QT-KT、略称QT(Qutee)はジェダイ・ナイトのアイラ・セキュラが所有した女性プログラムのRシリーズ・アストロメク・ドロイドである。クローン戦争中、QTとアイラはとある月にある独立星系連合の秘密研究施設に潜入した。そこでシスの暗殺者アサージ・ヴェントレスと遭遇し、QTは危うく誘拐されかけた。地雷と爆発物の専門家でもあったQTは後にミーバー・ガスコン大佐が率いるD分隊のメンバーに選ばれた。当初ガスコンはドロイドたちと頻繁に対立し、一度QTのことをピンキー(Pinky)と呼び間違えた。QT-KTは次第に任務を通して仲間たちと信頼関係を築き、独立星系連合の暗号化モジュール獲得作戦で活躍した。
経歴[]
共和国時代[]
アストロメク・ドロイドのQT-KTはトワイレックのジェダイ・ナイト、アイラ・セキュラによって作られ[3]、クローン戦争期に主人と共に活躍した。[6]
秘密研究施設の任務[]
フォースで破壊されるQT-KT
21 BBY[1]、とある月にジオノージアンによって建設された分離主義者の秘密研究施設があり、そこに重要な秘密があるという噂を確かめるべく、アイラ・セキュラとQT-KTはデルタ7イーサスプライト級軽インターセプターでそこに潜入した。基地に侵入したアイラはフォースで見張りのバトル・ドロイドを高所から突き落とし、情報を入手するためQTと共に監視プラットホームに降りた。アイラに何かデータが無いか探すよう言われたQTは秘密情報を発見し、それをデータポートにして取り出そうとした。しかしシスの暗殺者アサージ・ヴェントレスがそれを奪い、今度はフォースでQT-KTを連れ去ろうとした。アイラもフォースで引き寄せようとすると、衝撃でQTの頭部と胴体が切り離されてしまう。アサージは一旦姿を消した後、QTの胴体をアイラに投げつけて不意を突き、ライトセーバーで襲い掛かった。[2]
最終的にアイラ・セキュラはデータの奪還には失敗したが、QT-KTのボディと頭部は無事に回収され、船で修理された。そしてアイラはQTのホロプロジェクターでジェダイ最高評議会のメイス・ウィンドゥとヨーダにアサージに遭遇したことを報告した。[2]
D分隊[]
M5-BZ、WAC-47、QT-KT
地雷と爆発物の専門家であったQT-KTは[5] 分離主義勢力暗号化モジュールの奪取を目的に編成された潜入チーム、“D分隊”のメンバーに選ばれた。この分隊はQT-KTのほかにアストロメク・ドロイドのR2-D2、U9-C4、M5-BZやDUMシリーズ・ピット・ドロイドのWAC-47、そしてジルキン種族のミーバー・ガスコン大佐で構成されていた。[8] 20 BBY[1]、QT-KTはジェダイ・テンプルでの戦略会議に主人のアイラ・セキュラやほかのアストロメク・ドロイドと共に参加した。メイス・ウィンドゥが暗号化モジュールがある保管庫について説明する中、会議に遅刻したWAC-47はQT-KTを押しのき、彼女とBZの間に割り込んだ。[8]
ドクター・グーバッカーはQT-KTに遠隔操作マグネットを与えた
会議終了後、D分隊のドロイドたちはドクター・グーバッカーの研究所で特別なアップグレードを受けた。モジュールがある保管庫、Cデッキは[8] 小型浮遊機雷でぐるりと囲まれていることが分かっていた。[5] そこでグーバッカーはQT-KTに遠隔操作のできる浮遊地雷除去マグネット・デバイスを与え、周囲7メートル以内のあらゆる金属の吸着を可能にした。R2-D2には改良型ロケット・ブースター、U9-C4にはレーザー・カッターが与えられたが[8]、既に改造済み[5] のWAC-47はアップグレードされず、逆にM5-BZはガスコンの司令塔としての役割を果たすためメモリー・バンクを取り外されてしまった。[8]
作戦実行[]
改造を終えたアストロメクたちはWAC-47が操縦する[8] マキシリピード・シャトル[11] に搭乗し、暗号化モジュールが保管されたドレッドノートへ向かった。[8] しかし、まっすぐ飛び込むのがベストだと判断したWACはあえて[12] プロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤー[11] に衝突するコースをとった。その結果シャトルはトラクター・ビームに捕らえられ、ドレッドノートのハンガーに牽引されてしまう。やがて2体のB1バトル・ドロイドがシャトルに乗り込み、尋問のためピット・ドロイドとアストロメクたちを引きずり下ろした。ドレッドノートの船内を移動する中、R2-D2は電気ショックでバトル・ドロイドを機能停止させた。QT-KTもバトル・ドロイドがWACに気を引かれる隙に、電気ショックでB1をノックアウトし、ガスコンを乗せたBZやWACと共にとどめを刺した。[8]
