- 「R2-C4、見張ってろ」
- ―ベイル・プレスター・オーガナ[出典]
R2-C4は帝国時代初頭にベイル・プレスター・オーガナ元老院議員に仕えていたアストロメク・ドロイドである。18 BBY、ベイルとライヨ・チューチー議員が密会している間、R2-C4は彼らの援護をした。後日、チューチーがクローン・フォース99のメンバー、オメガに銀河元老院会議場について説明する時、R2-C4は彼女たちにベイルからの秘密のメッセージを伝えた。
経歴[]
帝国時代初頭、アストロメク・ドロイドのR2-C4はベイル・プレスター・オーガナ元老院議員に仕えていた。[2] 18 BBY[3]、パントランのライヨ・チューチー議員はエドモン・ランパート中尉に、カミーノのティポカ・シティ崩壊について追及した後、彼女のパントラン・ガードから暗号通信についての報告を受け、護衛と共にコルサントの町へ訪れた。建物からR2-C4が彼女たちの前に姿を現すと、ガードはとっさに武器を構えようとしたが、チューチーはドロイドに優しく要件を尋ねた。R2-C4は彼女を自分の主人のいる建物内を案内した後、ベイルから見張りを任された。[2]
数日後、チューチーとクローン・トルーパーのレックスはティポカ・シティが帝国軍によって破壊された証拠を掴むため、特殊部隊クローン・フォース99をコルサントに招集した。彼女は部隊の少女オメガの護衛のもと、帝国元老院で防衛徴兵法案反対の支持を得ることになった。チューチーがオメガに会議やその会場、ポッドについて説明し、クローンの会議での発言権を与えたいと述べた後、R2-C4は彼女たちに主人からのメッセージを伝えた。その後、チューチーがベイルと合流し、ランパートの隠蔽について語る間、R2-C4は彼女たちと行動を共にした。[4]
特徴[]
R2-C4はオーガナ家に仕えたR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。ボディは全体的に青く、随所が灰色や白で塗装されていた。センサーは黒色で[2]、ほかのRシリーズと同じくインダストリアル・オートマトン社製だった。[1]
制作の舞台裏[]
R2-C4は2023年2月8日に動画配信サービス Disney+ で公開された『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2第7話『クローン謀議』で初登場を果たした。なお、このドロイドの名称は劇中でベイル・オーガナによって明かされているが[2]、シーズン2の第8話『真実と結末』の音声解説では誤ってR2-D2として紹介されている。[5]
R2-C4という名のアストロメクが『スター・ウォーズ』作品に登場するのはこれが初めてではなく、1999年公開のプリクエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のシード・ハンガーの場面で登場する黄色いアストロメクや[6]、2018年10月7日に放送されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ レジスタンス』シーズン1第1話『スカウト』の冒頭に登場する黄色と青のアストロメクも[7] 設定上ではR2-C4である。[8][9] ただし、これらのドロイドが同一個体であるかは判明していない。
登場作品[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 バッド・バッチ – クローン謀議の描写からR2-C4はR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』によるとR2ユニットはRシリーズのドロイドであり、『きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック』によればRシリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 バッド・バッチ – クローン謀議
- ↑ 『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2第8話『真実と結末』ではストームトルーパーの公式な設立の瞬間が描写された。『スター・ウォーズ:反乱の夜明け ビジュアル・ガイド』によるとストームトルーパーが公式に設立されたのは18 BBYであるため、『真実と結末』および本作と直結している第7話『クローン謀議』の時系列は18 BBYであると判断できる。
- ↑ バッド・バッチ – 真実と結末
- ↑ バッド・バッチ – 真実と結末 (Disney+ 音声解説)
- ↑ スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ↑ レジスタンス – スカウト
- ↑ ARTFX + (R2-C4)
- ↑ アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション