MW-20ブライヤー・ピストル(MW-20 Bryar pistol)はブライヤー・ピストルの一種。[1] クレム・アンドーやその養子であるキャシアン・アンドーがこの武器を使用した。[2]
制作の舞台裏[]
- 「キャシアンにクールなブラスターが必要だってことは最初の最初からわかってた」
- ―マーティン・ダスト[出典]
MW-20ブライヤー・ピストルは実写TVドラマ・シリーズ『キャシアン・アンドー』のために制作された。初登場作品は2022年9月21日に公開された第1話『キャサ』。[4] シリーズのプロップ・マスターを務めたマーティン・ダストは、ハン・ソロのDL-44からインスピレーションを得て、キャシアンの武器もシルエットだけで認識できるものにしたいと考えた。制作チームはスター・ウォーズに登場したさまざまなブラスターがどのように作られたか調べ、最終的にK-16ブライヤー・ピストルをダストに紹介した。[5] K-16はゲーム『Star Wars バトルフロント』に登場したブラスターで、レジェンズのゲーム『スター・ウォーズ ダークフォース』に登場したカイル・カターンの武器がデザインの原案となっている。[1]
ダストはK-16を気に入ったが、この武器のユニークな特徴でもある大きな銃身については、なにか理由付けがあることが重要だと考えた。そこでダストは、太い銃身の中には2本のバレルが入っており、射撃によってバレルが過熱してこれ以上撃てなくなった時、手首のちょっとした所作で銃身中央部分がひっくり返り、もう片方の冷えたバレルに換装されるというアイデアを思い付いた。プロップ制作担当者はこの機能を実際のプロップに組み込んだ。ダストによると、キャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナはこの機構の操作方法をすぐに習得したという。[5] こうした機能やデザインが追加された結果、キャシアンのブラスターはオリジナルのK-16とは別物になったため、MW-20という新しい製品番号が与えられることになった。[1]
登場作品[]
- キャシアン・アンドー – キャサ (初登場)
- キャシアン・アンドー – 俺かもしれない
- キャシアン・アンドー – 報いの音
- キャシアン・アンドー – やった側は忘れる
- キャシアン・アンドー – 目
- キャシアン・アンドー – フェリックスの娘
- キャシアン・アンドー – リックス通り
参考資料[]
- Andor | Season 1, Episode 3 – Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- The Stories Behind 5 Memorable Andor Props - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- スター・ウォーズ:反乱の夜明け ビジュアル・ガイド
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 Andor | Season 1, Episode 3 - Trivia Gallery - StarWars.com (バックアップ - Archive.org) (Slide 4)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 キャシアン・アンドー – 報いの音
- ↑ キャシアン・アンドー – リックス通り
- ↑ キャシアン・アンドー – キャサ
- ↑ 5.0 5.1 The Stories Behind 5 Memorable Andor Props - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)