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R5-K6共和国再建のための同盟レッド中隊に仕えたR5シリーズ・アストロメク・ドロイドである。T-65B Xウイング・スターファイターに乗り込み、銀河帝国との内戦に参加した。0 BBY当時、衛星ヤヴィン4に配属されていたこのアストロメク・ドロイドは、帝国からデス・スター設計図を奪取するために惑星スカリフ軌道における戦いに派遣された。R5-K6は、レッド・リーダーガーヴェン・ドレイス操縦するXウイングに搭乗し、シールド・ゲートの外で帝国宇宙軍交戦した。R5-K6とドレイスはこの戦いを生き延び、ヤヴィン4に帰還した。

それから間もなく、帝国はデス・スターをヤヴィン星系へ送り込み、反乱軍の秘密基地を衛星もろとも破壊しようとした。R5-K6は再びドレイス隊長の機体に搭乗し、設計図をもとに考案されたデス・スター破壊作戦に参加することになった。レッド中隊のXウイングとゴールド中隊Yウイング・ボマーバトル・ステーションの弱点である排熱孔を目指したが、その過程で多くのパイロットとアストロメクを失った。ドレイスとR5-K6も排熱孔に続くトレンチに突入したが攻撃に失敗し、シス卿ダース・ヴェイダーTIEアドバンストx1に背後をとられ、撃墜されてしまった。

経歴[]

レッド中隊のドロイド[]

R5-K6は[2] インダストリアル・オートマトン社によって製造されたR5ユニットアストロメク・ドロイドであり[3]銀河内戦が繰り広げられていた時代に、共和国再建のための同盟に仕えた。このドロイド衛星ヤヴィン4グレート・テンプル基地を拠点とする[4] マサッシ・グループ[5] の一員であり、同盟軍スターファイター隊に所属していた。R5-K6はT-65B Xウイング・スターファイターによって構成されるレッド中隊に割り当てられ、レッド・リーダーを務める反乱軍パイロットガーヴェン・ドレイスの機体に搭乗した。[4]

スカリフの戦い[]

Garven Dreis Scarif

R5-K6はドレイスとともにスカリフの戦いに参加した

0 BBY[1]、“ローグ・ワン”を自称する反乱軍の分隊が、帝国の超兵器デス・スター設計図を奪取するため惑星スカリフ帝国安全管理施設に潜入し、スカリフの戦いを引き起こした。戦闘勃発の知らせを受け、ラダス提督率いる同盟宇宙軍はローグ・ワンを援護するためヤヴィン4からスカリフ上空へハイパースペース・ジャンプした。R5-K6とガーヴェン・ドレイスをはじめとするレッド中隊のXウイングも、攻撃チームの一員としてブルー中隊ゴールド中隊[6]グリーン中隊[5] と一緒にスカリフの軌道に駆けつけた。[6]

スカリフの星系に到着してすぐ、ブルー中隊はローグ・ワンに航空支援を提供するためシールド・ゲートを通過し、大気圏内に突入した。しかしすぐに惑星シールドが閉鎖されたため、レッド中隊をはじめとする残りの戦力は、シールド・ゲートの外に配備された帝国宇宙軍インペリアル級スター・デストロイヤーTIE/ln制宙スターファイターとの交戦を開始した。反乱同盟はこの戦いで多くの犠牲者を出したが、なんとか設計図の奪取に成功し、R5-K6とドレイスをはじめとする生存者たちは帝国の攻撃を逃れてハイパースペースへ脱出した。[6]

ヤヴィンの戦い[]

スカリフの戦いの直後、帝国は反乱軍の秘密基地がヤヴィン4にあることを突き止め、デス・スターをヤヴィン星系へ差し向けた。一方、反乱軍は手に入れた設計図を解析してバトル・ステーションの弱点を割り出し、破壊作戦を立案した。R5-K6は再びガーヴェン・ドレイスが操縦するXウイング・スターファイターに乗り込み、レッド中隊の一員として、ゴールド中隊のBTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマーとともにグレート・テンプルから出撃した。彼らの任務は、デス・スターがヤヴィン4を照準に収める前に、その弱点である排熱孔を攻撃することだった。当初、R5-K6の所属するレッド中隊は、ゴールド中隊のYウイングが排熱孔へ続く子午線トレンチへ突入するあいだ、敵のTIEファイターや砲塔の攻撃を引きつける役割を担った。[4]

Dreis dies

R5-K6はガーヴェン・ドレイスと運命をともにした

ゴールド中隊の大半が排熱孔にたどり着くことができず撃墜されてしまった後、ドレイスとR5-K6の機体がトレンチに飛び込み[4]セロン・ネットレッド10)とパック・ネイコレッド12[7] がその後に続いた。しかしドレイスはアプローチの過程で僚機を失い、排熱孔に向けてプロトン魚雷を発射したものの、命中には至らなかった。トレンチから離脱した後、R5-K6とドレイスのXウイングはシス卿ダース・ヴェイダー操縦するTIEアドバンストx1につけ狙われ、破壊されてしまった。Xウイングはデス・スターの地表に墜落して爆発し、R5-K6はドレイスと一緒に最期を迎えた。その後、レッド5ルーク・スカイウォーカーが作戦を成功へ導き、反乱軍は多大な犠牲を払いつつもヤヴィンの戦いに勝利した。[4]

個性と特徴[]

Rシリーズに属す[3] アストロメク・ドロイドであるR5-K6は、ボディがと黒に塗装され、頭部に黒いセンサーを備えた。[2] また他のR5ユニットと同じく、このドロイドも全高が0.97メートルだった。[3]

制作の舞台裏[]

R5-K6は1977年に公開されたオリジナル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で初登場を果たした。[4] 2016年の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、『新たなる希望』のために撮影されたR5-K6とガーヴェン・ドレイスの映像が再活用されている。[6] 現行の正史メディアで初めてこのドロイドの正式名称に言及した媒体は、2018年ハズブロ社から発売された「スター・ウォーズ ブラックシリーズ」のアクション・フィギュア・セットである。[2] なお、スター・ウォーズ レジェンズのメディアも含めた名称の初出は、2009年にハズブロから発売された「Scramble on Yavin」アクション・フィギュア・セットである。[8]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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