R2-C2はハットの犯罪王ズィロ・デシリジク・ティウレにバーテンダーとして仕えた、青色のボディのR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。ボディには金色のドリンク・ホルダーが取り付けられており、ブラック・サンの紋章がマーキングされていた。クローン戦争序盤の22 BBY当時、R2-C2は惑星コルサントにあるズィロの宮殿で働いていた。
経歴[]
インダストリアル・オートマトン社によって製造された[1] R2-C2はブラック・サンのリーダー、ズィロ・デシリジク・ティウレの手下であり[4]、惑星コルサントにある[3] ズィロの宮殿でバーテンダーとしてくつろいでいた。このドロイドは役立たずの悪党たちを酔わせるため、酒などの飲み物を運ぶ仕事を引き受けており、両足に高級な金色のドリンク・ホルダーを装備していた。[4]
クローン戦争序盤の22 BBY[5] でもR2-C2は同じペイントが施された他のアストロメク・ドロイドと共にズィロの宮殿で働いていた。[3]
個性と特徴[]
R2-C2は男性プログラムの[4] R2シリーズ・アストロメク・ドロイドであり[3]、その姿はジャバ・デシリジク・ティウレが所有したアストロメク・ドロイドのバーテンダーを彷彿とさせた。ボディは赤や青、灰色の特徴的なデザインが彩られており、胴体には赤いブラック・サンの紋章がマーキングされていた。[4]
制作の舞台裏[]
R2-C2は2008年に公開された映画『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』で初登場を果たした。[3] R2-C2という名前の初出は2011年に発売された『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ コミック UK 6.23』である。[6] 正史媒体では、2017年発売の『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』(トリシア・バー、アダム・ブレイ、コール・ホートン著)で初めて名称が明らかになった。[2]
劇中のズィロの宮殿の場面では、R2-C2と同じカラーリングのアストロメク・ドロイドが少なくとも2体登場している。2体のうち1体はズィロ・ザ・ハットに任務失敗の報告をするクロノス327のそばを通過し、もう1体はクオレン種族の客の近くを移動しているが[3]、どちらのアストロメクがR2-C2に該当するかは不明である。
登場作品[]
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ (初登場)
参考資料[]
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア (R2-C2としての最初の言及)
- スター・ウォーズ ブラックシリーズ (Astromech Droid Pack)
- スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (The Clone Wars set)
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: R2-C2 - Astromech Series)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』によればR2-C2はRシリーズのドロイドであり、『きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック』によればRシリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 4.7 ACTION FIGURES Meet Meet the Droids: R2-C2
- ↑ スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ スター・ウォーズ クローン・ウォーズ コミック UK 6.23