その後U9-C4がレーザー・カッターで保管庫の電力供給を停止させ、WAC-47は保管庫の外側の見張り役のB2スーパー・バトル・ドロイドを閉じ込めることに成功した。計画は順調であったかのように思えたが、M5-BZが保管庫の扉の開放に失敗し、彼の回路がショートしてしまう。WACが次の手を尋ねると、ガスコンはBZの代わりとなる任務を残りの誰かに与えると答えた。QT-KTはガスコンにこの任務をさせることを提案すると、自分が将校であり、このような危機に直面した経験がないことを理由に拒否された。実際、ガスコンは戦略家で実戦経験は皆無であり、WACが彼の事を"ただの地図読み"とからかうと、QTはR2やC4と共に大佐を嘲笑した。後にR2-D2がBZの代わりに扉を開放すると、WACはガスコンに自分たちドロイドを見下すのを辞めるよう主張し、QTも賛同した。[8]
浮遊機雷をバトル・ドロイドに向けて放出するQT-KT
ガスコンがドロイドたちへの敬意を約束した後、彼はQT-KTにモジュール保管室の浮遊機雷を取り除くよう命じた。彼女は浮遊マグネットで全ての機雷を寄せ集め、頭部に保管した。除去が完了しR2-D2が改良型ロケット・ブースターを駆使してモジュールを奪取しようとすると、スーパー・タクティカル・ドロイドのオート=オーと部下のバトル・ドロイドたちが侵入者たちにブラスターを向けた。するとR2が人工重力制御装置を解除し、室内は混乱に陥った。U9-C4がレーザー・カッターでバトル・ドロイドを数体破壊すると、QTは先程回収した浮遊機雷を放出し、タクティカル・ドロイドを除くバトル・ドロイドを全滅させた。WACが制御装置を再起動させ、R2が暗号化モジュールを回収し、オート=オーの破壊に成功すると、船内は侵入警報が鳴り響いた。R2とQTは故障したBZを運び、D分隊は撤収した。[8]
漂流[]
- 「そうピリピリするなQT、危険な連中じゃないさ」
- ―不安がるQT-KTに対し、ミーバー・ガスコン[出典]
アストロメクたちは力を合わせてQT-KTを救った
ドレッドノートを後にしたD分隊はジェダイ・テンプルへと急ぐためマキシリピード・シャトルでハイパースペースに入り[8]、任務を生き延びたQTたちアストロメク・ドロイドがM5-BZの修理を完了すると、パイロットのWAC-47はシャトルが彗星へ向かっていると皆に報告した。ガスコンはジャンプを出るよう大急ぎで命令したが時すでに遅く、シャトルは氷彗星群に突入し、動力系統に深刻なダメージを負ってしまう。アストロメクたちは船外に出て今度はスターシップの修理を開始し[9]、QT-KTは船首に登って周囲を見張り、仲間に注意を呼び掛けた。[5] C4が予備電源の回復に成功するとシャトルの目の前の巨大彗星が出現した。R2がエンジンの回復に成功させ、WACとガスコンは回避と試みたが、シャトルは避けきれずに再び破損し、衝撃でQT-KTは船体から弾き飛ばされた。U9-C4は間一髪の所でQTを[9] 磁気吸着ケーブル[10] で捕まえるが彼自身も船から投げ出されてしまう。最終的にR2がケーブルでC4を捕まえ、BZが引っ張り出すことでQTを救うことができた。[9]
スタビライザーと制御システムが故障したマキシリピード・シャトルは直下の惑星アバファーへ墜落した。幸いにもD分隊のメンバーは全員無事であったが、この砂漠の星に関する情報は何も無かった。ガスコンは船に留まって状況を観察し、偵察プランを立てることを提案したが、モジュールを手にしたR2-D2は任務を遂行しようとシャトルを後にした。QT-KTたちはR2の後を追い、ガスコンも移動を余儀なくされた。やがてガスコンはR2が単に進行方向を直線にセットして移動しているだけという真実を知ると彼はこのR2ユニットを責め立た。そして訓練ではなくプログラムで動くことがドロイドの弱点だと呟きながら空っぽの水筒を投げつけ、それがQT-KTの頭部に当たった。[9]
状況を整理するQT-KTたち
一同は墜落した船を発見し、ガスコンは再び自分たちの墜落現場へ戻ってきたと喜んだ。しかしそこにあったのは別の墜落船と白骨化した死体、そしてボロボロになったアストロメクとピット・ドロイドの残骸だった。R2-D2、QT-KT、U9-C4、WAC-47が状況を整理する中、ガスコンは嘆き、周りに何か無いか探すため墜落船に登り、それをM5-BZが見つめていた。やがてガスコンは村があると言い張り、それが幻だと気づくと発狂し始めた。大佐の様子を見て、WACは自分が分隊の新しい指揮官だと主張したが、QT-KTとC4はそれを否定した。結局アストロメクたちは正気を失ったガスコンと、いつまでもリーダーを主張するWACを置き去りにして前に進みだした。[9]
ほどなくしてQT-KTたちは小さな町[9]、ポンズ・オーラ[13] に到着し、我に返ったガスコンやWAC-47も[9] 鳥類型クリーチャーのヴォイド・ストライダー[14] に乗って町に辿り着く事が出来た。[9] アストロメクたちは大佐と合流し、この人気のない町を探索することになった。道中、唾を吐き捨てるアクアリッシュの住民を見てQTは治安の悪さを心配し、それに対しガスコンは彼らは危険な連中ではないと答えた。その直後QTはエイリアン種族をナイフで脅して食べ物を奪うアリーナを目撃する。[15]
ガスコンはレストラン「パワー・スライダーズ」で食事する前にR2-D2たちに町を偵察し、敵対勢力を発見次第報告するよう命じた。その後アストロメクたちは3体のB1バトル・ドロイドが移動するのを目撃し、結局ろくな食べ物にありつけなかったガスコンに報告した。そこでガスコンは敵の分隊が存在するなら付近に発着場があり、そこでシャトルを奪えばよいと提案した。彼の予想通り発射場は存在し[15]、分離主義者のロー級輸送シャトル[16] が停泊していたが、QT-KTとR2-D2は騒ぎを起こした我々は既に手配されているのではと指摘した。そこでガスコンは先程レストランのゴミ捨て場で出会ったグレガーと名乗る記憶喪失のクローンに任務に強力させるよう新たに提案した。[15]
ボーカスをケーブルで拘束するQT-KTたち
D分隊はグレガーの手首に埋め込まれた識別コードを読み取るため彼のアパートに入った。R2-D2がそれを読み取ると、記憶喪失のトルーパーの識別番号がCC-5576-39で、かつては共和国グランド・アーミーのクローン・コマンドーであり、共和国戦史上最悪の敗戦として知られるサーリッシュの戦いで行方不明扱いになっていたことが判明する。QT-KTたちはそれを聞くとショックを受けた。やがてグレガーがシャトル奪取作戦に同意すると、QTたちはかつて彼が着用していたクローン・トルーパー・アーマーを見つけるため「パワー・スライダーズ」へ侵入した。ドロイドたちが店内を捜し回る中、サラスタンの料理人ボーカスがアーマーやブラスター・ライフルが入った箱を持って彼らの前に現れた。ボーカスは戦場から脱出して記憶喪失に陥ったグレガーを皿洗い係として奴隷と同じように酷使し、彼が使用した武器や装甲服を隠していたのである。本来の装備を取り戻そうとするグレガーをボーカスはブラスターで殴り、皿洗いがふさわしいとなじった。するとアストロメクたちはボーカスに攻撃を開始し、QT-KTはマグネットでブラスターを奪い取り、ケーブルで彼を縛り上げた。取り押さえられたボーカスは、分離主義者たちがアバファー軌道上の[15] ヴェネター級スター・デストロイヤー<リナウン>[17] を破壊するため高揮発性の燃料物質ライドニウムを採掘していると告げた。脱出できず再び皿洗いをさせてくれと自分に乞うことになるだろうと言い捨てるサラスタンのシェフを背にしてQTたちは店を後にした。[15]
ライドニウム採鉱施設に訪れたD分隊とグレガーは分離主義勢力の計画を阻止し、同時にこの惑星から脱出する手段を確保するため、採鉱施設を襲撃することに決めた。QT-KTたちが輸送シャトルへ向かう中、グレガーは1人で護衛し、バトル・ドロイドたちを倒していった。D分隊の脱出準備が整った後も彼は採鉱施設にとどまって戦いを続け、最終的に採鉱施設は大爆発によって破壊された。グレガーもそこで死んだものと思われ、QTたちは彼を悼んだ。[15]
カリダ事件[]
- QT-KT 「≪疑問の電子音≫」
- WAC-47 「いい質問だQT。なんで他のシャトルや整備員の姿がないのです?」
