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「ファイターで船に帰りコーディに伝えろ、“奴を見つけた”と」
―R4-G9に対しオビ=ワン・ケノービ[出典]

R4-G9銀河共和国時代末期にジェダイ・テンプルで働いていたR4アストロメク・ドロイドである。この女性プログラムアストロメク・ドロイドは全身が青銅やブロンズで塗装されており、データ・カードリーダー・ソケットやシステム・リチャージのための高出力カップリングといった部品を装備していた。また彼女はスターシップ副操縦士としても活躍し、スターファイターハイパースペース・トランスポート・リングに合体する位置の座標をパイロットに送信することもできた。

R4-G9は初めはジェダイ・マスターアイラ・セキュラのもとに配属されていたが、アサージ・ヴェントレス捜索や、R4-P17が新型スターファイターのイータ2アクティス級軽インターセプター用に改造される間はオビ=ワン・ケノービに仕えた。19 BBY、R4-P17がコルサントの戦いで犠牲になると、彼は再びR4-G9と行動をともにすることになる。分離主義勢力グリーヴァス将軍を追って主人とともにイータ2アクティス級軽インターセプター惑星ウータパウ訪れたR4-G9は、主人から敵の目をそらすためにイータ2で再び共和国宇宙軍ヴェネター級スター・デストロイヤーヴィジランス>へ帰還した。

経歴[]

R4-G9 Kenobi

オビ=ワン・ケノービとR4-G9

R4-G9は銀河共和国時代末期にコルサントジェダイ・テンプルで働いていたアストロメク・ドロイドである。彼女が最初に配属されたのは、ジェダイ・マスターアイラ・セキュラスターファイターだった。同じくジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービアサージ・ヴェントレス捜索のためにアイラからスターファイターとR4-G9を借りたことがあった。後にケノービは彼のアストロメク・ドロイドR4-P17に飛行記録をR4-G9に転送するよう命じた。R4-G9はR4-P17が新型スターファイターのイータ2アクティス級軽インターセプター用に改造される間も短期間仕えた。[1]

19 BBY[5]コルサントの戦いでR4-P17とイータ2アクティス級軽インターセプターを失ったケノービは、惑星ウータパウへのに再びR4-G9を同伴した。彼女は惑星に残ってグリーヴァス将軍を追跡するケノービから敵の目をそらすために、彼からクローン・トルーパーコーディに標的を見つけたことを伝えるよう告げられた後、新しいイータ2アクティス級軽インターセプターを操縦してウーターパウを離れ、共和国宇宙軍ヴェネター級スター・デストロイヤーヴィジランス>に戻った。[6]

個性と特徴[]

R4-G9はインダストリアル・オートマトン社によって製造された[1] 女性プログラムの[3] R4アストロメク・ドロイドであり[1]、全身がや青銅[1] ブロンズに塗装されていたが[4]クイック=リリース燃料システム・ラッチ[7] の部分は青く塗られていた。[1] 彼女はR4-Pアストロメクと同じように[8] R2シリーズ・アストロメク・ドロイドのドームを備えていた。胴体にはデータ・カード用の大型リーダー・ソケットと主要システムの換気装置、そしてシステム・リチャージのための高出力カップリングが搭載されていた。また左右のには動きを制御する合計4本のパワー・ケーブルが通っていた。[1] またR4-G9は他のR4ユニットと同じく第2級Rシリーズ・ドロイドであり[2]、身長は96センチメートルであった。[1]

R4-G9はスターシップ副操縦士メカニックナビゲーターとして活躍し[2]、スターファイターのハイパースペース・トランスポート・リングに合体する位置の座標をパイロットに送信することもできた。[1]

制作の舞台裏[]

You Pick the Droid Color

R4-G9のカラー案。最終的に右下のカラーデザインが選ばれた

R4-G9は2005年公開のプリクエル・トリロジー最終作『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のために制作されたキャラクターである。[6] このドロイドのカラーデザインは、2003年ジョージ・ルーカス監督によって行われた投票によって決められた。[9] 正史媒体では、2015年4月28日に発売された設定資料集『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』(ライダー・ウィンダムトリシア・バーアダム・ブレイダニエル・ウォーレス著)で初めて名称が明らかになった。[3]

2017年1月20日(原書は2016年4月5日)に発売された正史の設定資料集『スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版』の日本語翻訳版ではR4-G9の型がR4シリーズ・アストロメク・ドロイドとして紹介されているが、原書では無表記である。[1]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]