R2-SHWは銀河内戦期に共和国再建のための同盟に仕えたR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。1 BBY、このドロイドはスカリフの戦いで“ブルー・リーダー“ことアントック・メリックのT-65B Xウイング・スターファイター、＜ブルー・ワン＞に乗り込んだ。戦闘中、＜ブルー・ワン＞はTIEストライカーに追撃され、R2-SHWも破壊された。
経歴[]
R2-SHWは反乱同盟軍のスターファイター中隊に仕えたアストロメク・ドロイドであり[2]、マサッシ・グループと呼ばれる同盟軍部隊の一員として衛星ヤヴィン4にあるグレート・テンプル基地に配属されていた。[5]
ゲート突破を試みる＜ブルー・ワン＞
1 BBY[1]、“ローグ・ワン”を自称する反乱軍の分隊が、銀河帝国の超兵器デス・スターの設計図を奪取するため惑星スカリフの帝国安全管理施設に潜入し、スカリフの戦いを引き起こした。R2-SHWはブルー中隊のパイロット、アントック・メリック将軍が操縦するT-65B Xウイング・スターファイター、＜ブルー・ワン＞に搭乗し、ラダス提督率いる同盟宇宙軍とともにローグ・ワンを援護するためヤヴィン4からスカリフ星系へハイパースペース・ジャンプした。[2]
同盟軍艦隊がスカリフ上空に到着すると、ラダス提督はブルー中隊に地上の部隊を支援するよう命じた。ブルー・リーダーことメリックは中隊のスターファイターともに地上に達するためスカリフ軌道に浮かぶシールド・ゲートの通過を試みた。＜ブルー・ワン＞はゲートを通過することに成功したが、帝国がすぐにゲートを封鎖したことにより中隊のXウイング2機がシールドに衝突し、数機がゲートを通過できなかった。[2]
ローグ・ワンを援護するブルー中隊
その後、無事に大気圏へ降下したメリックとR2-SHWはローグ・ワンに砲撃する1機のAT-ACTウォーカーを破壊し、他のファイターたちとともにシタデル・タワー周辺を飛びながらAT-ACTやTIE/sk x1試作型制空戦闘機と交戦した。戦いの中盤、＜ブルー・ワン＞はTIEストライカーによってエンジンが破壊される。制御不能に陥った＜ブルー・ワン＞はスカリフの地上に墜落し、R2-SHWもメリックと運命を共にした。[2]
最終的に同盟軍はデス・スター設計図の獲得に成功し[2]、ブルー中隊の一部はスカリフ星系からの脱出することができた。しかし、ブルー中隊をはじめとする中隊の大勢が犠牲になり、ヤヴィンの戦いが始まる前にブルー中隊が再び編成可能かどうか議論が行われることになった。[6]
特徴[]
R2-SHWはインダストリアル・オートマトン社製のR2シリーズ・アストロメク・ドロイドであり[3]、赤いボディに青のパネルを持ち、銀色の頭部を備えていた[4]
制作の舞台裏[]
R2-SHWは2016年12月16日のアンソロジー・シリーズ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。劇中で名前を呼ばれる場面はないが[2]、2022年にハズブロ社のアクションフィギュア・ライン『スター・ウォーズ：ザ・ヴィンテージ・コレクション』の一部としてR2-SHWのフィギュアが発売されることが発表され、その際に名前が判明した。[4]
登場作品[]
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー （初登場）
参考資料[]
スター・ウォーズ：ヴィンテージ・コレクション (R2-SHW) （R2-SHWとしての最初の言及）
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 スター・ウォーズ タイムライン
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- ↑ 3.0 3.1 3.2
スター・ウォーズ：ヴィンテージ・コレクション (R2-SHW)によればR2-SHWはR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』によればR2シリーズはRシリーズであり、『スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版』によればR2シリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 スター・ウォーズ：ヴィンテージ・コレクション (R2-SHW)
- ↑ スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- ↑ 出撃者名簿—ある視点から見た物語