- ミーバー・ガスコン 「それは…きっと皆準備で忙しいんだ。その…分離主義者の暗号解読の現場に立ち会いたくて」
- ―QT-KT、WAC-47、ミーバー・ガスコンの会話[出典]
砂漠の惑星から脱出したD分隊のロー級輸送シャトルは<リナウン>への着陸に成功したが、船内には人の気配がなかった。QT-KTはほかのシャトルや整備員の姿がないのはなぜだと質問すると、皆暗号解読の準備で忙しいからだとガスコンは答えた。QTたちが向かったブリッジにはクローン航法士官たちが働いており、ガスコンはその中の一人にモジュールを渡そうとした。しかし航法士官たちは全員ホログラムであった。ガスコンがそれに気付くとスター・デストロイヤーは突然ハイパースペースに入り、クルー・ピットからB1バトル・ドロイドやスーパー・タクティカル・ドロイドが侵入者に向かって降伏するよう命じた。D分隊は逃走し、敵から隠れるために2体のOOMパイロット・バトル・ドロイドが制御する部屋に侵入した。QT-KTとR2-D2が電気ショックで1体を機能停止させ、残りの1体をU9-C4がレーザー・カッターで焼き切った。やがてハイジャックされたこのデストロイヤーには共和国軍の全艦隊が吹き飛ぶ量のライドニウムが詰め込まれていることが判明すると、ガスコンはハイジャック阻止や爆弾解除の命令は受けてないという理由でドロイドたちにデストロイヤーがハイパースペースを離脱次第退却すると命じ、ロー級輸送シャトルへ向かった。QT-KTたちがハンガーに到着すると、彼女はR2の姿がないことに気が付く。すると彼はすぐ隣でBNI-393“バニー”と名乗るLEPサーヴァント・ドロイドを連行していた。[7]
バズ・ドロイドの攻撃を受けるQT-KT(左)
ガスコンたちはバニーを連れて一旦シャトル内に移動した。バニー曰く自分の主人は分離主義者によって殺害され、生き残った仲間のドロイドは誰も船を操縦できないため脱出することができず、助けを求めていた。更に彼女はバトル・ドロイドたちがこの船を共和国軍戦略会議が開かれるカリダ星系の宇宙ステーション<ヴァーラー>に突撃させる計画を進行していると告げた。そのころ、タクティカル・ドロイドが放った1体のバズ・ドロイドがシャトル内に侵入し、彼らを盗聴していた。敵の存在に気が付いたR2-D2はこの小型ドロイドの破壊を試み、D分隊とバニー、生存者のゴンク・ドロイド、マウス・ドロイド、トレッドウェル・ドロイドも追跡し、バズ・ドロイドが逃走した<リナウン>の砲塔ルームに向かう(ただしトレッドウェルはベースが扉につっかえて入室できなかった)。しかしそこには大量のバズ・ドロイドが待ち構えており、共和国のドロイドたちに攻撃を開始した。その中の2体はQT-KTの破壊を試みたがR2-D2によって阻止された。やがてD分隊たちがバズ・ドロイドに取り囲まれると、M5-BZは艦内のエアロックを開き、敵と共にハイパースペースに吸い出されてしまった。R2がエアロックを再び閉めると、ガスコンはM5-BZの犠牲を称え、宇宙ステーションの爆破の阻止を約束した。[7]
ロー級輸送シャトルへ向かう道中、ガスコンは全員に作戦の概要を伝えた。それは、彼とダメージを受けたドロイドたちは敵の注意を引きつつシャトルへ避難し、その間にR2-D2が爆弾のところへ行って予定より早く起爆するようセットするというものだった。計画が実行されると、QT-KTたちは3体のOOMセキュリティ・バトル・ドロイドに見つかり、トレッドウェルが破壊されてしまう。<リナウン>がカリダ星系に到着した頃、QTたちはハンガーに辿り着き、ガスコンは敵の注意を逸らすためU9-C4のジェット・ブースターで飛び立った。QT-KTはダメージを受けたゴンク・ドロイドにケーブルを取り付け、ジェット・ブースターを駆使してバニーやWAC-47、そしてそれまでゴンクを運んでいたマウス・ドロイドごと引きずり、シャトルへ向かった。R2を除く全員が避難すると、ガスコンは全員が船に乗るまで脱出は延期すると皆に告げたが、WACがシャトルを発信させ艦から離脱してしまう。R2は装置の起爆に成功し、<リナウン>は大爆発を起こしたが、<ヴァーラー>やQTたちを乗せるロー級輸送シャトルは無事であった。R2-D2は爆発に巻き込まれて破壊されるが、その残骸はアナキン・スカイウォーカーの捜索隊によって回収された。[7]
再開[]
R2-D2と再会を果たすQTたち
