- 「あなたたち生命体が、外交的に問題を解決してくれることを祈ります」
- ―L-X1[出典]
L-X1、通称レクシィ(Lexi)は新共和国時代に惑星ヴェスパーラのグランド・アリーナで活動したアナウンサー・ドロイド。ドウーティンのボズ・ヴェガとともに、闘技イベント『アウター・リムのハンター』の実況解説を行った。彼女たちが出演する番組はアウター・リム・スポーツ・ネットワークで銀河系全域に放送された。レクシィはジェダイ・ドロイドの“ハンター”、J-3DIのファンであるようで、彼のフィギュアを中継デスクに飾っていた。
経歴[]
- 「さて『ハンター』ファンの皆さん、本日は以上です。解決すべき問題がアリーナで生じたようですので」
- ―L-X1[出典]
新共和国時代、ドロイドの“レクシィ”ことL-X1はドウーティンのアナウンサー、ボズ・ヴェガとともに惑星ヴェスパーラのグランド・アリーナで開催される闘技イベント『アウター・リムのハンター』の実況解説を担当した。[2] 9 ABY[3] レクシィとボズが出演する中継番組は[4] アウター・リム・スポーツ・ネットワーク(ORSN)を通じて銀河系全域にホロネット中継されるようになった。[5] レクシィはふだんヴェスパーラ通りにあるORSN放送局で実況を行った。[2][4]
通常、アリーナ・ニュースで“ハンター”たちにインタビューするのはボズ・ヴェガの役目だったが、ボズが話せない言語を使うハンターが相手のときなどに、レクシィが代役を務めることがあった。イウォークのピルブッシュが『ハンター』に加入した後、レクシィは彼女にインタビューを行い、アリーナで過ごした感想や、交友関係、そして“センチネル”をライバル視していることなどを聞き出した。[6] またレクシィはノックスとの対決に勝利したディアゴ・ヴェラーにもインタビューを行い、試合後の感想と、対戦相手へのメッセージを聞き出した。[7]
ORSN放送局にて、ボズ・ヴェガとレクシィ
コルサント出身のクバーズ、グリッキンが『ハンター』に加入した後、レクシィはこの大泥棒へのインタビューを担当した。グリッキンは自身のさまざまなガジェットを自慢したが、レクシィは熱感知器によって彼の光学迷彩による不可視偽装を見破った。するとグリッキンはデュアル・バイブロブレードをテーブルに叩きつけ、この武器の来歴について語った。インタビュー終盤、ボズがレクシィの様子を見るためカフを飲みながら部屋に入ってきた。不可視状態に戻ったグリッキンはボズのマグカップを盗んで姿を消してしまい、ボズは実況ブースで大人しくしていればよかったと後悔した。[8]
その後、レクシィはジャワのハンター・コンビであるウトゥーニにインタビューを行うことになったが、彼らは『ハンター』のトロフィー・ドロイド、TR0-F33を抱きかかえながら部屋に現れた。レクシィはTR0-F33を解放するようなんとか2人に言い聞かせると、彼らの本名を聞き出そうとした。しかしジャワイーズ語の名前をベーシックに直すことが困難だったため、レクシィは彼らを便宜上“ウトゥーニ”と呼び続けることにした。その後、レクシィは2人が兄弟であることを聞き出したが、ウトゥーニは再びトロフィー・ドロイドが欲しくなって泣きだし、インタビューを中断して去ってしまった。[9]
後日、トレーニング・エリアにて、グリッキンがバイブロブレードを持ちながらウトゥーニに近づいたせいでトラブルが起きかけ、レクシィが場を収めるため駆け付けた。しかしグリッキンはウトゥーニを脅そうとしたわけではなく、賞賛の言葉を伝えに来ただけだった。[10]
特徴[]
- 「『ハンター』ファンの皆さん、こんにちは!本日は、私がボズの代わりにインタビューを担当します」
- ―L-X1[出典]
“レクシィ”こと[2] L-X1は『アウター・リムのハンター』のために特別に設計された[11] ヒューマノイド型のドロイドであり[4]、ターコイズグリーンのボディに黄色いセンサーを備えた。[2] 左側頭部にインカムが付属し、右側頭部には後方に伸びるアンテナのような2本のユニットが付属していた。レクシィが会話する時は口に相当する部分が開き、内部が青白く発光した。彼女は首にピンク色のスカーフを巻いていた。[4] レクシィはベーシック以外にもイウォーキーズ語や[6] クバージアン語[8]、ジャワイーズ語といった複数の言語で会話することができた。[9] そのため彼女はボズ・ヴェガの代わりに、彼が話せない言語を使うハンターへのインタビューを担当することがあった。[6] レクシィはジェダイ・ドロイドJ-3DIのファンらしく、ORSN放送局のデスクに彼のフィギュアを飾っていた。[4][11]
制作の舞台裏[]
- 「彼女はこの行事のために特別に設計されたドロイドで、アリーナの歴史に詳しく、素早い計算能力を備えていて、少しばかり皮肉屋だ。彼女なボズのエネルギーに抗っているが、実際のところボズとの掛け合いが本当に、本当に上手いんだ。彼女は実況解説者で、J-3DIが大好きだ。よく見ると、予告編で彼女のデスクの上にJ-3の小さなボブルヘッドが置いてあるんだ。すごくクールでしょ」
- ―アート・ディレクター、ドミニク・ステフェン[出典]
L-X1の外見は『銀河のハンター』のゲーム中に使用できるスタンプ(画像)で初めて描写された
L-X1は正史のゲーム『スター・ウォーズ:銀河のハンター』が2021年11月16日にソフトローンチされた際に初めて登場した。ただし当時はアナウンサーとして音声のみの登場だった。2023年9月13日、同作の0.18.0アップデートに伴い、プレイヤーが使用可能なスタンプの一種としてL-X1が登場し、初めてその外見が(顔のみ)明らかになった。[2] 2024年4月30日、L-X1は『銀河のハンター』の正式発売日発表トレーラーにボズ・ヴェガとともに登場し、初めて映像でその姿が描写された。[4]
登場作品[]
- ハンターズ:バトル・フォー・ジ・アリーナ (台詞または音声のみ)
- スター・ウォーズ:銀河のハンター (初登場)
参考資料[]
Star Wars: Hunters Launch Date Reveal Trailer スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
Star Wars: Hunters Release Date, Cinematic Trailer Revealed - StarWars.com (アーカイブ)
Star Wars: Hunters Official Launch Trailer スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル (台詞または音声のみ)
イウォークの声明 - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
ホットショット・ディアゴ - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
彼はどこへ行った? - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖) (日本語版は不完全)
ジャワ語でおしゃべり - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
泥棒たちの名誉 - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 ハンターズ:バトル・フォー・ジ・アリーナ
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 スター・ウォーズ:銀河のハンター
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5
Star Wars: Hunters Launch Date Reveal Trailer スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル
- ↑
ハンターたちが宇宙に飛び出す! - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑ 6.0 6.1 6.2
イウォークの声明 - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑
ホットショット・ディアゴ - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑ 8.0 8.1
彼はどこへ行った? - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖) (日本語版は不完全)
- ↑ 9.0 9.1
ジャワ語でおしゃべり - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑
泥棒たちの名誉 - アリーナ・ニュース (元のサイトは閉鎖)
- ↑ 11.0 11.1
Star Wars: Hunters Release Date, Cinematic Trailer Revealed - StarWars.com (アーカイブ)