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R0アストロメク(R0 astromech)、別名R0シリーズ(R0-series)はインダストリアル・オートマトン社が製造したRシリーズアストロメク・ドロイドの一種である。レジスタンススターファイター隊ファースト・オーダーとの紛争でこの種のドロイドを使用していた。ポー・ダメロンT-70 Xウイング・スターファイターブラック・ワン>に搭乗したR0-H2ジェシカ・パヴァR0-4L0などが知られる。

特徴[]

R0アストロメク[3]、別名R0シリーズ[6]インダストリアル・オートマトン社が製造した[1] Rシリーズアストロメク・ドロイドの一種であり、R2シリーズと同じく樽型ボディと3本のを備えていたが、頭部はR5シリーズ[2] R6シリーズと同じくコーン型になっていた(ただし頭部とボディの間にくぼみは無かった)。[7] R0アストロメクの顔面にはR2のものと同じ形状のセンサーが配置されており[5]、そのそばにや緑に光るライトが組み込まれた個体もいた。R0のボディのパネルは開閉可能だった。[8]

歴史[]

Drummer R0

ドラマーとして働くR0アストロメク

新共和国時代9 ABY当時[9]惑星タトゥイーンモス・エスパで経営されていた施設「ガーザのサンクチュアリ」では、白と黒のR0アストロメクがオートランマックス・レボビスミュージシャンとバンドを組み、ドラマーとして人々を楽しませていた。大名ボバ・フェットフェネック・シャンドがサンクチュアリが自分の庇護下になったことを伝えるため店に訪れた時、R0アストロメクは他のメンバーと共に店内で音楽を奏でており、パネル内に内蔵されたアームを駆使してドラムを演奏していた。[4] 数日後、2人のパイクがサンクチュアリに訪れた時もR0アストロメクはドラムを演奏していたが、マックス・レボは不在だった。サンクチュアリはパイクが店に残した爆弾入りのカムトノによって爆破され、R0アストロメクもビスのミュージシャンや他の給仕と共に巻沿いになった。[8]

冷戦の時代、レジスタンスもR0アストロメクを使用していた。レジスタンスの技術者たちが作った改造型輸送船レジスタンス・トランスポートには1体のR0アストロメクが乗り込んでいた。この個体は船内の修理や各システムの監視、ハイパースペース突入時の計算の仕事を任せられていた。[10]

Resistance Base

レジスタンス基地で働くR0-4L0(左)とR0-H2(右)

レジスタンス・パイロットポー・ダメロンは相棒のBB-8が不在の時はR0アストロメクの[5] R0-H2[11] と共にXウイング・スターファイターに搭乗した。[5] 34 ABY[12]ジャクーからの脱出に成功したポーは、ルーク・スカイウォーカー居場所を記した地図を所有するBB-8を救出するため[5]T-70 Xウイング・スターファイターブラック・ワン[10] でR0-H2と共に惑星タコダナへ駆けつけた。[5] 同じくレジスタンス・パイロットジェシカ・パヴァR0-4L0という名のR0アストロメクと共にT-70 Xウイング・スターファイターに乗り込んでいた。[13]ミレニアム・ファルコン>が惑星ディカーに到着した時、R0-4L0はレジスタンスの基地の滑走路を移動しており、後にブルー3としてジェシカ・パヴァと共にT-70 Xウイング・スターファイターに乗り込み、ファースト・オーダー超兵器スターキラー基地攻撃作戦に参加した。[5]

35 ABY当時[14]惑星キジーミ盗賊地区にあるバブ・フリックワークショップではR0アストロメクの頭部が配置されていた。[15]

制作の舞台裏[]

R0アストロメクは2015年公開のシークエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』で初登場を果たした。[5] 2019年、公式YouTubeチャンネル Star Wars Kids の動画「Every Droid in Star Wars」で初めて「R0アストロメク」という機種名が判明し[3]2024年7月9日の『スター・ウォーズ:カード・トレーダー』の公式 X(旧Twitter) からの告知により「R0シリーズ」という名称が明らかになった。なお『カード・トレーダー』の告知ポスト(ツイート)や[16] 宣伝用ページでは誤ってROシリーズ(RO-Series)と表記されている。[17]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 GalaxysEdgeLogo icon ギャラクシーズ・エッジドロイド・デポによればR0アストロメクはRシリーズドロイドであり、『きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック』によればRシリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
  2. 2.0 2.1 GalaxysEdgeLogo icon ギャラクシーズ・エッジドロイド・デポ
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 StarWarsKids Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
  4. 4.0 4.1 The Book of Boba Fett logo ボバ・フェットチャプター1:異星のはぐれ者
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
  6. ToppsDigitalLogo スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: R0-series Drummer Astromech Droid)
  7. ToppsDigitalLogo スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: R0-4L0 - R-Series)
  8. 8.0 8.1 The Book of Boba Fett logo ボバ・フェットチャプター6:砂漠から来た流れ者
  9. スター・ウォーズ タイムライン
  10. 10.0 10.1 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 クロス・セクション
  11. ポー・ダメロン:フライト・ログ
  12. スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
  13. StarWars It's the Resistance! - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
  14. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』によれば映画『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』の時系列はホズニアン事変の1年後である。『スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス』によればホズニアン事変は34 ABYであるため、キジーミが登場する『スカイウォーカーの夜明け』の時系列は35 ABYとなる。
  15. スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
  16. TwitterLogo @ToppsSWCTスター・ウォーズ:カード・トレーダー) - X (旧Twitter). “The Droids Weekly Set continues with RO-Series Drummer Astromech Droid! Join the event today!”
  17. The Droids Weekly Set continues with RO-Series Drummer Astromech Droid! Join the Event Today!. The Topps Company, Inc. (2024-07-09). 元記事

外部リンク[]

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