TIE/wi改造型インターセプター(TIE/wi modified interceptor)、通称TIEウィスパー(TIE whisper)はファースト・オーダーの最高指導者カイロ・レンのために設計されたTIEシリーズのスターファイターである。標準的なTIEウィスパー・スターファイターよりも火力とスピード、射程距離に優れていた。
特徴[]
カイロ・レンのTIEウィスパー
TIE/wi改造型インターセプターは、ファースト・オーダーの最高指導者カイロ・レンの正確な仕様通りに設計されたスターファイターである。そのため本機は標準モデルのTIEウィスパー・スターファイターよりも優れたスピードと射程距離、火力を有していた。サイナー=ジェイマス・フリート・システムズ社によって製造されたTIEウィスパーは、他のTIEシリーズのスターシップと同様にツイン・イオン・エンジンを搭載し、翼がソーラー・コレクターになっていた。また翼の形状は、カイロが以前に搭乗したTIE/vn制宙戦闘機とよく似ていた。TIEウィスパーは翼端に計4門のレーザー砲を搭載し、さらに翼の主要ソーラー・コレクターに挟まれた中央部にも重砲、そしてマグ=パルスおよび重レーザーの砲塔を機体下部に備えていた。ボール型のコックピットには赤いデザインが追加され、後方にはアンテナが備え付けられていた。またこのTIEウィスパーにはセンサー撹乱テクノロジーも搭載されており、ある程度のステルス能力を有した。[1]
歴史[]
火力を追い求めるカイロ・レンは、ファースト・オーダーのスターファイター・エンジニアによって作り出された最新鋭のデザインであるTIEウィスパーの専用機に搭乗した。[3] 35 ABY、カイロはこのスターファイターにシス・ウェイファインダーを取り付け、銀河皇帝シーヴ・パルパティーンの拠点である惑星エクセゴルにたどり着いた。エクセゴルに隠されていたシス・エターナルの大艦隊を目の当たりにし、パルパティーンからジェダイのレイを殺すよう命じられたカイロは、TIEウィスパーでパサーナへ旅した。カイロはTIEに乗り込んだままレイに向かって突進したが、レイは跳躍して衝突を回避しながらライトセーバーで機体を傷つけ、墜落させることに成功した。[2]
登場作品[]
参考資料[]
Star Wars: The Rise of Skywalker – Teaser スター・ウォーズ公式YouTube チャンネル- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション
- スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション
- スター・ウォーズ ビークルのすべて(第2版)