R2-H15

R2-H15は雪の惑星で活動していた、男性プログラムのR2シリーズ・アストロメク・ドロイド。人里離れた氷点下の環境でも機能するようオプティマイズされており、忠実なドロイドだった。^[3] R2-H15のボディは白く、随所が緑や赤、金色で塗装されていた。^[4] またR2-H15は大気圧ゲージが付いた^[3] 赤い帽子とスカーフを着用していた。^[5]

R2-H15は他のRユニットと同じくインダストリアル・オートマトン社製で^[1]、頭部にプライマリー・フォトレセプター及びレーダー・アイや診断発光ディスプレイ、ヘルナー・オプティカル・ホログラフィック・プロジェクター、プロセッサー状態インジケーターを装備していた。胴体にはバート音響信号装置及びシステム換気装置や高出力再充電カップリング、排熱口があった。胴体の左右の脚は油圧式でデュラスチールのシェルが使用されており、アクセンチュエイティング・カプラーやクイック＝リリース燃料システム・ラッチ、システム潤滑油フィルターが搭載されていた。胴体の下部には3本目の脚があった。^[3]

制作の舞台裏[]

R2-H15はハズブロ社が発売したトイ・シリーズ『スター・ウォーズ：ドロイド・ファクトリー』のフィギュアの一つである。2015年11月にディズニーパーク限定で発売された。^[3] その後、2021年にR2-H16、R3-H17、R4-H18と共に4体セットで再発売された。4体セットのR2-H15には単品には無いスカーフが付属している。^[5]

このキャラクターは最初に発売された『ドロイド・ファクトリー』のホリデー・テーマのアストロメク・ドロイドであり、被っている帽子はサンタ・クロースのものである。R2-H15の名前に含まれる「H」は「ホリデー」（Holiday）の略であり、その後に続く数字は発売された年に由来している（後に発売されるホリデー・テーマのアストロメク・ドロイドの名前も2019年～2022年に発売された個体を除いてこれに則っている）。^[4]