MPHパワー・ドロイド(MPH power droid) はパワー・ドロイドのモデルである。灰色の箱型のボディと、短い2本の脚を備えた。[1]
歴史[]
帝国時代、MPH-11という名の[3] MPHパワー・ドロイドが惑星ケッセルのスパイス鉱山でパイク・シンジケートの奴隷として働かされていた。10 BBY、L3-37がケッセル・コントロール・センターのドロイドを解放した際、MPH-11も奴隷暴動に参加した。[2]
新共和国時代、惑星タトゥイーンの技術者ペリ・モットーがMPHパワー・ドロイドを所有し、モス・アイズリー宇宙港のハンガー3-5で使用していた。[4] マンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンのためにN-1スターファイターを組み立てた際、モットーはこのパワー・ドロイドを使ってジャリンのN-1に動力を供給した。[5] 大名ボバ・フェット率いるゴートラとパイク・シンジケートの抗争が終わった直後、MPHパワー・ドロイドが少なくとも1体、モス・エスパ宇宙港で活動していた。[6]
新共和国時代、アウター・リムの惑星プラジール15でも複数のMPHパワー・ドロイドが使用されていた。ディン・ジャリンとレディ・ボ=カターン・クライズがプラジールのドーム都市にあるドロイドの酒場“ザ・レジスター”を訪れた時、店の外の路地を1体のMPHパワー・ドロイドが歩いていた。また店内にも別のMPHユニットがおり、多種多様な機種のドロイド客に混じって盛り上がっていた。MPHユニットはヘビー・ローダー・ドロイドと同じテーブルを囲み、他の客と同様、マンダロリアンとバーテンダー・ドロイドのやり取りを静かに見守った。バーテンダーが有機体への恩返しをしたいと語ると、客たちは一斉に各々のやり方で賛同の意を示し、MPHも体を左右に揺らした。[7]
制作の舞台裏[]
MPHパワー・ドロイドは2018年公開のアンソロジー映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で初登場を果たした。ドロイドの機種名は作中で言及されていないが[2]、2019年に公式YouTubeチャンネル Star Wars Kids の動画「Every Droid in Star Wars」で初めて名称が紹介された。[1]
登場作品[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (初登場)
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- マンダロリアン – チャプター5:ガンファイター
- マンダロリアン – チャプター9:保安官
- マンダロリアン – チャプター10:乗客
- ボバ・フェット – チャプター5:マンダロリアンの帰還
- ボバ・フェット – チャプター7:名誉のために
- マンダロリアン – チャプター17:背教者
- マンダロリアン – チャプター18:マンダロアの鉱山
- マンダロリアン – チャプター21:海賊
- マンダロリアン – チャプター22:傭兵