TCシリーズ・プトロコル・ドロイド(TC-series protocol droid)はサイボット・ギャラクティカ社が製造したプロトコル・ドロイドの機種である。3POシリーズとよく似たヒューマノイド型の体格で、知覚種族の翻訳係として用いられた。
特徴[]
サイボット・ギャラクティカ社製のTCシリーズ・プロトコル・ドロイドは、同じくサイボット社製である3POシリーズとよく似た外見のヒューマノイド型ドロイドで[1]、全長は1.67メートル[2]、頭部に丸いフォトレセプターを2つ備えた。[4] 3POユニットには神経質で不安定な性格になりやすいという欠点があったが、サイボット社はTCシリーズでこの問題を排除しようとした。[1] TCシリーズは異なる言語を使う知覚種族間の通訳や[5]、接客係として使用された。[4]
歴史[]
32 BBYに発生したナブーの侵略当時、TCシリーズ・プロトコル・ドロイドのTC-14がトレード・フェデレーションのルクレハルク級LH-3210貨物船<サーカク>に乗り込んでいた。このドロイドは銀河共和国の特使としてやってきたジェダイのクワイ=ガン・ジンやオビ=ワン・ケノービの接客係を任された。[4]
TC-70はハットの犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレの通訳係を務めていた。このドロイドはクローン戦争中にジャバがシーヴ・パルパティーン最高議長やオビ=ワン・ケノービ[5]、賞金稼ぎキャド・ベインらと会話した際に通訳を行った。[6]
クローン戦争では、共和国グランド・アーミーの部隊がしばしば未知の言語を使う種族と遭遇したため、TCシリーズや3POシリーズなどのプロトコル・ドロイドが重宝された。TC-326はその1体であり、共和国宇宙軍所属を意味するシンボルマークが胸にペイントされていた。[1] ジオノージアンのポグル・ザ・レッサー大公が共和国の捕虜になった際、TC-326が大公とジェダイの通訳係を務めた。[3]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
- クローン・ウォーズ – 消えたドロイド
- クローン・ウォーズ – ブレイン・インベーダー
- クローン・ウォーズ – 惑星封鎖を解き放て
- クローン・ウォーズ – 邪悪なる計画
- クローン・ウォーズ – ズィロを追え!
- ベン・ケノービ老人の日誌より
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- 週刊 スター・ウォーズ R2-D2:第17号