R1-G4

R1-G4は使い古された黒と黄色のR1シリーズ・アストロメク・ドロイドである。0 BBY、R1-G4は元の所有者が捕まって砂漠の惑星タトゥイーンに置き去りにされた後、ジャワ部族のサンドクローラーに保管された。

経歴[]

R1シリーズ・アストロメク・ドロイドのR1-G4は元々は巨大な宇宙船で使用されていた。しかし、宇宙船の持ち主が捕まり、R1-G4は砂漠の惑星タトゥイーンに置き去りにされた。^[6] 0 BBY当時^[7]、R1-G4はネビット率いるジャワ部族^[8] によって所有されていた。廃品回収をなりわいとするジャワ部族はドロイドを商品としてサンドクローラーに保管し、この砂漠の惑星の住民を相手に行商していた。^[5] なお、彼らはR1シリーズが農業向けに設計されていないと知っていたにも関わらず、何度も水分農夫にR1-G4を売りつけようとしていた。^[6]

ヤヴィンの戦いの直前、R2シリーズ・アストロメク・ドロイドのR2-D2がサンドクローラーに運び込まれた時^[5]、R1-G4はR5シリーズ・アストロメク・ドロイドのR5-D4^[9] のそばで佇んでいた。翌日、ジャワ部族は水分農夫のオーウェン・ラーズの農場に訪れ、売り物のドロイドたちをサンドクローラーの前に並べた。R1-G4はクレーンで地表に降ろされ^[5]、KPRセキュリティ・ドロイド^[3] とプロトコル・ドロイドのC-3POの間に配置された。しかしラーズが購入したのはR1-G4ではなくR2-D2とC-3POだった。^[5]

その後。R1-G4を所有するジャワ部族とオーウェン・ラーズはいずれもC-3POとR2-D2を捜索中の帝国軍のストームトルーパーによって殺害された。^[5]

R1-G4は使い古された黒と黄色のR1シリーズ・アストロメク・ドロイドであり、インダストリアル・オートマトン社によって製造された。^[1] 全長は1.94メートルで^[4]、長いアンテナと一本の脚を備えた。^[6]

R1-G4は1977年公開のオリジナル・トリロジー第1作『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』で初登場を果たした。^[5] セットデコレーターのロジャー・クリスチャンは、イラストレーターのクリス・フォス^[10] が担当した1957年の小説『はだかの太陽』（アイザック・アシモフ著）の復刻版の表紙^[11] を基にこのキャラクターを描いた。^[10]

R1-G4という名前は1995年にデサイファー社から発売された『スター・ウォーズカスタマイザブル・カードゲーム』の Premiere Limited 拡張セットで初めて明かされた。^[12] 正史媒体では、モバイル・カード・ゲーム『スター・ウォーズフォースコレクション』で名称が明らかになった。^[13] このゲームがスタートしたのは2013年で、正史設定のリブートが行われたのは2014年ではあるが、ルーカスフィルムストーリー・グループのメンバーであるリーランド・チーは本作の内容は正史設定と整合性がとれていると発言している。^[14]