TIE/sk x1試作型制空戦闘機(TIE/sk x1 experimental air superiority fighter)、別名TIE/sk大気圏用戦闘機(TIE/sk atmospheric fighter)、通称TIEストライカー(TIE striker)は銀河内戦中に惑星スカリフをはじめとする戦場で使用された、銀河帝国のスターファイターである。サイナー・フリート・システムズ社が製造したTIEシリーズの系統に属していた。TIEストライカーは大気圏内のミッションに特化しており、水平に配置された高速翼と巨大な中央ポッドを特徴としていた。
特徴[]
TIEストライカーはサイナー・フリート・システムズ社が銀河帝国のために製造したTIE(ツイン・イオン・エンジン)スターファイターの系統に属す大気圏戦闘特化型の戦闘機である。水平に配置された2枚の翼を特徴としており、巨大な中央ポッドを活かして補給物資や人員を軌道から地上へ運ぶこともできた。大気圏におけるミッションを目的に設計されていたが、伝統的なTIEファイターと並んで宇宙で戦うこともできた。先進的な高速翼を備えたTIEストライカーは標準仕様のTIE/ln制宙スターファイターより速く飛ぶことができた。TIEストライカーは水平の翼を傾けることでスピードを増し、戦闘モードと飛行モードの切り替えを行った。
歴史[]
帝国軍は反乱同盟軍とのあいだに繰り広げられた銀河内戦でTIEストライカーを使用した。このスターファイターは大気圏内における戦闘や重要な帝国軍基地の防衛に用いられていた。ヤヴィンの戦い以前、TIEストライカーは惑星スカリフの帝国安全管理施設に配備され、デス・スター設計図の奪取を目論む反乱軍攻撃チームと交戦。ブルー中隊のアントック・メリック将軍の機体を撃墜するなどの戦果を上げた。
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II (カイロ・レンのヴィジョンの中に登場)
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 小説版
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ジュニアノベル版
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー コミック版
- Star Wars バトルフロント
- スター・ウォーズ コマンダー (初登場)
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン 迫りくる嵐 (回想シーン)
参考資料[]
- ローグ・ワン:スカリフ - Star Wars バトルフロント - EA公式サイト
- アート・オブ・ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- スター・ウォーズ ローグ・ワン アルティメット・ビジュアル・ガイド
- スター・ウォーズ:ローグ・ワン:レベル・ドシエ
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- Star Wars THE GALACTIC EXPLORER’S GUIDE
- TIE striker - 公式データバンク