OOMセキュリティ・バトル・ドロイド(OOM security battle droid)はトレード・フェデレーションや独立星系連合が使用した保安ドロイドである。OOMコマンド・バトル・ドロイドの指揮のもと、フェデレーションや連合軍のスターシップ、施設などで保安業務に従事した。
特徴
バクトイド・コンバット・オートマタ社製のOOMセキュリティ・バトル・ドロイドはOOMシリーズ・ドロイドの一種で、基本的な外見はB1バトル・ドロイドとほとんど変わりなかった。このドロイドは他と区別するため肩や胴体に赤いマーキングが施されていた。B1バトル・ドロイドと同じく、OOMセキュリティ・バトル・ドロイドはE-5ブラスター・ライフルで武装していた。また、一部のセキュリティ・バトル・ドロイドはコムリンク・ブースター・パックを背負っていた。
歴史
コムリンク・ブースター・パックを背負ったOOMセキュリティ・バトル・ドロイド
赤いマーキングが施されたOOMセキュリティ・バトル・ドロイドはトレード・フェデレーションや独立星系連合のスターシップや施設などに配備され、保安ドロイドとしての役割を果たした。通常、黄色いマーキングのOOMコマンド・バトル・ドロイドが複数体のセキュリティ・バトル・ドロイドからなるチームを指揮して戦った。
32 BBY当時、惑星ナブーを封鎖したトレード・フェデレーションのルクレハルク級LH-3210貨物船<サーカク>にもOOMセキュリティ・バトル・ドロイドが複数配備されていた。ジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは<サーカク>の艦内でセキュリティ・バトル・ドロイドの小規模なチームを全滅させた。また、ナブーの首都シードではコマンド・ドロイドOOM-9に率いられたセキュリティ・ドロイドたちがヴァイスロイ・ヌート・ガンレイに随行し、パドメ・アミダラ女王を護送した。
クローン戦争勃発後、OOMセキュリティ・バトル・ドロイドは独立星系連合の戦力としても活躍した。惑星ローラ・サユーに設けられたシタデル刑務所や、グリーヴァス将軍のプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー<インヴィジブル・ハンド>にもOOMセキュリティ・バトル・ドロイドが配備されていた。
登場作品

<インヴィジブル・ハンド>のOOMセキュリティ・ドロイド
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- スター・ウォーズ ジャーニー ビギンズ
クローン・ウォーズ – 鉄壁の要塞
クローン・ウォーズ – 決死の脱出
クローン・ウォーズ – 勝利の代償
クローン・ウォーズ – 魔女狩り
クローン・ウォーズ – 惨劇へのカウントダウン
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
バッド・バッチ – 余波 (回想シーン)
参考資料
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル