R2-J8は銀河共和国の宇宙軍に仕えた赤と黒のボディを持つR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。クローン戦争序盤の22 BBY当時、R2-J8は共和国宇宙軍シャドウ中隊に配属され、シャドウ11“コントレール”のBTL-B Yウイング・スターファイター/ボマーに割り当てられていた。ヴェネター級スター・デストロイヤー<レゾリュート>のハンガーで<マレヴォランス>攻撃に向けたブリーフィングが行われた際、R2-J8はR2-Y9やR5-U8と一緒にクローン・トルーパー・パイロットたちの後ろに並び、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーによる作戦説明を聞いた。[1]
R2-J8とシャドウ11が乗り込んだYウイングは、スカイウォーカー率いるシャドウ中隊の一員として、ジェダイ・マスター・プロ・クーンのジェダイ・インターセプターとともに<レゾリュート>から出撃した。彼らは<マレヴォランス>よりも先にカリーダ・ショールズ医療センターにたどり着くため、カリーダ星雲の中を通過する危険なバルモーラ・ラン航路を旅した。道中、シャドウ中隊は星雲に棲む巨大なニーブレイ・マンタと遭遇し、回避行動を迫られた。シャドウ11のアストロメク・ソケットに収まっていたR2-J8はこの巨大生物と接触して破壊され、ドーム型頭部が胴体から切り離されてしまった。[1]
制作の舞台裏[]
R2-J8は2008年10月10日に公開されたTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン1第3話『マレボランスの影』で初登場を果たした。[1] R2-J8という名称の初出は2011年発売のレジェンズの設定資料『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ クロスセクション』である。[4] 正史媒体では、2017年発売の『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』で初めてR2-J8という名称で紹介された。[3] また一部資料ではR4-T5と呼ばれている。[5]
登場作品[]
参考資料[]
- スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: R4-T5 - Astromech Series) (表記はR4-T5)
- 反乱軍、共和国軍、レジスタンス – スター・ウォーズ・エンサイクロペディア (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア (R2-J8としての最初の言及)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 クローン・ウォーズ – マレボランスの影
- ↑ 『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』によればR2-J8はRシリーズのドロイドであり、『きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック』によればRシリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ スター・ウォーズ クローン・ウォーズ クロスセクション
- ↑ スター・ウォーズ:カード・トレーダー (Card: R4-T5 - Astromech Series)