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「あのドロイドは困ったやつだな」
「それがあいつの特技なのでございますよ、ご主人様」
ルーク・スカイウォーカーC-3PO[出典]

R2-D2、略称アールツー(Artoo)は、ナブー危機クローン戦争銀河内戦の重大事件に立ち会ったR2シリーズアストロメク・ドロイドである。長年にわたってプロトコル・ドロイドC-3POと行動を共にし、数々の危険を乗り越えた。

銀河共和国の衰退期、R2-D2は惑星ナブーパドメ・アミダラ女王が所有するJタイプ327ヌビアンロイヤル・スターシップに乗り込んでいた。ナブー危機が発生した際、女王の宇宙船トレード・フェデレーションによる惑星封鎖を突破しようとしたが、シールド発生装置を破壊されて一触即発の危機に陥った。しかし、R2-D2は激しい砲火の中で船体の修理に成功し、女王たちの脱出に貢献した。この活躍をきっかけに、R2-D2は女王やジェダイたちより一目置かれる存在となり、彼らとしばらく同伴した。その後、補給と修理の為に立ち寄った惑星タトゥイーンでC-3POと知り合った。女王たちと共にナブーに戻った後、R2-D2はN-1スターファイターに乗り込んでアナキン・スカイウォーカー少年の操縦を補佐した。

それから10年後、R2-D2は元老院議員になったアミダラに付き添ってコルサントを訪れた。分離主義運動に端を発した一連の事件の中で、R2-D2はC-3POと再会し、惑星ジオノーシスでクローン戦争の勃発を目撃した。これ以降、R2-D2はジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーやマスターオビ=ワン・ケノービパダワンアソーカ・タノらと共に数々の戦場へ赴いた。クローン戦争が終結し、共和国に代わって銀河帝国誕生した後、R2-D2とC-3POは惑星オルデラン代表のベイル・オーガナ議員の所有物になった。帝国時代皇帝シーヴ・パルパティーンの新政府に不満を持っていたオーガナ議員は、この2体のドロイドに反乱者たち活動を調査させた。

銀河内戦中、オーガナ議員の養女であるプリンセスレイアは、R2-D2に超兵器デス・スター設計図を託し、タトゥイーンに隠遁中のケノービのもとへ届けさせた。その後、R2-D2はルーク・スカイウォーカー密輸業者ハン・ソロチューバッカらと出会い、レイアをデス・スターから救出するために旅をすることになった。R2-D2はスカイウォーカーのXウイングに乗り込んでヤヴィンの戦いに参加し、その後も様々な戦場で反乱軍の作戦を手助けした。

経歴

ナブー

ナブーの侵略

「極めてよくできた小型ドロイドです、陛下。このドロイドが船と、我々の命を救ってくれたことは疑いようがありません。」
―パナカ[出典]
R2 repair

シールド・ジェネレーターを修理するR2-D2

32 BBYトレード・フェデレーションによってナブーの侵略が起こった時、R2-D2はパドメ・アミダラ女王ナブー・ロイヤル・スターシップに乗るアストロメク・ドロイドの一つだった。この船はアミダラらがナブーから逃げ出す時に使用されるが、その際攻撃に遭いシールド・ジェネレーターが破壊されてしまう。いくつかのアストロメク・ドロイドは修理に出るが、R2-D2以外のドロイドは全て破壊されてしまう。そしてR2-D2がシールド・ジェネレーターを修復したことにより、船は無事ハイパースペースへ突入する。

その後、船はタトゥイーンに到着する。R2-D2はジェダイ・マスタークワイ=ガン・ジングンガンジャー・ジャー・ビンクス、アミダラと共にモス・エスパの街へ船の部品を探しに出る。トイダリアンワトーが経営する店で、一行は奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーとその母親シミに出会う。そしてスカイウォーカーの家でプロトコル・ドロイドC-3POと出会ったR2-D2は、共にポッドレースの試合でスカイウォーカーを応援した。

無事船の部品を手に入れたR2-D2たちは一度コルサントへ向かい、その後再びナブーへ戻る。ナブーの戦いが発生した後、R2-D2はスカイウォーカーと共にN-1スターファイターに乗り込むと、オート・パイロットによりドロイド司令船を巡る宇宙船に巻き込まれる。R2-D2はオート・パイロットを解除したものの、ドロイドのレーザー砲が命中しコントロールを失って、偶然シールドが一部解除されていたドロイド司令船の格納庫に突っ込む。そして格納庫の中でスカイウォーカーが放った攻撃はドロイド司令船の反応炉に命中し、スカイウォーカーとR2-D2が船から脱出した直後に破壊された。

議員の警護

R2-D2はアミダラの元に留まり、それはアミダラが女王から議員になってからも同様だった。22 BBY、アミダラは軍隊創設法案軍隊創設法に投票するためR2-D2らと共にコルサントへ到着する。しかし何者かにより船が攻撃されて、侍女が犠牲になる。アミダラが何者かに命を狙われていると感じたジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービと彼のパダワンアナキン・スカイウォーカーがアミダラの警護を務めることとなり、R2-D2は異変があったらすぐに知らせるようプログラムされる。その晩、アミダラの寝室に2体のカフーンが放たれるがR2-D2はその事に気づかず、代わりにフォースを使って察知したスカイウォーカーがアミダラの命を救った。アミダラがこれ以上コルサントに留まるのは危険だと判断されたため、R2-D2はアミダラとその警護の役目を与えられたスカイウォーカーと共にナブーへ向かう。しかしスカイウォーカーがフォース・ヴィジョンで母親が苦しむ様子を見たため、二人はタトゥイーンへ向かうことになりR2-D2も行動を共にする。

タトゥイーンで、R2-D2はジオノーシスからのケノービのメッセージを受信し、メッセージをコルサントへ転送するよう言われる。このメッセージをスカイウォーカーとアミダラに見せると、彼らはジオノーシスへ行くことを決意する。そしてこの時、C-3POも共に行くこととなり、これ以降R2-D2は幾度となくC-3POと行動を共にすることとなる。

クローン戦争

ジオノーシスの戦い

Skyrocketsinflight

バトル・ドロイド工場でのR2-D2

スカイウォーカーとアミダラはジオノーシスへ到着すると、ドロイドを船に残したまま外へ出た。R2-D2が彼らの後についていこうとするとC-3POに強く反対されるが、R2-D2はそれを無視して船の外に出て、C-3POも結局外へと出る。彼らが着いた先はバトル・ドロイドの工場だった。そこでアミダラが大きな釜に閉じ込められているのを見たR2-D2は、コンピューターに接続して釜に熱せられた溶岩が入れられるのを阻止した。しかしその後スカイウォーカーとアミダラは捕まってしまい、処刑場へ連れて行かれる。

処刑場でケノービ、スカイウォーカー、アミダラが処刑されそうになった時、メイス・ウィンドゥをはじめとするジェダイの軍勢が現れ、ジオノーシスの戦いが始まる。その際R2-D2は、バトル・ドロイドの工場でバラバラになったC-3POの体を元どおりにした。

ジオノーシスの戦いによってクローン戦争が始まった後、R2-D2はC-3POと共にナブーの湖水地方で行われたスカイウォーカーとアミダラの結婚式に立ち会った。

コルサントの戦い

R2 flames

コルサントの戦いでのR2-D2

19 BBYコルサントの戦いが起こり、R2-D2はスカイウォーカーと共にグリーヴァス将軍に拉致されたパルパティーンを救出する任務に出る。激しい宇宙船の中で、R2-D2はバズ・ドロイドに襲われたものの、無事グリーヴァスの旗艦である<インヴィジブル・ハンド>に乗り込む。そこでR2-D2はスカイウォーカーとケノービが議長を捜索している間、その場に留まるよう命令される。しかしB2スーパー・バトル・ドロイドがその場にやってきたため、燃料を撒いてそこに火をつけることで無事に倒す。そしてスカイウォーカーとケノービが議長を救出した後、船はコルサントに不時着してしまう。それでも無事生き延びたR2-D2は、コルサントでアミダラと共にいたC-3POと再会した。

