O-R10Nはレジスタンスのスターファイター隊に仕えたアストロメク・ドロイドである。32 ABY、メガロックス・ベータの任務に同行したO-R10Nは、BB-8、R4、R2-HAと共にグラッカス・ザ・ハットを解放しようとしたが巨大なセキュリティ・ドロイドによって破壊された。
経歴[]
O-R10Nはレジスタンスに仕えたアストロメク・ドロイドである。[2] 32 ABY[1]、O-R10Nはブラック中隊隊員ジェシカ・パヴァのT-70 Xウイング・スターファイターに搭乗し、メガロックス・ベータの任務に同行した。ポー・ダメロンにアップサイド作戦を命じられたBB-8は他のアストロメク・ドロイドのO-R10N、R4、R2-HAと共にXウイングから降り、宇宙ステーションの重力場発生装置へ向かった。[2]
道中、BB-8が3人の警備員に気づいた。BB-8はケーブルを天井に発射し装着させ、O-R10Nらはロケット・ブースターを起動させて天井の方まで上昇し、やり過ごそうとした。しかし、R4のロケット・ブースターが突然故障し、1人の警備員に落下してしまった。2人の警備員はドロイドたちを撃ち落とそうとしたが、O-R10Nは電気ショック・プロッドで1人の警備員を感電させ、もう1人の警備員を左右の脚で蹴飛ばした。O-R10NはR4を助け起こし無事を確認した後、BB-8に賞賛された。[2]
デッキ12のメイン・フィールド・ジェネレーターに到着したドロイドたちは重力発生装置を無力化しようとしたが、宇宙ステーションの司令部に見つかってしまう。警報を聞いたBB-8とO-R10NはR4、R2-HAに装置の操作を任せ、扉の方に向かうと巨大なセキュリティ・ドロイドが現れた。O-R10Nは電気ショック・プロッドとアーク・ウェルダー、小型ブラスターでセキュリティ・ドロイドに立ち向かったが、握り潰されてしまい、通路の下の空間へ放り捨てられた。その後BB-8がセキュリティ・ドロイドを停止させ、装置の無力化に成功した。パイロットたちに再開したドロイドたちはパヴァにO-R10Nが助からなかったことを伝えた。[2]
個性と特徴[]
気の強い性格のO-R10Nは[2] R6アストロメク・ドロイド[4] の頭部を持つ青色の[3] アストロメク・ドロイドである。O-R10Nは電気ショック・プロッド、ナイフ、アーク・ウェルダー、スパーク発生装置、小型ブラスターを装備していたほか、ロケット・ブースターを脚の裏に装備しており、空を飛ぶことが出来た。[2]
制作の舞台裏[]
O-R10Nはコミック『スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン』(チャールズ・ソウル脚本、フィル・ノト画)に登場したキャラクターである。[2] O-R10Nという名称はチャールズ・ソウルによって X(旧Twitter) で明かされた。[5]
登場作品[]
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン (初登場)
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン レジェンド・ロスト (間接的に言及)
参考資料[]
- スター・ウォーズ ヘルメット・コレクション 50 (間接的に言及)
- 週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第62号 (ドロイド仕様書:BB-8アストロメク Part 2)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』によればポー・ダメロンがブラック中隊を最初に率いたのはスターキラー基地の戦いの2年前であり、『スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス』によればスターキラー基地の戦いは34 ABYの出来事である。『スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン』ではブラック中隊の結成が描かれるため、O-R10Nの破壊は32 ABYの出来事ということになる。
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 2.15 2.16 スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン
- ↑ 3.0 3.1 週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第62号 (ドロイド仕様書:BB-8アストロメク Part 2)
- ↑ スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (セット: R6-D23) (バックアップ)
- ↑ @CharlesSoule(チャールズ・ソウル) - X (旧Twitter). “Yup! BB-8's droid squad consists of him, R2-HA, O-R10N (the purple guy) and R4 (the nerdy one).”