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「Aウイングがなぜ一番なのか見せてあげましょう」
タリサン・リントラ[出典]

RZ-2 Aウイング・インターセプター(RZ-2 A-wing interceptor)、別名RZ-2 Aウイング・スターファイター(RZ-2 A-wing starfighter)はクワット・システムズ・エンジニアリング社が製造したくさび形のスターファイターである。初期反乱運動銀河内戦の時代に銀河帝国との戦いで活躍したRZ-1 Aウイング・インターセプターの後継機にあたり、ファースト・オーダー=レジスタンス戦争で使用された。

特徴[]

RedAWing-Revell

レーザー砲を発射するRZ-2

エンジニアたちはオリジナルであるRZ-1 Aウイング・インターセプターのデザインを参考に新型のRZ-2 Aウイングを開発し、くさび形の機体はそのままに、さらに高速で移動できるようスラスターに改良を加えた。RZ-2の船体はチタン合金のフレームを覆う軽量型デュラスチール・プレートでできていた。このスターファイターは垂直方向に120度回転させることができるジージャ社GO-4レーザー砲を両翼に1門ずつ搭載し、さらに各6発の震盪ミサイルを積むことができるダイメック社HM-22震盪ミサイル発射装置2基(それぞれ6発の震盪ミサイルを装填可能)で武装していた。

RZ-2 Aウイングはノヴァルデクス社K-88“イベント・ホライズン”亜光速エンジンから推進力を得ており、極低温パワー・チューブから燃料を供給するクリド=マーロ社67eフュージョン・コア2基を動力源としていた。2つのエンジンにはそれぞれスラスター・コントロール・ジェット、スラスター・ヴェント・コントロールおよびスタビライザー翼が1つずつ取り付けられており、機体の操作性と安定性を保った。ハイパースペース航行時にはインコム社製のGBk-885ハイパードライブ・モチベーターを2基使用した。このハイパードライブはそれぞれ機体後方のエンジン室に設置され、二重回路によって光速ジャンプに必要な推進力を生み出した。

RZ-2 Aウイングはイリリアッド社“ブラインダー”4B2ジャミング・アレイを装備しており、敵センサーに対する妨害データを発信することができた。コックピットパイロットに提供されるフライト・システムは最先端のものが揃っており、マイクロアキシャル社LpL-849フライト・コントローラーや、照準装置のパラス社“クロスヘアー”98j精密ホロ照準器などが備わっていた。偏向シールド発生装置セイク・ハルスペース社F2E“エネルギー・アーマー”はコックピットの後ろに設置され、エンジンの過剰エネルギーを活用して機体を保護するバブルを投射した。

歴史[]

エンドアの戦いの直後に軍備縮小法案が成立したため、新共和国は非軍事化に伴いRZ-2 Aウイングの製造を大幅に縮小した。冷戦の時代、レジスタンスはその小規模な艦隊に属す主力艦MG-100スターフォートレスSF-17の護衛機として少数のRZ-2を手に入れていた。

スターキラー基地破壊作戦が成功した後、レジスタンス基地がある惑星ディカーファースト・オーダーによる襲撃を受けた。ハイパースペースから姿を表したファースト・オーダーの軍艦3隻が撤退活動中のレジスタンスを襲撃したため、RZ-2 Aウイングの中隊が艦隊防衛のため出撃する。Aウイング中隊はファースト・オーダーのマンデイターIV級シージ・ドレッドノートと戦うポー・ダメロンやMG-100スターフォートレスSF-17を補佐した。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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