OOMコマンド・バトル・ドロイド(OOM command battle droid)はバクトイド・コンバット・オートマタ社が製造したOOMシリーズ・バトル・ドロイドの一種である。トレード・フェデレーションや独立星系連合に仕え、ドロイド軍団のコマンダーとしてナブーの戦いやクローン戦争に参加したが、知覚種族の将校や高性能なタクティカル・ドロイドがOOMコマンド・バトル・ドロイドの上に立つこともあった。ナブーでグンガンとの戦いを指揮したOOM-9はこの機種。
特徴[]
バクトイド・コンバット・オートマタ社製のOOMコマンド・バトル・ドロイドはOOMシリーズの一種で、他のバトル・ドロイドを指揮するコマンダーとしてプログラムされていた。コマンド・バトル・ドロイドの見た目はB1バトル・ドロイドやOOMシリーズの他の機種とほとんど同じだったが、黄色いマーキングで他と区別されていた。このドロイドは男性プログラムで、E-5ブラスター・ライフルで武装し、マクロバイノキュラーなどの道具を使うことができた。
歴史[]
OOMコマンド・バトル・ドロイドはナブーの侵略以前からトレード・フェデレーションによって使用されていた。このドロイドはフェデレーションのドロイド軍団で指揮官を務め、B1バトル・ドロイドやOOMセキュリティ・バトル・ドロイドの指揮を執った。32 BBY、フェデレーションが惑星ナブーを侵略した際、OOMコマンド・バトル・ドロイドのOOM-9が地表へ派遣され、ジェダイのクワイ=ガン・ジンやオビ=ワン・ケノービの捜索活動を指揮した。その後、OOM-9はナブーの大草原でグンガンとの戦いを指揮する。その後、アナキン・スカイウォーカーのN-1スターファイターによって惑星軌道のルクレハルク級バトルシップが破壊され、ナブーに配備されていた全てのバトル・ドロイドが機能を停止した。
クローン戦争が始まると、OOMコマンド・バトル・ドロイドは独立星系連合のドロイド軍でコマンダーの役割を果たした。彼らは装甲型強襲用戦車に乗って歩兵部隊を指揮したり、分離主義勢力宇宙軍の軍艦に乗り込むこともあった。クローン戦争では指揮官の役割に特化したタクティカル・ドロイドが登場し、OOMシリーズよりも上に立つことがあった。
クローン戦争終結後、一部のOOMコマンド・バトル・ドロイドは分離主義者の抵抗勢力の戦力として活動を続けた。
知られている個体[]
登場作品[]
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