R5シリーズ・アストロメク・ドロイド(R5 series astromech droid)はインダストリアル・オートマトン社が製造したRシリーズのアストロメク・ドロイドの機種である。R5はR2ユニットと比べて低価格だったが、故障しやすいという欠点があった。しかしR5ユニットは銀河系の歴史上、政府機関や軍隊、海賊といったさまざまな組織や派閥によって幅広く使用された。
特徴[]
インダストリアル・オートマトン社によって製造されたRシリーズの一種[1]、R5ユニットは、同シリーズの他のアストロメク・ドロイドと同じく円筒状の胴部と2本の足を備え、起伏のある地形でバランスをとるための3つ目のトレッドが胴部の底に内蔵されていた。[3] 頭部はR4ユニットより短いコーン型で、胴体との付け根部分がくぼんでいた。[10] 全高は頭部のアンテナを入れて1.29メートル[5]、アンテナを除くと0.97メートル。[3] R5ユニットはより高度な性能を持つR2ユニットの廉価版であるため、故障頻度が高く、態度が悪いものが多かった。R5ユニットは頭部に小さな丸いフォトレセプター、胴部に修理用アームとシステム・リンケージ、リチャージ・カプリング[3]、バート音響信号装置を備えた。[12]
銀河帝国が所有したR5ユニットのR5-PHTは、頭部のフォトレセプターの下にカーネル・オプティカル・ホログラフィック・プロジェクターを搭載していた。[9]
歴史[]
R5ユニットはインダストリアル・オートマトン社によって製造されたR2ユニットの安価版であり[3]、銀河共和国時代の末期には既に世の中に出回っていた。[6]
確認されているユニット[]
登場作品[]
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- ↑ 2.0 2.1 スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- ↑ R5-D4 - 公式データバンク
- ↑ 5.0 5.1 U9-C4 - 公式データバンク
- ↑ 6.0 6.1 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- ↑ 7.0 7.1 クローン・ウォーズ – 特務分隊結成
- ↑ クローン・ウォーズ – グンガンの将軍
- ↑ 9.0 9.1 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
- ↑ 10.0 10.1 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
- ↑ フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~
- ↑ 12.0 12.1 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー