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「オナカー・ギャングのこれ以上ない忠実なメンバーだからな」
―R5-P8について、ホンドー・オナカー[出典]

R5-P8キャプテンホンドー・オナカー率いるウィークウェイ海賊団が所有していた[1] R5シリーズ・アストロメク・ドロイドである。[3] R5-P8のボディはと赤に塗装され、薄汚れた頭部に歯のような模様が入っていた。また、このドロイドの頭部にはブラスター・ピストルが取り付けられていた。[1]

経歴[]

「あんたの仲間ってドロイドだったんだね。まあそうか」
「R5-P8だ。俺の考案した愛称はどれもお気に召さなくてな」
ケイ・ヴェスとホンドー・オナカー[出典]

クローン戦争中の21 BBY[8]惑星フローラムホンドーの基地にて、R5-P8と仲間のR5アストロメク・ドロイドは基地からの脱出を図る捕虜のドゥークー伯爵ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーを目撃した。[5]

銀河帝国の台頭によりオナカー・ギャングが解散した後、R5-P8は元ギャングの一員であったグウォームの率いる新たなギャングの一員として活動していた時期があった。[7] 9 BBY5 BBY[8]、R5-P8とグウォームのギャングは海賊女王レイン・マハルの財宝をめぐって密輸業者ハン・ソロチューバッカと競争を繰り広げた。[7]

3 ABY当時、R5-P8は惑星タトゥイーンにあるオナカー・ギャングの隠れ家で留守番役を任されたまま、長年に渡って放置されていた。この間、P8は古代ケピ文明の遺物である“アーキテクトの笏”の柄を忠実に保管し続けたが、留守番を命じたホンドーへの恨みを募らせていた。3 ABY、ホンドーと知り合った無法者ケイ・ヴェスが、笏を回収するため隠れ家に姿を現した。コムリンク越しにホンドーの声を聴いたP8は激怒し、ケイにヴァラキマシフの群れを差し向けたが、ケイはこの猛獣を撃退してP8をなだめた。隠れ家での目的を果たしたケイは、故障して動けないP8のために、友人のドロイド職人ゲディーク・オバズをタトゥイーンに呼ぶことに決めた。[9]

ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、R5-P8は再びホンドーの手下となり、彼の運営するオナカー・トランスポート・ソリューションズ社の一員として惑星バトゥーブラック・スパイア・アウトポストで働いていた。[6]

制作の舞台裏[]

スター・ウォーズ 無法者たち』によると、R5-P8が留守番を任されていた隠れ家は20サイクル(20年)以上放置されており、オナカー・ギャングが隠れ家から撤退した理由は帝国軍の注意を引いたためであるとされている。ゲーム本編の時系列が3 ABYで[9]、帝国の設立19 BBYであることから[8]、オナカー・ギャングが隠れ家を放棄した時期は19 BBY~17 BBY頃であると推定できる。R5-P8は3 ABYまでずっと隠れ家に取り残されていたかのように描写されているが[9]、『スター・ウォーズ アドベンチャーズ フリー・コミックブック・デイ 2019』収録の短編コミックでは、R5-P8が帝国時代にグウォーム率いるギャング団の一員として活動する姿が描かれている。[7]スター・ウォーズ タイムライン』によればこの短編の時系列は9 BBY~5 BBYであるため[8]、R5-P8が実際に放置されていた期間は『無法者たち』の描写より短いか、途中で中断期間を挟んでいたことになる。

登場作品[]

R5-P8 Art of SWTCW

ブラスターを装着されたR5-P8

参考資料[]

脚注[]