R2-D2の修理が完了すると、彼はQT-KTやWAC-47、ガスコン、バニー、生存者のドロイドたちと再会を果たした。WACが自分たちが全員同じ小隊に配属されるという知らせを伝えると、QTは嬉しさのあまり体を回転させ、ガスコンたちも喜んだ。[7] そしてR2は主人のアナキンのアストロメクとして地味な暮らしに戻れることを嬉しく感じた。[10]
クローン戦争後[]
19 BBY[1]、シス卿シーヴ・パルパティーンによってオーダー66が発令され、アウター・リム包囲作戦に参加していたアイラ・セキュラはクローン・コマンダーCC-5052“ブライ”に殺害された。[18] 主人を失ったQT-KTは、アイラの友人であるロリス・コーナと共に惑星ライロスで生活することになった。[19]
個性と特徴[]
QT-KT
QT-KTは女性プログラムのRシリーズ・アストロメク・ドロイドであり[5]、インダストリアル・オートマトン社によって製造された。[4] QTはアイラが製作した強力なアストロメクでもあり、主人の銀河の旅をサポートした。[3] QTのボディは白とピンクで塗装されており、グーバッカーによって改造された後は頭部の一部が警戒色に変更された。[8] このドロイドには元から持つプログラミングや工具セットのほかに、アイラの任務のために特殊な装備が追加されていた。[5] QTは脚にジェット・ブースター[7]、胴体の前部に修理アームや[9] スコンプ・リンク[2]、背部に磁気吸着ケーブル[5]、頭部に照明付きの[7] ホロプロジェクターや[2] 黒いフォトレセプター、そして浮遊地雷除去マグネット・デバイスを備えていた。[5] またQTの頭部には、少なくとも改造前は高所から降りるためのロープも搭載されていた。[2]
QTは陽気な性格のドロイドであり[6]、たとえピンチな状況でも[7]、あり合わせの装備を駆使して[5] その場を乗り切ったが[7]、ポンズ・オーラの治安には不安を感じた。[15] アバファーでWACが自分が分隊の新しい指揮官である主張した際に彼女はそれを否定した。[9] QTたちアストロメクはガスコン大佐やWACではなく、実戦経験が豊富なR2-D2をリーダーとして見なしていたのである。[12] また分離主義勢力ドレッドノートでの任務において、WACがガスコンに自分たちドロイドを見下してほしくないと主張したときは、彼女はこのピット・ドロイドに賛同した。ただしWACがそう発言した途端にQTの肩にもたれかかると、彼女はピット・ドロイドを振り払った。このように彼女はWACやガスコンと最初は険悪な仲であったが[8]、奪還任務を終えて宇宙ステーションの爆破を阻止した後には、他の仲間やこの2人と再び小隊に配属されることに嬉しそうな表情を示した。[7] またボーカスがグレガーに対して傲慢な態度で兵士としての生き方を全面的に否定すると、QTたちアストロメクは怒りをあらわにし、このサラスタンをケーブルでぐるぐる巻きにした。[15]
制作の舞台裏[]
QT-KTはR2-KT(写真)の代役として制作された
QT-KTは2012年12月1日(吹き替え版は2013年11月15日)に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン5の第10話『特務分隊結成』で初登場を果たした。[8]
このキャラクターは501部隊の創設者アルビン・ジョンソンが娘のケイティ・ジョンソンのために制作したアストロメク・ドロイド、R2-KTにインスパイアされて作られた。『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』で初登場を果たしたR2-KTは、D分隊のメンバーとして再登場する案があった。しかし分隊に「R2」という名称のドロイドが2体も存在するのを避けるため採用されず、代わりにQT-KTが誕生した。また、改造前のQT-KTのコンセプト・アートはウィル・ニコルズ[20]、改造後のQTのコンセプト・アートはヒョンウッド・リムによって描かれた。[21]
かつて存在した公式ブログシリーズ『From World War to Star Wars』では、第二次世界大戦中にマウントバッテン卿がイギリス海軍のために提案した戦闘機、スピットファイアのピンク色の塗装が夜明けや夕暮れ時に気づかれにくく、カモフラージュするのに向いていたということがQT-KTやR2-KTのピンク色と関連付けて紹介されていた。[22] なお2018年にデアゴスティーニから発売された『週刊 スター・ウォーズ R2-D2』ではD分隊のドロイド・メンバーの機種名が紹介されているにも拘わらず、QT-KTだけ単にRシリーズ・アストロメク・ドロイドとしか紹介されていない。[5][12]
登場作品[]
- 悪党の物語:ギブ&テイク—スター・ウォーズ アドベンチャーズ 12
クローン・ウォーズ – 特務分隊結成 (初登場)
クローン・ウォーズ – 虚無の惑星
クローン・ウォーズ – 生きていた兵士
クローン・ウォーズ – 惨劇へのカウントダウン- スター・ウォーズ:ダーク・ドロイド:D分隊
- スター・ウォーズ:ダーク・ドロイド
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 悪党の物語:ギブ&テイク—スター・ウォーズ アドベンチャーズ 12
- ↑ 3.0 3.1 3.2 ACTION FIGURES Meet Meet the Droids: QT-KT
- ↑ 4.0 4.1 スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- ↑ 5.00 5.01 5.02 5.03 5.04 5.05 5.06 5.07 5.08 5.09 5.10 5.11 5.12
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第73号 (ドロイド仕様書:D分隊 クローン大戦の英雄)
- ↑ 6.00 6.01 6.02 6.03 6.04 6.05 6.06 6.07 6.08 6.09 6.10
QT-KT - 公式データバンク
- ↑ 7.00 7.01 7.02 7.03 7.04 7.05 7.06 7.07 7.08 7.09 7.10 7.11
クローン・ウォーズ – 惨劇へのカウントダウン
- ↑ 8.00 8.01 8.02 8.03 8.04 8.05 8.06 8.07 8.08 8.09 8.10 8.11 8.12 8.13 8.14
クローン・ウォーズ – 特務分隊結成
- ↑ 9.00 9.01 9.02 9.03 9.04 9.05 9.06 9.07 9.08 9.09 9.10
クローン・ウォーズ – 虚無の惑星
- ↑ 10.0 10.1 10.2
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第84号 (ドロイド仕様書:R2-D2アストロメク Part 6)
- ↑ 11.0 11.1 スター・ウォーズ ビークルのすべて
- ↑ 12.0 12.1 12.2
週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第82号 (ドロイド仕様書:R2-D2アストロメク Part 5)
- ↑
"Missing in Action" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
- ↑ きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 15.6 15.7
クローン・ウォーズ – 生きていた兵士
- ↑
Rho-class transport shuttle - 公式データバンク
- ↑
帝国の将校とエージェント – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア
- ↑ スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ↑ スター・ウォーズ:ダーク・ドロイド:D分隊
- ↑
"Secret Weapons" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
- ↑
"Point of No Return" Episode Guide - StarWars.com (アーカイブ)
- ↑
From World War to Star Wars: Pink Secret Weapons - StarWars.com (アーカイブ)