カルダナが手にすれば、コレリアン星系内をほとんど誰も飛べなくなる。カルダナはいまでもじゅうぶん大きな組織なのに、シールド・テクノロジーを持たせたら、競争相手を叩きつぶし、ほかの星系に進出しはじめるでしょう。彼らを銀河規模の組織に拡大させかねないようなものを、どうして与えるんです? そんなふうに力の均衡を崩したいんですか?」
―“エンジニア”に対し、キーラ[出典]

13 BBY頃、自らを“エンジニア”と称する銀河帝国からの離反者が、高性能シールド発生装置の設計図を収めたデータ・キューブオークションを惑星コレリアで開催した。カルダナ・シンジケートもバッケル・センター黒曜石の間で開かれたオークションに参加したが、カルダナやホワイト・ワームズを抑えて競りに勝利したのは、ドロイド・ゴートラと呼ばれるドロイドのグループだった。その後カルダナは品物の引き渡し現場を襲撃し、ドロイド・ゴートラの代表者TD-H4にダメージを与えたが、TD-H4はホワイト・ワームズの代表者にして友人のハンにキューブを託し、引き渡し現場から逃した。[1]

キューブはハンと友人のキーラツーロによってエンジニアのもとへ返され、改めて二度目のオークションが開催されることになった。カルダナは旗艦を売却して資金を作り、二度目の競りでゴートラを破ることに成功した。カルダナのスターシップがエンジニアのヨットレッド・ニンバス>とドッキングすると、立会人を務めるハンたちがキューブを携えてカルダナの船に乗り込んだ。カルダナの船長はローディアンのツーロが船に乗ってきたことに不快感を示し、キューブとその解読キーが揃うと、用済みとなった立会人を殺そうとした。ツーロは銃撃で命を落としたが、ハンとキーラはカルダナの船から逃げおおせた。[1]

ハンとキーラが脱出ポッドで逃げ出した後、カルダナの船は<レッド・ニンバス>の砲撃で破壊された。ハンやキーラとの出会いで心を動かされたエンジニアは、“キューブの取り引きが終わった後にカルダナの船を破壊してほしい”というドロイド・ゴートラの秘密の依頼を引き受けることにしたのである。他の場所にいた残党もドロイド・ゴートラによって狩り出され、カルダナ・シンジケートは全滅した。[1]

登場作品[]

脚注[]

他言語版
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