R4-M9は銀河帝国に仕えたR4アストロメク・ドロイドである。0 BBY、シス卿ダース・ヴェイダー率いる帝国軍が反乱同盟のCR90コルベット<タナヴィーIV>を拿捕した後、R4-M9はコンピューターを解析するためこの船に乗り込んだ。
経歴[]
0 BBY、同盟軍は惑星スカリフの帝国安全管理施設にあるシタデル・タワーに奇襲攻撃を仕掛け、帝国の超兵器デス・スターの弱点が記された設計図を奪取した。[5] 設計図を持って戦場から逃げ出した反乱同盟のCR90コルベット<タナヴィーIV>をインペリアル級スター・デストロイヤー<デヴァステイター>が拿捕し、<タナヴィーIV>の乗組員が制圧されると、R4-M9は設計図があるか船内のコンピューターを解析するため船に乗り込み[4]、R2ユニットのR2-Q2や捕虜を連行するストームトルーパーとともに船内を移動した。しかし、設計図はプリンセス・レイア・オーガナによってR2-D2に託され、R2-D2はC-3POとともに惑星タトゥイーンへ逃亡していた。[3]
特徴[]
R4-M9は白いボディに緑色に塗装されたR4アストロメク・ドロイドである。[2] ほかのR4ユニットと同じくRシリーズに属し、インダストリアル・オートマトン社によって製造された。[1]
制作の舞台裏[]
R4-M9は1977年公開のオリジナル・トリロジー映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に初登場を果たした。[3] R4-M9という名前は1995年にデサイファー社から発売された『スター・ウォーズ カスタマイザブル・カードゲーム』の Premiere Limited 拡張セットで初めて明かされた。[6] 正史媒体では、2017年に壽屋から発売されたR4-M9のアクション・フィギュアで名称が明らかになった。[4]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
参考資料[]
- ARTFX + (R4-M9 CELEBRATION EXCLUSIVE)
- スター・ウォーズ:ドロイド・ファクトリー (The Force Awakens set) (誤って表記)
- Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 『スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア』によればR4アストロメク・ドロイドはRシリーズであり、『スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版』によればRシリーズはインダストリアル・オートマトン社の製品である。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 Every Droid in Star Wars - Star Wars Kids YouTube 公式チャンネル
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
- ↑ 4.0 4.1 4.2 ARTFX + (R4-M9 CELEBRATION EXCLUSIVE)
- ↑ ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- ↑ スター・ウォーズ カスタマイザブル・カード・ゲーム