スカイウォーカーの転向

R2-D2はその後の数日、コルサントにとどまっていた。その際、何度かスカイウォーカーとアミダラの会話を聞いていた。ある時、R2-D2はスカイウォーカーと共にムスタファーへと向かう。しかしこの時、スカイウォーカーはシス卿ダース・シディアスの誘惑によりフォースのダークサイドへ堕ち、ダース・ヴェイダーとなっていた。R2-D2はC-3POと短い会話をした後コルサントを離れ、ムスタファーに着いた時にヴェイダーから船に残るよう言われる。ヴェイダーはこの時建物の中にいる分離主義勢力を皆殺しにし、クローン戦争を終結させていた。その後、アミダラがC-3POとケノービを連れてムスタファーに到着し、ケノービとヴェイダーによるムスタファーの対決が起こった。対決に勝利したケノービが船に戻ると、R2-D2は彼らと共にムスタファーを後にした。

アミダラは小惑星ポリス・マサに運ばれ、ルークレイア双子を出産し、その後息を引き取った。R2-D2はC-3PO、ケノービ、ヨーダベイル・オーガナと共にそれを見守っていた。アミダラの死に伴い、2体のドロイドはオルデランのオーガナが引き継ぐこととなった。そこでオーガナはレイマス・アンティリーズに対し、C-3POのメモリーのみを消去するよう伝えたため、R2-D2のメモリーは消去されなかった。

銀河内戦

デス・スターの設計図

「スカリフ?スカリフだって?どうして誰も言ってくれないんだろうねR2?」
―C-3PO、R2-D2に対して[出典]

0 BBY、R2-D2はC-3POと共に衛星ヤヴィン4共和国再建のための同盟の基地にいた。その基地から銀河帝国の兵器デス・スター設計図を奪取するためにローグ・ワンらが惑星スカリフへと向かい、スカリフの戦いが起こった。

Futureoftherebellion

R2-D2にデス・スターの設計図を託すオーガナ

設計図は最終的に<タナヴィーIV>に乗るレイア・オーガナの手に渡り、R2-D2とC-3POは同じ船に乗り合わせていた。そして船がタトゥイーン上空に着いた時、船は帝国軍に拿捕されてしまう。設計図が奪われることを危惧したオーガナはR2-D2に設計図を託し、R2-D2はC-3POと共に脱出ポッドを使ってタトゥイーンに降り立った。2体のドロイドがジャンドランド荒野に着くと、すぐに別々に行動し始めたが、2体ともジャワによって捕らえられてしまったため、ジャワに乗せられたサンドクローラーで再び合流した。

次の日、水分農場で働くオーウェン・ラーズとその妻のベルー・ホワイトサン・ラーズ、そして養子のルーク・スカイウォーカーの元へジャワが訪れ、ラーズはR2-D2とC-3POを購入する。R2-D2とC-3POはラーズ家に到着すると、スカイウォーカーがドロイドの手入れを行った。その時偶然、オーガナがケノービに向けて録画したメッセージが再生されてしまう。C-3POはR2-D2に対し、メッセージをすべて再生するよう言ったが、R2-D2はオーガナから託された任務を遂行したかったため、スカイウォーカーにメッセージをすべて見せず、さらに隙をぬってジャンドランド荒野にいるケノービの元へ向かった。

次の朝、C-3POとスカイウォーカーはR2-D2の捜索に向かうが、その途中タスケン・レイダーに襲われてしまう。その後ケノービがタスケン・レイダーを威嚇する事によって助けられ、R2-D2たちはケノービの自宅へ向かう。R2-D2はそこで、「デス・スターの設計図をオルデランに届けてほしい」というオーガナのメッセージを再生した。ケノービと一緒にオルデランに行くことにスカイウォーカーは最初は乗り気ではなかったが、ドロイドを狙って帝国軍のストームトルーパーが育て親を殺害したことを知り、行くことを決意する。そして彼らは宇宙港のあるモス・アイズリーへ向かった。

モス・アイズリーでは多くのストームトルーパーがR2-D2とC-3POを探していた。そこでケノービはマインド・トリックを使って町の中へ入り、チャルマンの宇宙港カンティーナへ向かうがドロイドであるR2-D2とC-3POは入店を拒否される。店内でケノービは密輸業者であるハン・ソロチューバッカと取引を行い、彼らの船<ミレニアム・ファルコン>に乗ってオルデランまで行けることになった。ストームトルーパーの攻撃をかわしながら無事<ミレニアム・ファルコン>に乗り込んだR2-D2たちはオルデランに向かった。

プリンセスの救出

彼らは知らなかったが、R2-D2たちがオルデランへ向かってる最中にオルデランはデス・スターによって破壊されており、ケノービのみフォースの乱れによって何か大きな事件が起きたことを感じ取った。オルデラン星系にたどり着いた<ミレニアム・ファルコン>はデス・スターのトラクター・ビームに捕らえられる。R2-D2たちは密輸品の倉庫に隠れることで一難を取り止め、トラクター・ビームを切るためにデス・スターのコントロール・ルームへ向かう。そこでレイア・オーガナが捕らえられ、処刑されそうになっていることを知ったスカイウォーカーとソロは救出へ向かい、R2-D2はC-3POと共にコントロール・ルームに残った。

スカイウォーカーとソロはオーガナを解放することには成功するが、すぐにストームトルーパーに襲われたため、ダスト・シュートへ飛び込む。それに気づいた帝国軍はゴミ圧縮機を作動させるが、R2-D2はそれを停止させた。ダスト・シュートから無事に脱出したスカイウォーカー、ソロ、オーガナはR2-D2とC-3POと合流し<ミレニアム・ファルコン>がある格納庫へと戻る。するとそこではケノービがダース・ヴェイダーと対決を行なっており、ストームトルーパーがそちらへ気を取られている隙にR2-D2たちは無事<ミレニアム・ファルコン>に乗り込むことができた。そしていくつかのTIEファイターを撃ち落とした後、反乱軍の基地があるヤヴィン4へ向かった。

ヤヴィンの戦い

ヤヴィン4の反乱軍基地ではデス・スターの設計図の解析が行われ、ゲイレン・アーソが残したデス・スターの弱点が発見された。それはデス・スターにスターファイターで近づいて排熱孔にプロトン魚雷を打ち込み、中央の反応炉を攻撃することで連鎖反応を起こせるというものだった。R2-D2はルーク・スカイウォーカーのXウイング・スターファイターのアストロメク・ドロイドとしてヤヴィンの戦いに参加し、デス・スターを攻撃した。しかし戦いは苦戦し、もう少しで排熱口にたどり着けるというところでダース・ヴェイダーの乗るTIEアドバンストx1に攻撃され、R2-D2は大きなダメージを受ける。そして危うくスカイウォーカーの船は破壊されそうになるが、ハン・ソロの乗る<ミレニアム・ファルコン>がヴェイダーの船を攻撃して制御を失わせたためスカイウォーカーとR2-D2は一命をとりとめた。そしてスカイウォーカーはプロトン魚雷を使用して、デス・スターの破壊に成功した。基地に戻ったR2-D2は修理が行われ、ロイヤル・アワード・セレモニーが行われた時には修理が完了していた。

ダゴバへの迂回

3 ABY、反乱軍は氷の惑星ホスに新たな基地となるエコー基地を作り、そこを拠点としていた。R2-D2はC-3POやスカイウォーカーらと共に基地にいたが、ある時スカイウォーカーがパトロールから基地に帰って来ずにソロが捜索に出かけた際、R2-D2は二人の事を強く心配し、信号を発信するも何のシグナルも受信できなかったため、とても悲観的になりながら二人の生存確率の計算などをしていた。しかし二人はトーントーンの死骸を使う事で生き延びており、二人の体調は元に戻った。その後、帝国軍のプローブ・ドロイドが彼らの基地を発見したため、ホスの戦いが起こった。R2-D2はすぐに脱出せず戦闘中ホスの地上に残り、戦闘がひと段落した後、スカイウォーカーと共にXウイング・スターファイターに乗り込んだ。しかし彼らは他の反乱軍兵士とは別に、ケノービの霊体が指示したダゴバ星系へと向かった。

R2 Empire

ドラゴンスネークに吐き出されたR2-D2

惑星ダゴバドラゴンスネーク・ボグに不時着すると、R2-D2は沼の中にいたドラゴンスネークに食べられそうになってしまう。そして吐き出されたものの、R2-D2は泥だらけになり、損傷を受けた。その後、彼らに対して緑色の小さな生物が話しかけてきた。R2-D2はその生物がジェダイ・マスターのヨーダである事を知っていたが、スカイウォーカーは知らないまま彼の家に案内され、R2-D2はスターファイターを見張った。

その後、スカイウォーカーは緑色の小さな生物がヨーダだと知った後、フォースの修行を始めた。その修行の中でフォースを使って岩やR2-D2を持ち上げている際、スカイウォーカーは親友が雲の中の都市で苦しめられているヴィジョンを見る。スカイウォーカーはヨーダの反対を押し切り、R2-D2と共に惑星ベスピンへと向かった。

クラウド・シティに着いた後、R2-D2とスカイウォーカーは別々に行動することとなる。その中でR2-D2はオーガナ、チューバッカ、C-3POと再開した。彼らは一時帝国軍に捕まっていたが、ランド・カルリジアンの働きにより脱出していた。R2-D2はパワー・ソケットを繋げて、カルリジアンがクラウド・シティの住人に対し警告できるようにし、その後<ミレニアム・ファルコン>に乗ってクラウド・シティを後にした。しかし惑星から出ようとした時、オーガナがフォースを通じてスカイウォーカーの存在を感知したため、戻ってスカイウォーカーを救出した。

彼らは知らなかったが、この時<ミレニアム・ファルコン>のハイパードライブは帝国によって切られており、惑星の外ではスーパー・スター・デストロイヤーの<エグゼクター>が待ち受けていた。しかしC-3POの修理を行っていたR2-D2が、機転を利かせてハイパードライブを修理したため無事ハイパースペースに入り、反乱軍の艦隊に合流した。そしてEF76ネビュロンBエスコート・フリゲートの中でR2-D2は、カルリジアンとチューバッカがハン・ソロの救出に向かう様子を見守った。

ハン・ソロの救出

4 ABY、スカイウォーカーの指示によりR2-D2はC-3POと共にタトゥイーンのジャバ・ザ・ハット宮殿へと向かった。そこでR2-D2は、この2体のドロイドとハン・ソロを交換してほしいというメッセージを流した。しかしジャバはそれに応じず、カーボン冷凍されたソロをそのままにして、C-3POを翻訳ドロイド、R2-D2をウエイターとして自分のものにした。その後、賞金稼ぎのブーシに変装したオーガナが宮殿にやって来て、ソロをカーボン冷凍から解放するが、ジャバとその手下に捕まり奴隷とされてしまう。やがてスカイウォーカーが宮殿に到着し、ジャバと交渉をするものの交渉は決裂し、デューン・シーカークーンの大穴でスカイウォーカーの処刑が行われることとなった。

デューン・シーへの移動は、セール・バージの<ケタンナ>とスキッフで行われ、R2-D2はウエイターとして<ケタンナ>に乗り込んだ。その最中、R2-D2はC-3POとぶつかってしまい、C-3POはスカイウォーカーらのピンチを嘆いたが、落ち着いているR2-D2を見て困惑した。処刑が行われることとなった時、スカイウォーカーがフォースを使って跳躍したのと同時にR2-D2はライトセーバーを射出し、スカイウォーカーは無事それをキャッチした後、敵を倒し始めた。その戦闘の最中R2-D2はレイアの鎖を切ったり、モンキー=リザードサレシャス・B・クラムに襲われていたC-3POを救った。戦闘がひと段落すると、一行はデューン・シーに飛び込み、その後スキッフに乗り込んだ。<ケタンナ>が爆発して炎上する中、一行はタトゥイーンを後にした。

エンドアの戦い

Celebration on Endor

勝利を祝うR2-D2と仲間ら

スカイウォーカーとR2-D2はダゴバにいるヨーダの元へ戻った。しかしスカイウォーカーとヨーダが短い会話をした後、ヨーダは息を引き取りフォースと一つとなったため、長居をすることはなかった。その会話の中でヨーダはダース・ヴェイダーがルークの父であることを認め、ヴェイダーに勝たなければいけないなどと諭した。またスカイウォーカーはケノービの霊体とも話をし、ケノービは彼に妹がいることなどを明かした。

その後、スカイウォーカーとR2-D2はサラストで仲間と合流した。そこでは森の月エンドアの上空にある第2デス・スターを破壊するための作戦会議が行われており、R2-D2はスカイウォーカー、オーガナ、ソロ、チューバッカ、C-3POと共にエンドアの地上にあるシールド発生装置を解除することとなった。彼らは盗んだ帝国軍のシャトルを利用して地表に降り立つが、すぐにスカウト・トルーパーに発見されてしまう。そのためスカイウォーカーとオーガナがスピーダー・バイクを使って彼らを追いかけた。その最中オーガナが行方不明となってしまい、R2-D2らはその捜索に出るが、その中でイウォークの罠にはまってしまう。R2-D2がロープを切ったものの、イウォークの集団に囲まれる。彼らはC-3POを神様であると信じ、スカイウォーカー、ソロ、R2-D2を生贄にしようとする。しかしスカイウォーカーがフォースを使ってC-3POを宙に浮かせたため、イウォークは「神」が怒ったと思い、R2-D2らを解放させた。

次の日、反乱同盟はシールド発生装置の解除に向かう。しかしその事は帝国軍に前もって知られており、反乱同盟はすぐに捕まってしまう。R2-D2とC-3POは捕まらなかったものの、囮として帝国軍の気をひいた。その直後、イウォークの大群が帝国軍を襲い始めたため、大きな戦闘が起きる。その際R2-D2はシールド発生装置のブラスト・ドアを開けようとしたが、敵の弾が当たって回路がショートしてしまった。しかし、チューバッカとイウォークが帝国軍から奪ったAT-STを使って、ドアを破壊したため無事装置を破壊することができた。シールドの解除により、反乱同盟は第2デス・スターの破壊に成功した。その後R2-D2は無事修理され、ブライト・ツリー村で仲間と共に勝利を祝った。

銀河内戦以降

ルークの元で

Force Vision of Jedi Massacre TFA

虐殺が起きた後のスカイウォーカーとR2-D2

銀河内戦の終結以降、ルーク・スカイウォーカーはヨーダの教えに従い、ジェダイ騎士団の再建を始め、その際R2-D2はスカイウォーカーの元にいた。しかしそれは彼の甥であり、教え子のベンが他のパダワンを虐殺したため、ルーク・スカイウォーカーのジェダイは崩壊した。その際R2-D2はその場におり、スカイウォーカーは無念に包まれながらR2-D2に手を置き、その後姿をくらました。

ルークの捜索

「ルーク様がいなくなってからは、ずっとスリープモードで口も聞きません。かわいそうに、まるで別ドロイドになってしまって。」
―C-3PO、BB-8に対して[出典]

ルークが失踪した後、R2-D2はスリープモードとなってしまい、それが数年続いた。34 ABYの時点でR2-D2はディカーレジスタンス基地にいた。その間、R2-D2は何の反応をしなかったものの、長年連れ添ったC-3POはよく彼に話しかけるなどしていた。スターキラー基地の戦いの後、レジスタンス基地に戻ったレイは、ルーク・スカイウォーカーの地図は帝国が残した情報の中にあり、それをファースト・オーダーが持っているが、BB-8が持っているかけらを探しているのだと語った。それを聞いた際にR2-D2は再起動し、彼の記録からデス・スターでダウンロードしたデータを出し、ルーク・スカイウォーカーの地図を完成させた。その地図を元に、R2-D2はレイ、チューバッカと共に<ミレニアム・ファルコン>に乗り込んで、ルークのいるオク=トーへと向かった。

登場作品

参考資料

脚注

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